シャービシックスタイルのインテリアにおすすめの照明10選

シャービシックスタイルという言葉をご存じでしょうか。

フランスの田舎のイメージのインテリアで、Vlogなどで年齢を問わず人気のあるインテリアスタイルです。こちらの記事ではシャービシックスタイルについて、どのようなインテリアか、例を挙げてご紹介します。

またシャービシックスタイルにおすすめの照明もご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

シャービシックスタイルとは

シャービシックスタイルとは、シャビーシックというインテリアのスタイルの一種です。

シャビーシックとは、英語で「着古した」や「粗末な」という意味の「shabby」と、「上品な」や「優雅な」という意味の「chic」を組み合わせた造語になります。

使い込まれた雰囲気ながらもおしゃれでエレガントなインテリアを指します 。

シャービシックスタイルは、シャビーシックの中でもフランスの田舎風のインテリアに影響を受けたスタイルです。

イメージとしては、ホワイトやパステルカラーを基調とし、木製の家具や花柄のファブリック、レースやバスケットなどの小物を使って、優しく温かみのある空間を作ります 。

シャービシックスタイルの魅力は、古くても捨てられないものや、自分で手作りしたものなど、思い入れのあるものを大切にするという点です。

また、明るく清潔感のある色合いや素材で、狭い部屋でも広く感じられるというメリットもあります。

シャービシックスタイルは、女性に人気のインテリアスタイルのひとつです。

シャービシックスタイルを取り入れたインテリアの例

それでは、シャービシックスタイルを取り入れたインテリアについて、具体的にご紹介します。

・アンティークな家具との組み合わせ

アンティーク家具は、古びた風合いや経年変化がシャビーシックな雰囲気になります。使い込まれた雰囲気ながらもおしゃれでエレガントなインテリアが作れます 。

アンティーク家具は、色や素材、形などに個性があるので、印象が強くなります。

そのため、照明や雑貨などのほかのインテリアアイテムはシンプルで落ち着いたものを選ぶと、バランスがとれます 。

また、アンティーク家具に自分で手作りしたものなどと一緒に飾ると、より温かみのある空間になります。

・パステルカラーでまとめる

シャービシックスタイルは、古くても捨てられないものや、自分で手作りしたものなど、思い入れのあるものを大切にするというスタイルです。

パステルカラーは、そのような思いを優しく包み込んでくれる色といえますね。

また、パステルカラーは、明るいカラーで、狭い部屋でも広く感じられる効果があります。

パステルカラーをインテリアに取り入れるときには、組み合わせとして木製の家具や花柄のファブリック、レースやバスケットなどの小物になります。

これらの組み合わせで温かみのある空間を作ります 。

・ダメージ仕上げ

ダメージ仕上げとは、家具や小物にあえて傷や汚れをつけたり、ペンキを剥がしたりすることで、古びた風合いや使い込まれた雰囲気を出す加工のことです 。

ダメージ仕上げによって、家具や小物に味わいや個性が生まれ、シャービックなインテリアに欠かせないアイテムになります 。

テーブルやチェストなど、大きな家具にダメージ仕上げが施されるものと、パステルカラーの小物やアンティークなシャンデリア、生花などとの組み合わせでシャービシックスタイルのインテリア空間を作ることができます。

・花柄を取り入れる

 花柄は、自然の美しさや季節感を感じさせる柄でもあります。

シャービシックスタイルは、古くても捨てられないものや、自分で手作りしたものなど、思い入れのあるものを大切にするというスタイルです。花柄は、そのような思いを優しく表現する柄と言えるでしょう。

ダメージ仕上げの家具やアンティークの小物との組み合わせで、温かみのある優しいインテリアでまとめられますね。

・自然素材との組み合わせ

シャービシックスタイルは、ホワイトやパステルカラーを基調とし、木製の家具や花柄のファブリック、レースやバスケットなどの小物を使って、優しく温かみのある空間を作ります 。自然素材は、色や形が豊富で、華やかさや可愛らしさをプラスする効果があります 。自然素材は、シャービシックスタイルのインテリアに彩りを添える素材と言えます。

自然素材は、環境にやさしい素材でもあります 。

シャービシックスタイルは古いものや思い入れのあるものを大切にするスタイルでもあります。

自然素材は、シャービシックスタイルと自然との調和をもたらす素材と言えます。

・ヴィンテージ感を出す

ヴィンテージとは、古くて価値のあるものや、過去の流行を意味します。

ヴィンテージ感のある家具やインテリアを使って、古びた風合いや経年変化でシャービシックスタイルのインテリア空間を作ります 。ものにもよりますが、ヴィンテージ感のあるインテリアアイテムばかりを使うと、全体的に暗くなったり、固いイメージになってしまいます。ヴィンテージ感の中にホワイトやパステルカラーを基調とし、花柄やレースなどの小物を取り入れることで、ヴィンテージ感と柔らかさをバランスよく演出します 。

シャービシックスタイルをインテリアに取り入れるときの注意点

シャビー・シックスタイルをインテリアに取り入れる際には、いくつかの注意点があります。詳しく見ていきましょう。

1. バランスを考える

アンティーク家具やヴィンテージ小物、ダメージ仕上げの雑貨を取り入れる際には、バランスが重要です。すべての家具が古びた印象だと、部屋全体が暗い印象になる可能性があります。古びたものと新しいものの組み合わせを検討し、バランスを取りましょう。

2.使う色を見る

 パステルや淡い色調が一般的ですが、全体が同じ色になりすぎないよう注意してください。一か所だけ見ているとバランスが把握できないので、俯瞰して全体を見てみましょう。アクセントとして使う色や模様を考慮し、空間に動きや奥行きを持たせることが大切です。

3. 布小物の使い方

布小物を上手に組み合わせましょう。フリルやレースなどのカーテンやクッションを取り入れると、シャービシックスタイルにまとめられます。シャービシックスタイルに仕上げるには、リネンや綿の素材が適しています。

4. アンティークはポイントに入れる

 アンティークアイテムは、シャービシックスタイルの醍醐味といえます。アンティークなものばかりのインテリアにしてしまうと、圧迫感が強くなったり、暗いイメージになるので、インテリアの中のポイントとして使うと効果的です。アンティークショップだけでなく、リサイクルショップやオンラインショップでも使えそうなアンティーク風アイテムはあるので、こまめにチェックしてみましょう。

5. DIYで自分だけのインテリアに

アンティークやダメージ仕上げのインテリア小物は様々なものがありますが、DIYで作ることもできます。古びた家具を塗装してリメイクしたり、アンティーク風の仕上げを施したりすることで、オリジナルのアイテムを作り出すことができます。シャービシックスタイルのインテリアに合わないと、それまで使っていたものを手放すのではなく、手を加えることでずっと生かせないかをまず考えてみましょう。

6. 全体を遠くから見る

 シャービシックスタイルのインテリアは、空間全体で調和するようにコーディネートすることが大切です。家具、アクセサリー、壁の色、床材などをトータルで考え、統一感を持たせましょう。そのためには、全体を離れたところから見ることが大事です。写真を何枚かとって、画像でインテリアを確認してみましょう。

7. 古び感の出しすぎに注意

シャービシックスタイルのインテリアは古びた雰囲気が特徴ですが、古び感を出しすぎには注意です。古びたイメージが強くなってしまうと、インテリア全体が古臭く、場合によっては清潔感も感じにくくなってしまいます。程よい古び感が、温かく居心地の良い雰囲気を生み出します。ポイントを押さえて、シャービシックスタイルのインテリアを楽しんでくださいね。

シャービシックスタイルのインテリアにお勧めの照明10選

それでは、シャービシックスタイルのインテリアにおすすめの照明をご紹介します。

アシメントリーでおしゃれな6灯のLEDシャンデリア GCH003-6

現代的なアシンメトリーなデザインの中に、真鍮のフレームと乳白色の電球が使われていて、アンティーク、ヴィンテージ、ダメージ仕上げのインテリアアイテムとの相性もぴったりです。

【スフィアシリーズ】 球状ランプΦ100mm×3灯がついた シーリングライト MCL009W-3 MCL009B-3

直線と球体のデザインがおしゃれなシーリングライト。

水平アーム部分は位置を変えることができるので、インテリアに合わせてアレンジができます。

シャープなイメージですが、自然素材のインテリアアイテムとも相性がいいですよ。

幾何学的なワイヤーの3灯ペンダントライト 銅メッキ GPN007U-3 引掛シーリング

シェード部分がワイヤーになっていて、見る位置によって変化するユニークなデザイン。アンティーク家具との組み合わせで、シャープでおしゃれなインテリア空間ができますよ。

Star ペンダントライト  パープル/ピンク/ブルー/イエロー/グリーン

パステルカラーのシェードがかわいらしいペンダントライト。子ども部屋だけでなく、一人暮らしの女性の部屋にもぴったり。古いデザインのアンティーク家具のある部屋でも、明るくあか抜けた印象に変えられます。

真鍮古美メッキが美しいレトロなテーブルライト[MST11]

1940年代をイメージしたデザインのテーブルライト。真鍮古美仕上げでちょっとレトロなカラーは、アンティークやダメージ仕上げの家具にもすんなりとなじみます。

5灯LEDシャンデリア GCH001-5SD

燭台をモチーフとしたデザインは、アンティーク家具にもぴったりで、シャービシックスタイルのインテリアとしてお部屋全体をまとめられます。布シェードの明かりがやさしくお部屋を照らします。

黒サビ風セード 真鍮ソケット ペンダントライト　MPN044

シンプルでシックなデザインのペンダントライト。ざらざらとした質感のシェードはダメージ仕上げの家具やアンティークの雑貨との相性がよく、シャービシックスタイルながらかっこいいイメージのインテリア空間になります。

テーブルライト MST031N

麻縄のシェードは自然素材のインテリアアイテムに合います。自身の愛用品と組み合わせれば、まさにシャービシックスタイルインテリアになりますね。

フロアスタンド MST033

和のテイストを感じるモダンなフロアスタンド。

ダメージ仕上げの家具やアンティークの家具などに合わせてもおしゃれな空間になりますよ。

3層からなる布セード ペンダントライト

濃茶・グレー・ベージュの三層の布のシェード。アンティーク素材や自然素材など、シャービシックスタイルインテリアを構成するアイテムとの相性も抜群です。お部屋全体を優しく照らして、癒しの空間を作ります。

照明選びでシャービシックスタイルのインテリアに自分らしさをプラスしよう

シャービシックスタイルインテリアについてお伝えしてきました。

シャービシックスタイルのインテリアと聞くとモダンで新しいイメージを持ちがちですが、アンティークや古いものとの組み合わせで、どこか懐かしくほっとする空間になります。

また古いものをリメイクしたり、長く使えるものをインテリアに取り入れることで、環境に配慮したインテリアとも言えます。

お部屋の中をすべてシャービシックスタイルに変えるのは大変ですが、まずはテーブルライトなどいつも身近にある小さな場所から取り入れてみましょう。