日本の伝統芸能である歌舞伎。その歌舞伎の用語に「男前」という言葉があります。諸説あるようですが、「男前」とは、演技の動く姿の美しさが評価の基準だったことから、動きの美しい役者のことを指すようになったようです。それ以外にも「見得」は、「見得をきる」という歌舞伎の見せ場で決めポーズをする演技のこと、「スーパー歌舞伎」は、伝統芸能の歌舞伎と最新の演出技術を組み合わせた現代風歌舞伎のこと、「黒幕」は舞台を夜に見せることを表します。
そして、役者を際立たせる照明の演出もあります。このように歌舞伎という舞台で色々な演出がされますが、それは舞台だけではなく自分の部屋も同じように演出ができます。それも自分好みに。その中でも「男性らしさ」を演出する「メンズライク」。自分を表現する手段として「メンズライクな部屋」にする男前インテリアを演出するテクニックを紹介します。
目次
[メンズライクな部屋]テクニック①
好きなモノを飾り自分らしさを表現する
メンズライクはその名の通り男らしさを表現しますが、その表現方法も色々。型にはまらず、自分の好きなモノを部屋に飾ってみるのが一番自分らしさを表現できます。例えば、家具ならテーブル、ソファ、キャビネットなどひとつでいいので、自分のお気に入りの家具を部屋に置くだけでも自分らしさを演出できます。趣味のモノなら、サーフィンが好きならサーフボードを飾ったり、キャップが好きならキャップを存分に飾ったり、アートが好きなら壁一面にアートを飾ったり。自分の好きなモノで部屋を彩りましょう。
そこにインダストリアルテイストの照明器具も加えてみて下さい。そのような照明器具なら日中でもインテリアとして絵になります。そして夜なら無骨なデザインとともに、照明器具がもたらす光と影の明暗により、落ち着きのある印象的な空間となります。このような夜の演出をすると、夜を過ごす時間が楽しくなります。ぜひそのような空間で自分らしさを堪能してください。
おすすめの照明器具①:ブロンズペンダントライト 電球有り/無し MPN051 引掛シーリング
ブロンズ色の高級感ある仕上げが印象的な鋼板セードのペンダントライトです。ダークカラーでまとめられたお部屋なら、さらにメンズライクな部屋を表現してくれます。セードのデザインもインダストリアルデザインで、電球もセードで覆われていないのでメンズライクなインテリアにふさわしい照明器具です。湾曲したデザインもブロンズ色とともに大人っぽさも演出してくれます。
ブロンズ色の高級感ある仕上げが印象的な鋼板セードのペンダントライト
光が透過しない素材のセードで、下方向に光が集まります。そういった空間全体を照らさない、照明直下の部分的な光は陰影を生み出し、シックな雰囲気のレストランのようなテーブル上に人が集う光だまりのある空間を演出できます。セード内面を白色に塗装されているため反射効率があがり、より明るくテーブル上を照らす工夫がされています。
おすすめの照明器具①:無骨すぎないソケット型ペンダントコード 電球有り/無し 引掛シーリング MPN042
ソケット部分が真鍮の塊から削り出して作られたペンダントライトです。真鍮とは、美しい光沢をもった金属で銅と亜鉛の合金となります。経年変化を楽しめるので、使えば使うほど味わい深いアンティークな雰囲気を出してくれる様子も楽しみのひとつです。また加工性に優れていることから、上品なデザインに仕上がっています。
裸電球照明はレンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせますが、インダストリアルテイストのお部屋やそれ以外のお部屋にもコーディネートしやすいのも特徴です。
ソケット部分の曲線が美しいペンダントコードMPN042
ソケット部分の曲線が無骨さを軽減させ、上品な雰囲気も感じられるデザイン。裸電球照明はレンガやアイアンなどのインテリアを彷彿とさせますが、上品なデザインのため、インダストリアルテイスト以外のテイストにも合わせやすいです。洗練されたシンプルデザイン。
[メンズライクな部屋]テクニック② 異素材のモノを取り入れる
異素材のモノを部屋に取り入れるのもメンズライクな部屋にするおすすめのテクニックです。例えば、テーブルなら天板が木材で脚がアイアンなどの金属、ソファならアームが木材で脚がアイアンなどの金属、キャビネットなら棚が木材でフレームがアイアンなどの金属、小物なら木材のスマホスタンドなど。できれば、大きな家具だけでも異素材の組み合わせですと、かなりメンズライクな部屋の印象が強くなります。さらに部屋の各スペースに小物で異素材のモノを散りばめると、メンズライクな部屋として統一感が出てきます。
この後、紹介する照明器具も異素材を組み合わせたスタンドライトです。そのようなスタンドライトなら、夜は照明器具として役割を発揮し、日中はインテリアの一部として絵となる存在となり、メンズライクなインテリアとして十分役割を果たしてくれます。
おすすめの照明器具②:木と金属のツートン LEDテーブルランプ gs1704cr (白木ナチュラル) / gs1704db (木製ダークブラウン)
ベースとヘッド部分が木材で、セードとアーム部分が金属の異素材の組み合わせのテーブルランプです。木のぬくもりが感じられる木目の美しさと高級感が漂うサテンニッケルメッキ・ブラッククローム仕上げの金属との2トーンがメンズライクなインテリアを演出してくれます。カラーは白木ナチュラルと木製ダークブラウンの2色展開。アーム部分は角度調節が可能なので、本を読んだり、お気に入りの飾りモノを照らしたり、壁を照らして反射した灯りを楽しむことができます。
木と金属のツートン LEDテーブルランプ
LEDテーブルランプは木のぬくもりが感じられる木目の美しさと高級感漂うサテンニッケルメッキ・ブラッククローム仕上げの金属との2トーンでお部屋の雰囲気を引き立てます。色は白木ナチュラルと木製ダークブラウンの2色です。
おすすめの照明器具②:ワークライト [MST034]
アームやベース部分は鋼板で、セードがガラスでできた異素材の組み合わせのアンティーク調のワークライトです。異素材の組み合わせだけでなく、鋼板によってメンズライクなテイストも出してくれています。直接明かりを照らすだけでなく、セード部分がガラス素材なので光を透過し、透過した灯りが柔らかく周りの空間を照らしてくれます。自在器も備えており、2カ所ある自在器によって高さや角度の調節ができる機能も備えています。そのため、木と金属のツートン LEDテーブルランプと同様に本を読んだり、お気に入りの飾りモノを照らしたり、壁を照らして反射した灯りを楽しむことができます。
ワークライト[MST034]
アンティーク調のワークライト。セードがガラスでできているため光を透過し、手元だけでなく柔らかな灯りで空間を照らしてくれます。2カ所ある自在器で高さや角度の調節ができます。
[メンズライクな部屋]テクニック③
ダークカラーを取り入れる
メンズライクな部屋に似合う色味は、やはりダークカラーです。例えば、古着やアクセサリーといったヴィンテージ品は非常に雰囲気を醸し出してくれます。古着ですと、ジーンズや革ジャンが代表的です。ともに味のある色味が特徴的です。こだわりのある方ですと革ジャンを壁一面に飾ったり、インテリア用のラダー(はしご)にジーンズをかけたりと、思い思いの演出をダークカラーで楽しむことができます。アクセサリーですと、シルバーが多く見受けられます。渋めのシルバーですとクールな印象が強く、メンズライクな部屋を演出するアクセントになってくれます。
そのような色味をさらに強調してくれるのが、この後、紹介するフロアライトです。革ジャンやジーンズは、直接光をあてると日焼けをしてしまうので注意が必要ですが、壁に光をあてて反射させたり床に光を灯すことで明かりが薄明るくなり、ダークカラーがより際立ちます。
おすすめの照明器具③:フロアスタンド MST038
<h2>素材は鋼板でサビ風黒色塗装を施しているので、ダークカラーでまとめた部屋を邪魔しません。デザインもスリムのため、視線が抜けやすく圧迫感を感じにくいのも特徴です。フロアライトの特徴を活かして、上方向に天井や壁を照らして奥行きを出したり、床やコーナーを照らして部屋に落ち着きをもたらすことも可能です。
まとめ :[メンズライクな部屋] 男前インテリアを演出する 3つのテクニック
メンズライクな部屋に変身させるための3つのテクニックとそれにふさわしい照明器具を紹介してきました。
舞台を魅力的にするためには、主役を照らす照明器具は欠かせません。自分の部屋も同様で、メンズライクをテーマに、自分の好きなモノをいかに魅力的に演出するかは照明器具がカギとなります。
日中は、自分の好きなモノやインダストリアルデザインの照明器具に囲まれた空間そのものを楽しみ、夜は自分の好きなモノをより魅力的に魅せるために、インダストリアルデザインなどの照明器具による光の演出を駆使してメンズライクな部屋を楽しんでください。