現在スマホや家電など、高機能で使う人を魅了する洗練されたデザインのモノが数多くあります。それらは、部屋の中に置いているだけでもインテリアとして絵になります。
さらに統一感を感じさせる画一的なデザインもあります。それらが一面に揃った様子は気持ちがいいものです。
その一方で、良い意味で洗練されすぎていない無骨な感じ、レトロな感じ、懐かしさを感じさせるデザインによって使う人の心を掴むデザインもあります。
その一つがインダストリアルデザインです。
インダストリアルとは「工業的な」という意味です。つまりインダストリアルデザインとは「工業的なデザイン」というわけです。
工業的なデザインというと、機械によって大量生産が可能な簡素なデザインをイメージさせますが、ぬくもりを感じさせる味のあるデザインもあります。そのようなデザインに加え、夜に柔らかい明かりをもたらすことで落ち着いた雰囲気を演出するインダストリアルデザインな照明器具を紹介します。
目次
インダストリアルデザインな照明器具①:ワークライトタイプ
その名の通り、作業をしたり読書をしたりするための照明器具です。デザインにこだわりをもつことで、その場所での活動がとても楽しくなります。基本的には何か作業するために集中する場所となりますので、さらに環境を整えると集中力が増すことが期待できます。
デスクで作業する場合は、チェアとの相性が大切です。チェアに腰かけてデスクに肘を置く角度が直角ですと、腕が疲れにくくなりますので、デスクの高さとチェアの座面との高さを意識することをおすすめします。さらに座面や背もたれが体にフィットするデザインですと同じ姿勢による体への負担が楽になりますので、作業負担の軽減が期待できます。チェアに頭をサポートするヘッドレストや肘を乗せられるアームもあるとさらに便利です。
また、観葉植物を置いて照明器具の明かりで照らしたり、アロマストーンやアロマディフューザーなどで集中力アップが期待できる香りに満たされたり、ジャズやクラシックなどの音楽をノイズにならない程度のボリュームで流すことで、集中力を高めることが期待できます。
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セードとベース部分が鋼板でインダストリアルなデザインながら、アーム部分が木調塗装を施しているので落ち着いた雰囲気を演出してくれます。さらにアーム部分の角度調節によって照らされる箇所の光をコントロールできるので、作業内容に合わせて光の当たり具合の調整が可能です。
インダストリアルデザインな照明器具②:テーブルライトタイプ
<h2>テーブルライトの明かりを壁に当てて反射した明かりで落ち着いた雰囲気を演出したり、壁に飾っているアートやドライフラワーなどのインテリア雑貨に明かりを当てることで個性のある空間をより演出することもできます。もちろん、ワークライト同様、作業する際にも活躍してくれるライトです。
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レトロで味わい深いデザインです。1940年代の雰囲気が感じられるフォルムに真鍮古美メッキ仕上げを施し、使い込まれたテーブルライトの風合いを出したデザインに仕上げています。
自在器は堅労性に優れた部品でアームを保持し、可動域内での角度調節が可能です。
あたたかみのある真鍮色は無骨さを軽減させ、ヴィンテージテイストのみならずアンティーク調のお部屋や家具にもマッチします。
真鍮古美メッキが美しいレトロなテーブルライト[MST11]
1940年代の雰囲気が感じられるフォルムに真鍮古美メッキ仕上げを施し、使い込まれたテーブルライトの風合いをだしたデザイン。自在器は堅労性に優れた部品でアームを保持し、可動域内での角度調節が可能です。あたたかみのある真鍮色は無骨さを軽減させ、ヴィンテージテイストのみならずアンティーク調のお部屋や家具にもマッチします。
インダストリアルデザインな照明器具③ : ペンダントライトタイプ
ペンダントライトをテーブルの上に1灯だけ吊るす場合は、一般的にテーブルの幅の3分の1程度のサイズのペンダントライトを選ぶとよいとされています。
セード部分も検討すべき部分です。透明や半透明タイプですと、セード部分からも明かりが広がり、ペンダントライトの周りを明るく照らしてくれます。できるだけ明るい雰囲気にしたい場合は、こちらがおすすめです。
一方、明かりを通さないタイプですと、ペンダントライトの下部へ明かりが集中して当たり、ペンダントライトの周りとのコントラストが明確となります。空間の明暗がはっきりとするので、できるだけ落ち着いた雰囲気を演出したい場合は、こちらがおすすめです。
ペンダントライトがスリムなタイプの場合は、ダクトレールが天井に設置されていれば、ペンダントライトを複数吊るすことで明るさが増し、視線を自ずとそこへ向けさせるだけでなく、空間にリズムも与えてくれます。
テーブルの上に設置する場合は、テーブルの幅に合わせて2灯もしくは3灯吊りとなるケースが多いのですが、ペンダントライトとの間を等間隔にすることでリズムが生まれ、心地よい空間が出来上がります。
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ごつごつとしたインダストリアルなデザインが印象的な照明器具です。真鍮の削り出し加工でつくられ、重厚感があります。凹凸あるデザインにすることでハイライトが入り、ミニマルながら素材感が際立ったペンダントライトです。1960年代アメリカの機能性と見た目の良さを両立させていたインダストリアルデザインになぞらえたソケットのデザイン。意匠であしらったグリップ部分は、当時取り付けがしやすいようギザギザにしてあったものをデザインとして取り入れました。より重厚さが増し、機械的な美しさを際立たせています。
またレザー・レンガ・アイアンなどのインテリアと相性がよく、意匠照明としてワット数を落とした電球で趣ある空間づくりにもぴったり。電球の形を変えて、照らすだけではない空間のインテリアとしても様々な表情をみせてくれます。
ダクトレールが天井に設置されている必要がありますが、使うシーンによって明るさが足りない場合は、多灯吊りにして明るさを調整してください。
使用電球に関してこちらの照明器具は口金サイズがE26、消費電力8.0Wまでの電球をご使用ください。器具に合わない電球をつけると火事や器具の破損につながりますのでくれぐれもご注意ください。
ごつごつとした工業的なデザインが印象的なソケット型 ペンダントコード
真鍮の削り出し加工でつくられ重厚感があります。凹凸あるデザインにすることでハイライトが入り、ミニマルながら素材感が際立ったペンダントライトです。
インダストリアルデザインな照明器具 まとめ
ぬくもりを感じる味のあるデザインで、夜に柔らかい明かりをもたらすことで落ち着いた雰囲気を演出するインダストリアルデザインな照明器具を紹介してきました。
洗練されたデザインは、そのデザインの美しさだけでなく、ステイタスを感じさせるデザインでもあります。部屋にあるだけで一層華やかで印象的な雰囲気を与えてくれます。
また画一的なデザインは、無駄のないデザインで統一感を出すことが容易なため、トータルコーディネートが苦手な方におすすめです。逆にいうと、個性に欠ける傾向もあります。
しかし、この2通りのデザインにはない味のある個性と愛着が湧く個性的なデザインがインダストリアルデザインにはあります。
そのようなインダストリアルデザインな照明器具を天井に吊るすだけでなく、ワークライトやテーブルライトを収納家具の棚やサイドテーブルなどにも置くことで空間全体がさらに柔らかな落ち着いた空間になりますので、ぜひ部屋づくりの参考にしてください。