階段は照明を変えることで雰囲気をガラッと変えることができます。そこで、ここでは階段の照明計画での注意点と、階段をおしゃれにするおすすめの商品を紹介します。階段をおしゃれ空間にしたい方は、どうぞご覧ください。
目次
階段でよく使われる照明器具
まずは階段でよく使われている照明器具を紹介します。
ブラケットライト
ブラケットライトは、壁に取り付けるタイプの照明器具です。
階段や吹き抜けによく使われていますが、メインの照明となるほどの明るさはありません。
手に届く高さでブラケットライトを取り付ければ、電球の交換も簡単です。
デザインも豊富なので、好みのデザインが選べます。
ペンダントライト
ペンダントライトは、天井からコードやチェーンで吊るす照明器具です。
吹き抜けのある階段で使うことがよくあります。
おしゃれなデザインのものが多く、階段をより素敵な空間にコーディネートできます。
ニッケルメッキワイヤー ペンダントライト 電球有り/無し MPN056 引掛シーリング
シンプルなワイヤーフレームがおしゃれなペンダントライト。天井に引っ掛けシーリングボディが設置されていれば、自分で簡単に設置できます。電球はありかなしかを選べます。
フットライト
フットライトは、足元を照らすタイプの照明器具です。ブラケットライトなど高い位置に設置して明るさが足りない時に、フットライトを使うことがよくあります。足元を照らしてくれるので、夜中にトイレに行くときなどに安心です。人感センサー付きにすれば、人が通った時にだけ点灯するので、消し忘れの心配がありません。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具です。天井に凸凹ができないので、空間をすっきり見せることができます。ダウンライトには、光を広げずに光を落とす集光型と、全体的に光が広がる拡散型の2タイプがあります。階段には、集光型よりも拡散型の方が適しています。
階段の照明計画での注意点
階段の照明計画を考える際の注意点を解説していきます。
安全性を最優先に考える
階段照明はおしゃれさよりもまずは安全性を最優先に考えるようにしましょう。階段の最初の1歩と最後の1歩でつまずいたり転倒したりする事故は、家での様々な事故の中でも多い事故です。
暗すぎたり、明るすぎたりすると階段を上り下りする時に危ない可能性があるので、適切な明るさの照明を選びましょう。
メンテナンスのしやすさも考える
次に大切なのがメンテナンスのしやすさです。
天井や壁に取り付けた照明に不具合があったり、電球を交換したりしたい時に手が届かないと困りますよね。寿命の長いLED電球を使い、交換する際には業者に足場を組んでもらって交換してもらう手もありますが、大掛かりな作業となり費用も高くなってしまうでしょう。脚立が立てられる場所を作ったり、手が届く場所に照明器具を付けると電球の交換がしやすくなります。
動線上にスイッチを配置
階段の照明計画を考える際、点灯・消灯のためのスイッチの位置も検討するようにしましょう。動線上にスイッチを配置することで、消し忘れの防止にもなります。また、夜中に廊下や階段を歩く時にすぐに手の届くところにあると、安心して階段の上り下りができます。
階段をおしゃれにする照明の選び方
階段をおしゃれにする照明の選び方を紹介します。
視界を意識して高さを決める
階段をおしゃれにする照明の選び方の1つ目は、視界を意識して高さを決めることです。ぶつかりそうな場所に照明があったり、光源が見えて眩しかったりすると階段の上り下りがストレスに感じたり、転倒の危険性があります。視界の邪魔にならない高さに照明を付けるようにしましょう。
例えば、壁に取り付けるブラケットライトは、階段の踏面から180cm〜200cmの高さを基準として設置すると良いでしょう。高すぎる位置に取り付けると足元まで十分に明るさが届かない可能性があり、低すぎる位置では光源が直接目に入ってしまって眩しく感じることがあるので上記の高さを意識すると良いでしょう。
ペンダントライトやシャンデリアを取り付ける場合、電球交換や修理、掃除などのメンテナンスができる高さが重要です。交換時に安定して脚立や椅子をおけるところから手が届く場所に照明を取り付けるなら、踏面から3mくらいまでの高さに光源を取り付けるのが良いでしょう。フットライトは、床から25〜30cmくらいのところがおすすめです。光源が直接目に入らず、足元を明るく照らしてくれる適切な高さになります。
テイストを決めて照明のデザインを考える
階段空間は、安全性とメンテナンスを最優先に考えて照明を選ぶべきですが、それでもおしゃれさも考えて照明器具を選びたいですよね。おしゃれな階段照明を選ぶ場合、階段空間をどのようなインテリアテイストにしたいかを決めてから選ぶようにしましょう。北欧風やモダン風など、さまざなテイストがあるのでしっかりとイメージを固めて選ぶと、理想の階段空間を作れます。
階段をおしゃれにするMotoMのおすすめ商品を紹介
ここからは、Moto Mでおすすめの階段照明にぴったりの照明を紹介します。
【スフィアシリーズ】 球状のランプがくっついたタイプ Φ100×2 ペンダントライト
アシンメトリーに配置した乳白色の上がるグローブが柔らかい光を演出する「スフィアシリーズ」のペンダントライトです。
高さを変えてレイアウトすることで、明かりを散りばめたような華やかな空間を作れます。天井の配線器具に合わせて引掛シーリングタイプとダクトプラグタイプの2タイプがあります。引掛シーリングタイプは最短1000mmから最長1700mm、ダクトタイプは最短1100mmから最長1710mまでの長さに調整することができます。階段の踊り場のように比較的天井高のあるところにおすすめの照明です。
乳白フロストガラスにより、柔らかい明かりを発します。
引掛シーリングタイプとダクトプラグタイプから選べますが、引掛シーリングの場合、以下のタイプであれば電気工事業者に依頼しなくても自分で設置できます。
- 角形引掛シーリング
- 丸型引掛シーリング
- 高荷重・耐熱型シーリング
- 埋込引掛シーリング
- ハンガー付き埋込引掛シーリング
コードの長さは自由に調整できるので、2〜3個をそれぞれ高さを変えて設置することでおしゃれな空間作りもできるでしょう。
【スフィアシリーズ】 球状ランプが離れた Φ100×2ペンダントライト MPN035-2 MPN035D-2
お店やご自宅のダイニングテーブル上などに複数台設置しておしゃれな空間にします。球状のグローブくっついたタイプと合わせて設置するとさらに素敵な空間になります。
アートな6灯ペンダントライト 銅メッキ クロームメッキ
大きさの違う長方形を6つ螺旋階段を描くように組み合わせた照明です。コードの長さに高低差のリズムをつけているので、立体的で高さがあるシンボリックな存在感を発揮しています。大小の大きさがあるセー度を組み合わて重なったデザインは、メロディーを奏でるようにインパクトが強いです。全長は100cmあり、階段の主役としても目立つ存在感があります。取り付けは両脇に金具がついている「引掛埋込ローゼット」が最も簡単に取り付けできます。角形引掛シーリングなどでも取り付けはできますが、天井に取り付け金具を設置するために壁に穴を開ける必要があります。
アートな6灯ペンダントライト 銅メッキ クロームメッキ 埋込引掛ローゼット
大きさの違う長方体を6つ螺旋階段を描くように組み合わせ、さらにコードの長さに高低差のリズムを付けているので立体的な質量と高さがあるシンボリックな存在感を発揮する6灯ペンダントライト。大小の大きさがあるセードを組み合わせた重なりはまるでメロディーを奏でるようにインパクトが強く洗礼されたセードを見るように視界を楽しませます。
ビンテージテイスト クリアガラス 1灯 ブラケットライト GBK002
ヴィンテージテイストの1灯ブラケットライトです。落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスセードが特徴的です。真鍮古美メッキカラーのアーム部分とソケット、ビンテージテイストのクリアセードが程よいヴィンテージ感を出しています。白熱電球のような趣のあるLEDクリアランプを使用しているので、温かみのある階段空間を作りたい方におすすめです。ガラスセードには重厚感があり、ガラスのエッジは面取り処理してあるので手で触れて怪我する心配もありません。丸みをおびた加工がエッジ部分にまで光が広がっているように見えます。
ビンテージテイストのブラケットライト
落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスセードがポイント。ビンテージテイストのセードが、程よいヴィンテージ感を演出します。壁に設置するライトで、電気工事が必要です。
【スフィアシリーズ】 球状ランプΦ65mm×3灯ついたブラケットライトMBK037W(B)-3
コンパクトでミニマルな直径6.5cm球状の乳白フロストガラスが特徴のスフィアシリーズのブラケットライトです。
天井に合わせてベース部分を黒か白のどちらかを選ぶことができます。
階段の壁などに設置して、電球色の明かりをほんのり照らして空間を温かみのある雰囲気に選出してくれます。
縦向きにも横向きにも取り付けられます。
設置するには、電気工事業者に依頼して設置してもらうようにしてくださいね。
まとめ:階段の照明計画での注意点と階段をおしゃれにするおすすめ商品
階段の照明計画での注意点と階段におすすめの照明を紹介しました。階段は、照明の選び方によってよりおしゃれな空間にすることができます。これまで解説したことを参考に、おしゃれな階段照明を選んでみてくださいね。