おしゃれなレストランやバーに行き、素敵な照明を見て「これを自宅で真似できたら、おしゃれな部屋になりそう。」と思ったことはありませんか?
しかし、「奇抜な照明器具を自宅に取り付ける勇気がない」、「キラキラして、自宅には合わないかも」と諦めてしまう方は多そうです。
店舗用の照明器具を設置するには、実はひと工夫必要。それさえクリアできれば、いつもよりセンスの良い、ワンランク上のインテリアが楽しめるでしょう。
まずは、店舗用の照明は、どのようなものがあるか、みてみましょう。
店舗用によく使われる照明の種類
ペンダントライト
1灯もしくは多灯使いができる、コードを下げて垂らす照明です。テーブルの上に垂らすことが多いですが、室内の隅、または吹き抜け空間に何灯も垂らすこともあります。店舗では、意匠的な要素も大きいので、何メートルもの長さがあったり、横幅も大きかったり、素材も金属やガラスの一般的なものから、流木・紙・羽などの意表を付くようなものまであり、デザインも豊富です。
シャンデリア
主に、ガラスや布でセードができていることが多く、多灯になっており、ゴージャスな空間を作り出す照明です。天井が高い場所や、吹き抜け空間で効果を発揮します。大きなものになると、ホテルの大広間に何百灯もの煌めきを与え、豪華さを演出するなど、大規模なシャンデリアも存在します。
スポットライト
光を一点に集中させ、対象物を照らして目立たせる照明です。壁にある絵やポスターを目立たせたり、デザイン性のあるオブジェにスポットを当てたりし、人の興味を対象物に向かわせる効果があります。店舗では、ダクトレールを十字、もしくは何本も這わせていき、何灯もスポットライトを設置して、自由に対象物を照らせるようにしています。テーブルの上の料理を照らす主照明として使用している場合もあります。
木目調ダクトレール用スポットライト
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライト。光の方向を自由に変えることができ、壁に飾ってある絵やオブジェを照らすことができます。部屋の一部やインテリアを引き立たせるように照らすことができるのが特徴の照明です。
直管・テープライト
主に間接照明として、光源を見せず、壁を照らすために使用される照明です。上向きに照らすコーブ照明、下向きに照らすコーニス照明があります。照明器具が見えないため、幻想的な空間を作り出すことができます。直管は繋ぎ目ができないよう、隙間なく設置する必要があります。テープライトは、軽量なため、壁を這わせたり、斜めの場所にも這わせたりすることもでき、使い勝手も良いです。
店舗用の照明を自宅で使うときの注意
店舗用の照明を、そのまま自宅で使うと、失敗することもあるので、先に注意事項を知っておくことが大切です。
眩しすぎる
店舗用照明は、非現実空間を演出するのに使用されることもあるため、日常生活以上の明るさの照明器具を設置していることもあります。例えば、目がチカチカするほどの煌めき感を与えるシャンデリアやペンダントライトを、リビングに設置すれば、リラックスして過ごすことができません。また、大きい器具は通常の天井高の部屋に吊り下げると、圧迫感を感じるでしょう。テレビに乱反射して、画面を見ることができないリスクもあります。
暗すぎる
眩しすぎる場合と同様に、非現実空間を演出するための照明器具は、自宅では十分な照度を確保できない場合もあります。バーのような空間ではちょうど良いかもしれませんが、自宅では本を読めない、勉強ができない、など作業ができないレベルの暗さかもしれません。器具の光量をチェックし、自宅でも明るさが足りるかどうかを検討しましょう。
デザインが奇抜すぎる
店舗で見た時に、一目惚れをし、即購入して自宅に設置すると、デザインが奇抜すぎて浮いてしまう、という可能性もあります。部屋のインテリアに合うのか、もしくは模様替えの一つとして取り入れるのかもよく考えてから購入すべきです。裏を返せば、その個性的なデザインで、部屋の雰囲気をガラッと変えることができる、アクセント的な役割を担うこともあります。
店舗用の照明を自宅で使うアレンジ方法
店舗用の照明でも、上手に自宅用にアレンジすれば、センスある部屋作りができます。そのアレンジ方法をお伝えします。
小さめのものを3灯連続で使用する
例えば、ペンダントライトの場合、1灯だけではしっくりこない、また浮いてしまう場合でも、3灯連続で使用すれば動きと統一感が生まれ、個性を失わずに空間に馴染みます。これは照明だけでなく、小物や絵をディスプレイする場合にも使えるテクニックです。
部屋の隅で、アクセント的に使う
ペンダントライトやシャンデリアを設置する際、天井高が普通の高さの場合には、圧迫感を感じることもあります。部屋の隅であれば、通路として使うこともないので、動線を妨げず、邪魔になりません。また、部屋の一番奥に設置することにより、目線が遠くに行き、部屋が広く見える効果も期待できます。
寝室のサイドテーブルに垂らす
寝室のサイドテーブルにペンダントライト。あまり一般的ではない使い方かもしれませんが、モデルルームなどではよく使われる手法です。小型のペンダントライトは、ダイニングテーブルやキッチンのカウンターに設置するイメージですが、サイドテーブルに設置することにより、コードは長くなりますが、動線を邪魔しないため、頭にぶつかる可能性は低いです。金属灯の素材であれば、下にだけ光が届き、読書灯として使用することができます。
間接照明を使う
最も店舗用の照明の良さを活かせる手法です。照明器具を見せないということで、シンプルに非日常感を演出できます。壁に凹凸のある素材を使うと、さらに効果的です。照明器具でなく「光」に焦点を当てた手法です。
下から照らす
人間は、上からの光には慣れていますが、下からの光には非日常感をおぼえます。なぜなら、古代から太陽光を浴びて生活をしてきたからです。その習性を活かして、植物の裏に照明を仕込んだり、壁にスタンドライトの光を当てたりし、下からの光を作り出すことで、幻想的な光景を生み出します。
おすすめの店舗用の照明
おすすめの店舗用の照明をご紹介します。
LEDシャンデリア 12灯 GCH005-12
メタルセードの反射板が特徴的なインテリア照明です。ミラーボールのような見た目は圧倒的な存在感を持ち、お部屋をゴージャスに演出してくれます。天井から吊り下げるワイヤーが透明でまるで宙に浮かぶ光の粒子のようです。
メタルセードの内側にある本体の小さなLEDランプが発光することで光を拡散しています。LEDランプは長寿命で消費電力が少ない口金G9を12個使用しています。光源寿命が約20,000時間で毎日10時間点灯しても約5年ご使用いただけます。さらにランプの交換ができます。
G9LEDランプは小さい粒のSMDタイプを採用。点光源の多灯発行で各方向を照らすことができるので天井や壁に反射した光が映りきらびやかな印象を演出します。メタルセードは取り付けた後にお好みの形状に折り曲げられるので、オリジナルの形を作る事ができます。それぞれの化粧板を偏りがないようにバラバラの方向に曲げていくことでバランスの良い形になります。
シャンデリアは空間を華やかに演出する照明です。友人や客人をもてなすリビングでは白と黒で統一されたリビングや高級感あるお部屋にベストマッチ。明るく、華やかな雰囲気を作り出すことで会話も弾みます。お部屋のワンポイントとしてダウンライトやシーリングライトなどの主照明と組み合わせて空間の華やかさ、そして快適さをグレードアップします。夜は主照明を消してシャンデリアだけを点灯した状態にするとゆったりとした雰囲気を楽しめます。
内側からきらきら光る 12灯LEDシャンデリア GCH005-12
メタルセードの反射板が特徴的なインテリア照明。ミラーボールのような見た目は圧倒的な存在感を持ち、お部屋をゴージャスに演出してくれます。天井から吊り下げるワイヤーが透明でまるで宙に浮かぶ光の粒子のようです。
スモークガラスのセード 1灯ペンダントライト 幅φ30cm GPN002
シックなスモーク仕上げのガラスとワイヤー吊りにより、スタイリッシュなムードを演出してくれます。エンボスのテクスチャがガラスの煌めきを際立たせます。
LEDクリアランプは、フィラメントがキラリと光り、淡い優しい光でお部屋を照らしてくれます。
器具の全長は、ワイヤーの長さを調節することで、1150mm~1850mmの範囲で調整できるます。3灯垂らすなどし、ワイヤーの長さを各々変えることにより、より個性を引き出すこともできます。
スモークガラスのセード 1灯ペンダントライト 幅φ30cm GPN002 引掛シーリング
エンボスで煌めきを際立たせるスモークガラスセード。エンボスのテクスチャがガラスの煌めきを際立たせます。スタイリッシュなムードを演出してくれます。
まとめ
店舗用の照明テクを上手に使えば、自宅でもワンランク上のインテリアを目指すことができます。雑誌で素敵な店舗の照明の写真を切り取ったり、実際におしゃれな店舗に足を運んで、店員さんに使用している照明器具を教えてもらったりし、自分の好きな照明器具や照明効果をまとめてみるのもよいですね。ぜひ自宅にも店舗用の照明の良さを取り入れてみてください。