子どもの勉強する場所は、今流行りのリビングがよい?それとも、今まで通り、子ども部屋がよい?
これは、子どもがいる家庭ならば、避けては通れない、永遠に決着が付かないテーマです。
昭和30年代頃までは、大家族で住んでおり、兄弟姉妹の数が多かったので、個室を与えられることは少なく、物理的に居間で勉強するのが当たり前でした。
しかし、昭和40年代になると、核家族化が進み、子どもは2〜3人の家庭が多く、独立した寝室や子供部屋を確保できるようになりました。そして、勉強は子供部屋でするのが主流に。
平成に入ると、少子化が進み、平成17年には出生率は1.26に(厚生労働省 「人口動態統計」より)。子どもの数が少なくなると、1人の子どもに対する教育費もかけられ、塾に通わせたり、中学受験をさせたりする熱心な家庭も増えました。夕食を準備しながら、目の届く範囲で勉強させたいワーキングマザーと、母親と過ごす時間を取るために、リビングで学習したいという子どもが多いため、世相を反映してリビング学習もメジャーになっていきました。
しかし、一番大切なのは、子どもに適した学習スペースを作ること。リビングで勉強するのが合っているのか、それとも個室を与えた方が伸びるのか?その子の性格を分析して、合っている方を選びましょう。
リビング学習派
リビング学習をした方がよい子どもは、次のような場合です。
●寂しがり屋さんタイプ
寂しがり屋の子どもは、個室にこもって、自分一人で作業すると、静かな環境が逆に落ち着かず、音楽をかけたり、部屋をぬいぐるみやポスターで飾り過ぎたりと、部屋を賑やかにしがちです。そうすると、個室では逆に集中できなくなります。リビングにて、親子で話し合いながら学習すると、「勉強は楽しい!」と思えるでしょう。
●誰かと話して考えをまとめたいタイプ
誰かと話しながら、自分の考えをまとめたい子どもは、口に出してアウトプットすることにより、より明確に頭の中を整理します。一人だと、なかなか自分の考えを整理できず、時間だけが過ぎていってしまいますので、問題を解く過程や解答の解説を親子で話し合いがなら、学習するとよいですね。
●親の帰りが遅く、親と話す時間が少ないタイプ
親が仕事で帰りが遅く、親と話す時間が少ない子どもは、学習することよりも、親とコミュニケーションをとる時間を確保したい場合が多いです。コミュニケーションと学習する時間を両方確保できない場合は、学習しながら、または学習時間の合間に、学校であったことを話したり、今興味を持っていることを話したりできると、親子とも満足感が得られ、気持ちも落ち着き安定します。
●一人だと、ダラけてしまうタイプ
子どもの場合は、いろいろなことに興味を持ち、また、集中できる時間も大人より断然短いため、一人でいると、どうしても自分を甘やかしてしまいます。リビングで声がけをしてもらったり、すぐに質問ができたりするような環境であれば、短時間で集中して学習することができます。
●面倒くさがりのタイプ
面倒くさがりの子どもは、今やっている楽しいこと(リビングでゲームをする、漫画を読む、テレビを見るなど)を中断して個室へ行くのも面倒くさく、ハードルが高いです。さらに個室が戸建ての2階であれば、もっと個室へ向かうことが面倒に感じます。リビングに机があれば、一歩二歩で学習できる環境にたどり着き、学習が日常の中に組み込まれていきます。
個室学習派
個室学習をした方がよい子どもは、次のような場合です。
●一人で集中して物事を考えたいタイプ
一人が好き、または一人で集中して物事を考えたい子どもは、個室でゆっくりと、自分のペースで教科書をめくったり、自分が理解できていない箇所を見直したりと、内省にかける時間を増やした方がよいでしょう。個室にはテレビやラジオなどの音の出るものも置かずに、勉強に集中できる環境を整えたいですね。
●誘惑に負けやすいタイプ
誘惑に負けやすい子どもは、リビングにいると、ゲームやテレビをやりたい衝動を抑えにくいです。自分が先にリビングで学習していて集中していても、他の兄弟がゲームやテレビを見ていたら、どうしても画面に目がいってしまうでしょう。個室であれば、テレビやゲームを持ち込まず、漫画も置かずに、勉強に集中できる空間を作ることができます。
●受験期
受験生は、夜遅くまたは朝早く、家族との生活パターンが異なる可能性もあるため、個室の方がよいでしょう。リビングは、つい長時間、家族がやっているゲームやテレビを見てしまったり、SNSを見てしまったりします。誘惑のあるものは、個室には持ち込まないのがベストです。また、風邪が流行る時期には、リビングにいる時間を少なくし、体調を整える対策の一つです。
このように、子どもの性格などにより、リビング学習が合っているのか、それとも個室学習が合っているのかに分かれますので、試しながら、合う方を見つけていくのがよいですね。
子どもに適したデスクライト
机に向かって学習する際には、デスクライトが必要になります。今回は、子どもが学習するために適したデスクライトをご紹介します。
マルチリフラクションデスクライトGST008
●目が疲れにくい
ブルーライト45%カット(※当社比)のため、目の疲労を和らげます。ブルーライトは、目の奥まで届く強いエネルギーの光で大量に浴び続けると、目の疲れや痛みの原因になると言われています。
●文字が見やすい
色温度5700K(昼光色)は、日中のさわやかな光。集中力を高め、勉強やオフィスにぴったりです。色温度とは光の色のことを言います。
●影ができにくい
多関節アームでセードの位置調整ができ、気になる影を解消。ストレスなく使用できます。
●明るい
JIS規格AA形相当で明るく、均一に机上を照らせるため、明るい所と暗い所の差がなく、使用時に目が疲れにくいです。
●自然光に近い光
対象物を自然な色合い(Ra97)で見ることができ、絵を描く時などに使えます。太陽光はRa100、この数値に近いほど自然光に近いです。
●温度計・湿度計搭載
ウィルス対策として、温度計と湿度計を見ながら、部屋の温度と湿度を管理できます。
その他、多機能で使いやすくなっている点がいくつかあります。
スマートフォンやデジカメ・タブレットなどUSBケーブルからの充電機能を持った電子機器5V 2.1Aまで充電することができ便利です。
操作はタッチするだけで点灯・消灯ができます。背面のボタンで時計・日付の細かい設定ができます。パネルには時計・カレンダー・温度計・湿度が表示されます。
また、タッチスイッチをさわるだけで、明るさが切り替えられます。明るさ5段階まで調節でき、お好みの明るさにあわせて変更できます。
3関節構造で自由に角度が調節できます。座高に合わせて光の角度調節がしやすく、身長が伸びるお子様様にもぴったりです。
目にやさしい照明 ブルーライト45%CUT(当社比)/マルチリフラクションデスクライトGST008
ブルーライト45%カット(※当社比)のため、目の疲労を和らげます。ブルーライトは、目の奥まで届く強いエネルギーの光で大量に浴び続けると、目の疲れや痛みの原因になると言われています。
マルチリフラクションデスクライト
3関節クランプタイプGST012CL
ほぼ機能はGST008と同じですが、クランプタイプとなっているので、机の端に設置するため、台座がなく、机上面を広く使うことができます。たくさん教科書やノート、参考書を広げたい場合や、机が小さくて少しでもスペースを有効に使いたい場合は、このクランプタイプもおすすめです。
マルチリフラクションデスクライト3関節クランプタイプGST012CL
ブルーライト45%CUT(当社比) で目の負担が少ないです。クランプタイプだから、場所をとらないので机を広く使えます。
まとめ:子どもに適した学習スペース
勉強する場所は、リビングがよいか、それとも個室がよいかは、子供の性格や年齢によっても向き不向きがあります。わからない場合は、両方試し、その子どもにとって最適な学習スペースを作ってあげてくださいね。