ウォールランプの種類や選び方・おすすめ10選

おしゃれなホテルやレストランなどでも見かけることのある壁面照明・ウォールランプは、空間のアクセントにもなりインテリアを格上げしてくれるような存在感が魅力です。ここではそんなウォールランプの種類や選び方などについてご紹介します。

ウォールランプとは

ウォールランプとは、その名の通り壁面に取り付けて使用する照明のことです。

リビングやダイニング、寝室などの他に、階段や玄関、屋外照明などにも用いられます。

基本的には配線の電気工事が必要なので、ご自身では取り付けせずに、電気工事士に依頼して取り付けてもらいます。ただし、最近ではコンセントプラグ式のタイプもあるので、その場合には配線の工事は不要です。

ウォールライトのメリット

ウォールライトのメリットは壁面に取り付けて間接照明として取り入れられることです。

シーリングやペンダントライトなどの照明は天井から床方向や部屋全体に明かりが広がります。一方で、ウォールライトは壁面に設置するので光の広がり方が異なります。そのため、空間に奥行きが生まれたり、メリハリのある印象にライティングしたりと、さまざまな用途でインテリアに役立てることができます。

ウォールランプの種類

ウォールランプやブラケット照明には、下や上の方向へ照らす間接照明や、電球が覆われていて全方向へと明かりを照らすタイプがあります。また、アームがあるタイプと壁から直接出るタイプもあります。

ウォールランプが照射する方向やデザインなどは、設置場所や用途目的に応じて選びましょう。

高さや場所などによっては取り付けられる照明が限られてしまうこともあるので、設置可能か事前確認することがおすすめです。

ウォールランプとブラケットライトの違いは

ウォールランプとブラケットライトはどちらも壁面に取り付ける照明です。

ウォールランプの中でも、突き出しのランプ受けタイプをブラケットと呼びますが、日本ではウォールランプと言えば一般的にブラケット照明のことを指します。

ウォールランプの設置場所と選び方

リビング

リビング照明と言えば一般的に想像されるのはシーリングやペンダント、フロアスタンドなどですが、ウォールランプもリビングでも使用されます。

スポット的に照らして空間をゾーニングしたり、必要な場所に明かりを加えることができます。一人がけソファーやチェアなどの読書空間を優しく照らしたり、お気に入りのオブジェなどをピンポイントで照らすのにもおすすめです。

寝室

ウォールランプは寝室では読書灯のようにしようしたり、ベッドサイドやヘッドボード近辺に設置されることがおおいです。寝室で使用する場合には、眩しすぎない柔らかな明るさになるよう、使用環境に合わせたデザインや色を選びましょう。調光機能付きで、明るさやライトの色を調整できるタイプもおすすめです。

廊下や階段

廊下の照明には多くの場合、天井からのダウンライトかもしくはウォールランプなどを使用します。

廊下が長い場合には設置感覚にも注意が必要です。また、扉の開閉の際にも邪魔にならないように安全性にも配慮しましょう。

階段に設置する場合には、手すりとのバランスも考えて、生活動線を邪魔しない場所や高さに取り付けましょう。

インテリアが寂しく感じる時などにも階段への設置はおすすめです。

玄関（屋内・屋外）

玄関照明の多くはダウンライトかもしくはウォールランプになっています。玄関の広さによっては、より省スペースで邪魔にならないように、ウォールランプはアームタイプではなく直けタイプを選ぶのもおすすめです。

屋外の玄関照明として取り入れる場合には、防犯面にも役立ちます。人感センサータイプなども人気です。

ウォールランプの注意点

取り付け場所

ウォールランプやブラケット照明は壁付けなので、生活動線や家具のレイアウトなども意識して取り付け場所を考えなくてはいけません。

例えば、ドアを開くとぶつかってしまったり、角を曲がると体をぶつけてしまうような場所への設置はしないように気をつけましょう。また、玄関ホールや吹き抜けなど天井の高さのある場所では、現実的にメンテナンス可能かも考慮するのがおすすめです。

取り付け高さ

天井に取り付けるシーリングやペンダントライトと異なり、ウォールランプやブラケット照明を取り付ける際には、設置場所の高さにも注意しましょう。

壁面からアームとシェードが出るので、あまり低い位置では肩や頭をぶつけてしまう可能性もあります。

床面から約2メートルくらいの高さを目安にしましょう。

ただし、寝室など座った状態に合わせて使用したい場合や天井高のある吹き抜け用の場合には、上記の目安とは異なりますので、使用環境にあわせた計測や設定が必要です。

取り付け工事

ウォールランプやブラケット照明は、基本的には電気工事と取り付け工事が必要です。有資格者による取り付け工事が必要なので、電気工事士へ依頼をします。その際には取り付けたい場所の候補をいくつか考え、高さや間隔なども含めて相談をしましょう。

ごく稀に壁の中の配線とつなぐ必要がないコンセントプラグタイプもあり、その場合には電源はコンセントから取ることができます。ただし、壁の中に配線を隠すことはできないので、コードは見えてしまいます。

よりすっきりとした照明インテリアにしたい場合にはやはり配線の工事がおすすめですが、賃貸住宅などでの使用を希望する方にはコンセントプラグタイプも人気です。

タイプ別・ウォールランプのおすすめ10選

ウォールランプやブラケット照明のおすすめ10選を、直付けやアームタイプなどタイプ別にご紹介します。

直付けタイプのウォールランプおすすめ5選

2灯ブラケットライト

鋼板のベースに乳白フロストのガラスカバーが2灯ついた【スフィアシリーズ】 の球状ブラケットです。

ベッドサイドなど視界にはいりやすい場所に設置しても圧迫感のないデザインが魅力です。

電球も剥き出しになっていないので、眩しく感じづらいのも特徴です。

1灯ブラケットライト

【スフィアシリーズ】の1灯ブラケットはベースが大きすぎないので、場所を選ばずに設置しやすいのが特徴です。ころんとかわいい球体デザインで、インテリアにも馴染みやすく人気です。乳白色のフロストガラスを通した光は優しく落ち着いた空間を演出してくれます。

3灯ブラケットライトスフィアシリーズ

【スフィアシリーズ】には1灯・2灯ブラケットの他に3灯タイプもあります。ベースの幅は36センチになるので、、照射範囲はアップしつつ、邪魔になりすぎないちょうど良いサイズ感が魅力です。

鋼板×乳白シェードのLEDミラーライト”astro”

ホテルライクな雰囲気の直付けウォールランプは、洗面所のミラーサイドなどに好相性。鋼板×乳白シェードの組み合わせは、シックで品の良い空間を演出してくれます。

設置する向きは縦向き横向きどちらにも取付け可能です。

ビンテージ風・真鍮ブラケット

クリアガラスのシェードとヴィンテージ風なアームパーツのデザインで、空間のアクセントにもおすすめです。
真鍮古美メッキの落ち着いた風合いがおしゃれな、ヴィンテージテイストデザインが魅力です。

リーディングライトおすすめ3選

ベッドのヘッドボードに穴をあけて設置するリーディングライト。コンセントタイプのため、壁面(取付面)の裏側から器具固定するため、施工と配線の空間が必要です。壁付けする場合はコンセントプラグの線を切って直付け結線する必要があります。設置は電気工事業者にご依頼ください。

LEDリーディングライト（読書灯）”astro”

こちらは壁付に設置するより、ベッドのヘッドボードに設置がおすすめのリーディングライト。可動式アームなので、ベッドで読書したい時には便利に手元を照らすことができ、睡眠時にはベッドサイドへ移動させることのできる利便性の高さで人気です。設置の際に、コンセントを切って直付け結線する必要があるので、電気工事業者に依頼の上、設置ください。※直付け結線した場合は、保証対象になりませんので、ご了承ください。

LEDリーディングライト（読書灯）GBK009

スポットのように手元を照らしてくれる直付形LEDリーディングライトで、角度調整も可能です。

そのため、読書灯としての用途の他に、アクセント照明としてライティングに取り入れるアレンジ活用も可能です。

コンセントプラグタイプなので、ベッドのヘッドボードへの取り付けができます。

直付け型スクエアLEDリーディングライト(読書灯)

ヘッドボード取り付けできる直付け型のリーディングライトは、ベッドの上で動いた際に頭や腕などをぶつけないシンプルですっきりとした設計が特徴です。ガラスシェードなどでは危ないですが、アルミ製なのでぶつかっても割れないので安心です。

まとめ

ウォールランプやブラケット照明は、間接照明としての用途も人気ですが、スタンドなどフロアランプのように気軽に設置場所を変えることはできません。

電気工事士による取り付けの前に、安全性や生活動線に支障がないかどうかのチェックを忘れないようにしましょう。

あると便利な、痒い所に手が届くような快適な利便性がウォールランプの大きな魅力です。

だからこそ、より快適に過ごしやすい空間になるように、ウォールランプのライティング効果を活用しましょう。