「スポットライトのある空間には憧れるけれど、ちょっとハードルが高いかな。」「場所も取りそうだし、器具自体に圧迫感があって、我が家では浮いてしまいそう。」「店舗照明のような、棚を照らす器具を取り付けたいが、そもそも自宅に取り付けは可能なの?」
このように、自分のお気に入りの小物等を、素敵に見せるための工夫はしたいけれど、難しく感じ、諦めてしまっている方はいらっしゃいませんか?
そのような方に、朗報です!
今、ライティングレールを取り巻く環境は、進化を遂げています。昔のように、目立つライティングレールやスポットライトなどではなく、棚にさり気なく設置して、自分のお気に入りの小物を華やかに、そして、さり気なく照らすことができる、優秀な助っ人誕生しているのです。
しかも、ローボルト。触っても、火傷する心配も少なくなり、とてもコンパクトに、なっています。
今、照明業界でも話題の、ローボルトのライティングレールを詳しくみていきましょう。
ローボルトのライティングレールとは
ローボルトのライティングレールが生まれた背景
ローボルトのライティングレールが生まれた背景には、忙しい現代人の思考の移り変わりが大きく関係しています。
まずは、コスパ、タイパ、スペパ、という3つの言葉について理解してみましょう。
コスパとは
以前、「コスパが良い」という言葉が流行し、今でも「コスパ」、という言葉は日常的に使われています。
「コスパ」とは、「費用対効果=コストパフォーマンス」の略。低い費用で、高い対価が得られる、という意味です。つまり、値段の割に質が良い、お得に感じる、ということ。忙しい現代人にとって「コスパが良い」ということは、何かモノを購入する際、優先順位として上位になっています。例えば、家の不用品や洋服をネットで売買するフリマサイトでは、売れている商品を検索してから、同様のブランドや形・色の商品をあえて購入する若い人もいます。つまり自分の趣味・嗜好よりも、人気商品であるかどうかを優先して、商品を購入しているのです。
タイパとは
コスパに続き、最近では「タイパ」という言葉もよく耳にするようになりました。
「タイパ」とは、「時間対効果=タイムパフォーマンス」の略です。特にZ世代でよく使われる言葉ですが、短い時間で、高い対価が得られる、という意味です。つまり、短い時間でも、質が高いサービスを求め、時間を有効活用する、ということ。例えば、まとめサイトやショート動画を見る人が増えているのは、短い時間で有益な情報が欲しいからです。また、冷凍食品やカップラーメンは「タイパ飯」と呼ばれ、時短をしたい現代人に需要が順調に伸びています。また、ミールキットなどの「カット野菜と測ってある調味料の組み合わせ」は、ワーキングマザーに取っては、なくてはならない存在になっています。目に見える対象、から目に見えない対象にまで効率化が進んできました。
スペパ
さらに一歩進んで、話題となっているのが「スペパ」という言葉です。
「スペパ」とは、「空間対効果=スペースパフォーマンス」という意味です。つまり、「いかにスペースを取らないモノを購入するか」に重点を置く考え方です。自宅のスペースを占めず、また持ち運びのバッグの容量を圧迫しない、ということを考えてモノを選びます。
住宅金融支援機構の調査によると、マンションの住宅面積の全国平均は、2015年度以降7年連続で縮小。直近5年間でおよそ3.8平方メートル小さくなっています。また、新型コロナウイルスの流行をきっかけにオフィス面積を縮小する企業も相次ぎました。さらに、賃料の上昇により飲食店を中心に「狭小店舗」も増加しています。都心でも土地の値段が高いため、狭小住宅を建てるケースも増えています。使えるスペースが限られる中、なるべくコンパクトで場所を取らない商品が求められているのです。
以上のように、コスパ・タイパ・スペパが商品に求められるなか、技術の向上と共にローボルトのライティングレールが開発されました。
当店オリジナル 24V用コンパクト スポットライト (小・大) 36度配光
ローボルト仕様により、触れたときに感電する危険性が低いため、器具の小型・軽量化が実現し、100Vである通常のダクトレールでは不可能な縦付けや、人の手が届く場所への設置が可能になりました。
ローボルトのライティングレールのメリットとデメリット
メリットとしては、電圧の低さにより安全性が保たれることが挙げられます。一般的にライティングレールは100Vが多いですが、ローボルトは24Vなどの低い電圧なので、万が一手が触れても安全です。また、器具は小さくても明るいものが多いので、コンパクトな空間でも設置可能です。また傾斜天井に設置したり、壁に設置したりなど、自由度が高いのもメリットです。
デメリットとしては、電気工事が必要になること。自分で配線等はできないので、専門業者に依頼が必要になります。
ローボルトのライティングレールにピッタリの照明器具
ローボルトのライティングレールにピッタリの照明器具をご紹介します。
24Vダクトレールシリーズ 24V用コンパクト スポットライト (小・大) 36度配光 gsp001d
スポットライト(小)は、直径わずか28ミリ、奥行き51ミリと、超コンパクトサイズにもかかわらず、白熱灯30W相当の明るさがあります。また、専用のダクトレールに装着して使用しますが、そのダクトレールも従来品に比べて断面積比約1/2とスリムな設計になっています。コンパクトなので、棚の下に設置することができ、小さな空間で、その商品を狙って照らすことができます。器具自体が小さくシンプルであるため、対象物を邪魔することがありません。
「24ダクトレールシリーズ」のもうひとつの特徴は、マグネット式であること。特別な器具を使うことがないので、誰でも簡単に着脱することができます。また、気軽にレイアウトを変えられます。
天井から壁につながる縦・横・傾斜面など、スペースに合わせてレイアウトも可能。傾斜天井や壁付けなどもでき、非常に自由度が高いです。レールはカットが可能であり、様々な箇所へ連続設置もできます。(別途オプションが必要な場合があります。)
通常のダクトレール器具は100Vありますが、この商品は24Vのローボルト仕様なので、万が一レール内部に手が触れても安全です。
光の色は2700・3000・4000・5000K(ケルビン)の色温度から選べます。温かみのある雰囲気づくりから、白色度の高いクリアなライティングまでさまざまなムードを演出します。また、自然な色表現(演色性)を示す数値が高く、対象物本来の色味を損なうことがありません。
さらに、調光器によって明るさを調節できるため、演出したい雰囲気や時間帯に合わせて自由にコーディネートできます。
器具自体はシンプルでスタイリッシュ。色も白と黒から選べます。
24Vダクトレールシリーズは、この商品専用のライティングレールや専用のパーツを取り付ける必要があります。専門業社に工事の依頼をして下さい。
24Vダクトレールシリーズ 24V用バーライト L=300mm・600mm Aタイプ GCL019 GCL020
ダクトレールに設置するバーライトです。スポットライトとは違い、満遍なく対象物を照らすことができます。スリムなため、すっきりと見えます。マグネット式、レイアウトの自由度、色温度が選べる点、演色性が良い点、調光器によって明るさを調節できる点、24Vダクトレールシリーズ専用のライティングレールや専用のパーツを設置する工事が必要な点においては、基本は上のスポットライトと同様です。
スポットライトとバーライトを組み合わせて使用することもできます。
まとめ
「コスパ・タイパ・スペパ」を背景に誕生したローボルトのライティングレール。極小スペースをスタイリッシュに演出するために生まれたといっても過言ではない配線器具です。そのライティングレールに設置するスポットライトやバーライトもシンプルでスタイリッシュな商品が開発されています。店舗やオフィスに最適ですが、個人宅でもその良さは活かされていくでしょう。ますます目が離せない、ローボルトのライティングレール、これからの進化も追っていきたいと思います。