お部屋の雰囲気を一新したいなら、シャビーシックなインテリアがおすすめです。このスタイルは、アンティークの風合いと現代的な洗練された雰囲気が融合されていることが特徴。シャビーシックのインテリアにより、心地よい空間を作り出すためには、家具や色使いも大切ですが、じつは照明が最も重要なポイント。照明ひとつで部屋全体の雰囲気が変わり、居心地の良い空間を演出できるのです。
本記事では、シャビーシックなお部屋づくりのためのポイントを、わかりやすくご紹介します。照明を味方につけて、シャビーシックな空間を作り出しましょう。
目次
シャビーシックなお部屋とは?
「シャビーシック」のシャビーとは英語で「古めかしい、みすぼらしい」という意味を持ち、シックはフランス語で「上品、落ち着いた」という意味を持っています。
この言葉の意味からわかるように、シャビーシックなお部屋とは、一言で言えば、エレガントさと温もりが共存する空間で、新旧の要素を巧みに融合させるという特徴があります。
要するに、シャビーシックとは、古めかしいけれど上品さのある洗練されたインテリアのこと。そして、空間の心地よさも大切なポイントです。
シャビーシックは「完璧ではない美しさ」を求めるインテリアのため、わざと古びた感じを出したり、色あせたペイントや剥がれかけた塗装を活かしたりすることで表現します。
そして、過度な装飾を避け、ナチュラルな素材や淡い色合いを基調とすることが一般的です。
シャビーシックインテリアのポイント
シャビーシックインテリアは、その名の通り「使い古された」と「上品な」の意味を合わせ持つスタイルです。このインテリアスタイルを取り入れることで、お部屋は一気に個性的で心地良い空間へと変身します。
では、シャビーシックなお部屋を作るためのポイントは具体的にどんなことなのでしょうか。
色の選び方
シャビーシックインテリアの基本は、柔らかく落ち着いた色合いを選ぶことです。ホワイト、クリーム色、淡いピンクやブルーなど、穏やかなパステルカラーが理想的。これらの色は部屋に優しい雰囲気をもたらします。
家具の選び方
家具は、アンティークまたはアンティーク風のものを選びます。使い古されたような風合い、少し色あせた木材、繊細な彫刻が施されたものが特に適しています。
完璧ではない、少し欠けたり傷があったりすることが、このスタイルの魅力を引き立てるでしょう。
素材の選び方
ナチュラルな素材を積極的に取り入れましょう。リネンやコットンなどの天然素材は、シャビーシックな雰囲気を高めるのに役立ちます。また、編み込まれたラグや籐のバスケットなども、自然な風合いをプラスします。
小物の使い方
小物は、お部屋に温かみと深みを与える重要な要素です。アンティーク調の写真立て、キャンドルホルダー、ヴィンテージの小物など、年月を感じさせるアイテムを選びます。
また、生花やドライフラワーを飾ることで、ナチュラルな美しさを加えることができるでしょう。
布製品の使い方
カーテンやクッション、ベッドリネンなどの布製品は、シャビーシックな空間に柔らかさをもたらします。レースやフリルが付いたアイテムは、特にこのスタイルにぴったりです。
壁のデコレーション
壁を活用することもシャビーシックインテリアのポイントです。壁紙やペイントを使って、部屋全体に温かみと柔らかさを加えましょう。
また、壁にアート作品やミラーを飾ることで、空間に深みを与えます。
シャビーシックインテリアは照明もポイント
シャビーシックインテリアにおいて、照明は部屋の雰囲気を決定づける重要な要素です。ただ明るくするだけでなく、部屋全体のスタイルと調和し、温もりある空間を作り出す役割を担います。
ここからは、シャビーシックなお部屋づくりに合う照明の選び方をご紹介します。
デザインの選び方
照明のデザインは、アンティークやクラシックなスタイルが最適です。錆びた金属、剥げたペイント、繊細なレースのシェードなど、年月を経たようなデザインが、シャビーシックな雰囲気を高めます。
素材の選び方
素材は、天然素材や古木、錬鉄などを選びます。これらの素材は温かみがあり、部屋に自然な風合いを加えることができます。
また、ガラスやセラミックなどの素材も、エレガントな雰囲気を演出してくれるでしょう。
光の色と強さで選ぶ
シャビーシックな部屋では、柔らかく温かみのある光を選ぶことが重要です。明るすぎる照明は避け、部屋全体を穏やかに照らすことを目指しましょう。
調光可能な照明器具を選ぶと、さまざまなシーンに合わせて光の強さを調整できます。
配置の仕方を考える
照明は部屋全体に均等に配置するよりも、特定のエリアを強調するように設置することをおすすめします。例えば、読書コーナーにフロアランプを置いたり、壁に飾ったアートにスポットライトを当てたりすることで、部屋に深みと層を与えることができるでしょう。
複数の光源を使う
シャビーシックな部屋作りでは、一つの照明に頼るのではなく、複数の光源を組み合わせることもポイントです。シーリングライト、テーブルランプ、フロアランプなどを上手に組み合わせて、部屋に動きを加えましょう。
DIYを活用する
シャビーシックスタイルには、DIYでカスタマイズした照明器具も合います。古いランプシェードにペイントを施したり、ビンや籐のかごを使ってオリジナルの照明器具を作るのも楽しいですよ。
シャビーシックなお部屋におすすめの照明器具
ここからは、MotoMで取り扱っている、シャビーシックなインテリアのお部屋におすすめの照明器具を厳選してご紹介します。
模様入りガラスセード ペンダントライト GPN009
クラシカルな印象のペンダントライト。模様入りガラスとクリアランプのキラキラ輝くフィラメントの組合せがポイントです。
シンプルながら、ほど良く主張もしてくれるので、お部屋のアクセントになるでしょう。
5灯白熱シャンデリア GCH001-5E
シックなフォルムのシャンデリア。布セード付きと布セード無しの両方を選べます。
布セード無しの方は、キラメキ感のあるシャンデリアランプを採用していて、シャビーシックなインテリアにぴったりです。
洋館にぴったりな8灯LEDシャンデリア GCH001-8SD
燭台」をモチーフにした、どこか懐かしさを感じるシャンデリア。シンプルなデザインで、上品で大人っぽい雰囲気のため、インテリアに自然になじみそうです。
燭台の持ち手のようなニュアンスを表現するため、一手間加えたアームを使用していることがポイント。まるでバースデーケーキのろうそくのようです。
電球は上向きに付いているため、天井や壁などに光が反射し、間接照明として使えます。付属のランプはLEDで、コストパフォーマンスが高いことも魅力です。
全長の長さが1400~480㎜と広く、コードの長さは手軽に調節できるので、設置する場所に合わせられます。引掛シーリングに対応しているため、取り付けも簡単です。
シンプルな華やかさを追求したシャンデリア
昔から使われてきたロウソクを立てるための台「燭台」をモチーフとしたデザイン。どこか懐かしさを彷彿とさせ穏やかな心地にしてくれる癒やしと、シャンデリア特有の派手さを抑えたシンプルかつ上品で大人っぽい雰囲気にします。
真鍮古美メッキが美しいレトロなテーブルライト[MST11]
真鍮古美メッキ仕上げを施したテーブルライト。使い込んだような風合いを出していて、シャビーシックのお部屋にもマッチします。堅労性に優れた部品が付いたアームで自在器を保持し、可動域内で角度調節が可能です。中間スイッチも付いています。
真鍮古美メッキが美しいレトロなテーブルライト[MST11]
1940年代の雰囲気が感じられるフォルムに真鍮古美メッキ仕上げを施し、使い込まれたテーブルライトの風合いをだしたデザイン。自在器は堅労性に優れた部品でアームを保持し、可動域内での角度調節が可能です。あたたかみのある真鍮色は無骨さを軽減させ、ヴィンテージテイストのみならずアンティーク調のお部屋や家具にもマッチします。
照明でつくるシャビーシックインテリア
大人女子にもぴったりなシャビーシックなインテリアスタイル。アンティークと現代のスタイリッシュな要素が融合したインテリアは、おしゃれにまとめるのが難しそうに感じますが、じつは照明が大きなポイントとなるのです。
照明に変えるだけで、お部屋は一瞬で変身します。シャビーシックなデザインの照明で、イメージチェンジしてみましょう。