フロアライトとは、床に置くタイプの照明器具のことです。フロアライトは、お部屋の雰囲気を変えたり、読書や勉強などの作業に適した明るさを調整したりするのに便利です。フロアライトには様々なデザインや素材がありますが、中でもインダストリアルデザインのフロアライトは、おしゃれで個性的なインテリアに仕上げるのにおすすめです。では、インダストリアルデザインのフロアライトの選び方や、空間効果、コーディネート術などについて見ていきましょう。
フロアライトの選び方!
インダストリアルデザインの魅力とは?
インダストリアルデザインとは、工業製品や建築物などに見られる無骨で機能的なデザインのことで、金属や木材などの素材感や、配管やボルトなどの細部まで見せるスタイルです。インダストリアルデザインのフロアライトは、お部屋に存在感を出すだけでなく、味わいを感じさせる照明効果をもたらします。
インダストリアルデザインのフロアライトを選ぶときには、以下のポイントに注意しましょう。
・サイズと形
フロアライトは、お部屋の広さやレイアウトに合わせてサイズや形を選ぶことが大切です。インダストリアルデザインのフロアライトは、大きくて重厚なものが多いので、お部屋が狭い場合は、細身でシンプルなものや壁に寄せて置けるものを選ぶと良いでしょう。また、形も様々な種類がありますが、お部屋の用途や雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。例えば、リビングやダイニングなどのくつろぎの空間では、シェード付きのものや、アームが曲がるものなど、柔らかい光が出るものを選ぶと良いでしょう。一方、書斎やワークスペースなどの作業の空間では、スポットライトや、アームが伸びるものなど、明るくて集中できる光が出るものを選ぶと良いでしょう。
・素材と色
インダストリアルデザインのフロアライトは、素材や色にもこだわりがあります。金属や木材などの素材感を生かしたものや、黒や茶などのダークカラーのものが多いです。これらの素材や色は、お部屋に重厚感やクールさを与えますが、同時に暗くなりすぎたり、重苦しくなりすぎたりすることもあります。そこで、お部屋の全体のバランスを考えて、素材や色を選ぶことが大切です。例えば、お部屋の壁や床が白やベージュなどの明るい色の場合は、金属や黒などのコントラストの強い色のフロアライトを選ぶと、アクセントになります。一方、お部屋の壁や床がグレーやブラウンなどの暗い色の場合は、木材や茶などの温かみのある色のフロアライトを選ぶと、柔らかさになります。
・機能と操作性
フロアライトは、照明器具としての機能や操作性も重要です。インダストリアルデザインのフロアライトは、機能的でシンプルなものが多いですが、それでも、明るさの調節や方向の変更などの機能があると便利です。また、操作性もスイッチの位置やコードの長さなどに注意しましょう。例えば、ソファやベッドの近くに置く場合は、スイッチが手の届くところにあると良いでしょう。また、コードが長すぎるとお部屋に散らかってしまうので、コードレスのものやコードをまとめる方法を考えると良いでしょう。
以上のように、インダストリアルデザインのフロアライトを選ぶときには、サイズや形、素材や色、機能や操作性などに注意することが大切です。インダストリアルデザインのフロアライトは、お部屋に存在感を出すだけでなく温かみや味わいを感じさせる照明効果をもたらします。では、次に、インダストリアルデザインのフロアライトがもたらす空間効果について見ていきましょう。
インダストリアルデザインのフロアライトがもたらす空間効果とは?
インダストリアルデザインのフロアライトは、お部屋に独特の空間効果をもたらします。以下にその空間効果の例を挙げます。
・高さの演出
フロアライトは、床から天井までの高さを感じさせることができます。インダストリアルデザインのフロアライトは、大きくて重厚なものが多いのでお部屋の高さを強調することができます。また、シェードやアームの形によって光の広がり方や方向を変えることができます。例えば、シェードが上向きになっているものやアームが天井に向かって伸びているものは、光を上に向けることでお部屋の高さを演出することができます。一方、シェードが下向きになっているものやアームが水平になっているものは、光を下に向けることでお部屋の広さを演出することができます。
・奥行きの演出
フロアライトは、お部屋の奥行きを感じさせることができます。インダストリアルデザインのフロアライトは、素材や色によってお部屋の奥行きを強調することができます。例えば、金属や黒などのコントラストの強い色のフロアライトは、お部屋の奥に置くことで遠近感を出すことができます。また、木材や茶などの温かみのある色のフロアライトは、お部屋の手前に置くことで親しみやすさを出すことができます。さらに、フロアライトの光の強さや方向によってもお部屋の奥行きを演出することができます。例えば、明るくて直線的な光のフロアライトは、お部屋の奥に向けることで深さを出すことができます。一方、暗くて曲線的な光のフロアライトは、お部屋の手前に向けることで近さを出すことができます。
・雰囲気の演出
フロアライトは、お部屋の雰囲気を変えることができます。インダストリアルデザインのフロアライトは、お部屋にクールでモダンな雰囲気を与えますが同時に味わいも感じさせます。例えば、金属や黒などのコントラストの強い色のフロアライトは、お部屋にシャープでスタイリッシュな雰囲気を与えますが工業的な雰囲気も与えます。また、木材や茶などの温かみのある色のフロアライトは、お部屋にナチュラルでカジュアルな雰囲気を与えますが、同時にレトロな雰囲気も与えます。さらに、フロアライトの光の色や温度によっても、お部屋の雰囲気を変えることができます。例えば、白や青などの寒色系の光のフロアライトは、お部屋に清潔で爽やかな雰囲気を与えますが、同時に冷たくて硬い雰囲気も与えます。
以上のように、インダストリアルデザインのフロアライトは、お部屋に高さや奥行き、雰囲気などの空間効果をもたらします。
3.インダストリアルデザインのフロアライト紹介
・1台で2方向を照らせるフロアスタンドライト
1台の照明器具で2つの灯部を持ち、それぞれ異なる方向に光を照らすことができるフロアライトです。このライトは、一方は机上やソファ横などを照らし、もう一方は灯部を上に向け空間を照らすアッパーライトとして使用するなど、1台の照明器具で同時に2つの使い方ができます。2つの灯部に自在器がついているため、どちらも照射方向を変えられます。それにより多様な使い方、空間演出が可能なため、1台で雰囲気を変える効果が高いフロアスタンドライトです。黒色サテン塗装により表面に凹凸感をだし、さらにマットな黒色で高級感をプラス。シンプルでモダンなフォルムはどんなお部屋にもマッチします。
1台で2方向を照らせるフロアスタンドライト
灯部が2つあることにより、様々な空間演出が可能。一方は机上やソファ横などを照らし、もう一方は灯部を上に向け空間を照らすアッパーライトとして使用するなど、1台の照明で同時に2つの使い方ができます。灯部に自在器がついていて、照射方向を変えられます。それにより多様な使い方、空間演出が可能なため、1台で雰囲気を変える効果が高いフロアスタンドライトです。
4.まとめ
今回の記事では、フロアライトの魅力について詳しくご紹介しました。インダストリアルデザインのフロアライトは、そのシンプルで無駄のないデザインから生まれる独自の魅力を持っています。このスタイルのフロアライトを選ぶことで、部屋の空間効果を大きく変えることができます。
フロアライトの選び方やインダストリアルデザインの特徴を理解することで、自宅やオフィスの雰囲気をアップグレードする手助けとなるでしょう。お部屋のインテリアにおしゃれなアクセントを加え、快適で魅力的な空間を演出するために、ぜひ今回の情報を活用してみてください。質の高い照明が持つ力を実感し日常の暮らしをより豊かに彩りましょう。