トイレの便器が故障したり、内装を変えたりといった場合、リフォームが必要になります。トイレは毎日利用する場所なので、理想とするリフォームをして快適に使えるようにしたいと思う方は多いはずです。
しかし、トイレのリフォームで失敗したとインターネット上で見かけることもあれば、不安になるかと思います。実際トイレは頻繁にリフォームをしないので、施工後に「こうしてもらえば良かった」と後悔することもあります。こうした失敗は、なるべく避けてリフォームを成功させたいものです。
今回は、トイレのリフォームの種類や費用相場、工期などリフォームで気になることを解説し、最後にはトイレのリフォームを成功させるためのポイントを紹介します。自宅のトイレのリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
トイレのリフォームの種類
トイレのリフォームは、施工する部分によって種類が異なります。ここでは、トイレのリフォームの種類を5つ紹介します。
1.便器の交換
トイレのリフォームで多いのが、便器の劣化や故障による便器の交換です。タンクや便座などを含めて全てを修理するもので、リフォームすることで掃除の負担を軽減したり節水したりといったメリットがあります。
便器は構造によって種類が異なり、便座一体型や組み合わせ型、タンクレス型があります。それぞれでリフォーム費用は異なるため、予算を決めながらリフォームを進める必要があります。
とはいえ、トイレは毎日使う場所なので、使い勝手を優先してリフォームするのがおすすめです。不便なく使えるようにリフォームしてもらうようにしましょう。
2.便器の部分的なリフォーム
便器本体ではなく、便座やタンク、温水洗浄機など部分的なリフォームを行う場合もあります。ウォシュレットなど機能を取り付ける工事も、部分的なリフォームに当てはまります。
こうしたリフォームは、便器本体の交換に比べて費用や工期を抑えられるので、早くトイレを使い始めることができます。ただし、トイレが古かったり種類によっては、部分的なリフォームができない可能性もあるので、リフォームできるか専門の会社に相談して決めましょう。
3.壁や床のリフォーム
便器以外にも、トイレの壁や床をリフォームするケースもあります。便器を交換する際に一緒に変えようという方も多く、雰囲気がガラッと変えることができます。
自分の好みのデザインを選べますが、使用する素材は他の部屋と違うものを選びましょう。水や洗剤に強い、消臭効果がある、清潔に保つことができるような素材を選びましょう。
4.バリアフリー
家庭環境の変化によって、子供や高齢者がトイレを使うことになることもあります。その場合、バリアフリーにリフォームすることも可能です。
段差をなくしたり手すりを設置したりすることで、安全にトイレを使うことができます。バリアフリーなトイレを意識すれば、誰でも安心して利用できます。
ただし、トイレのバリアフリーリフォームは費用や工期がかかります。構造自体を変えるので、リフォーム内容によっては長い工事期間になってしまうかもしれません。また、トイレをバリアフリーにするには限界があるので、リフォーム会社と相談して決めるようにしましょう。
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トイレリフォームの費用相場
トイレのリフォームでは、工事内容や期間によって費用が異なります。部分的なリフォームであれば、短い工期で大掛かりな工事を必要としないため、比較的安く済ませることができます。
一方で、バリアフリー化や床・壁のリフォームといったように、トイレの構造自体からリフォームする場合は長期間にわたって工事するので、高額な費用がかかります。便器の交換に加えて壁や床のリフォームをするとなると、工事費用が高くなる傾向があります。
トイレのリフォームで多い便器の交換の場合、約10万円~20万円程度が相場とされています。リフォーム会社によって費用は異なりますが、一般的なリフォームであれば10~20万円くらいかかると想定しておくのがいいでしょう。
トイレのリフォームにかかる工期は?
トイレのリフォームで気になるのが、工事にかかる期間です。
便器本体の交換であれば、半日から1日で工事が完了します。便座の修理などは、2~3時間で終わります。壁や床のリフォームを追加しても、2日もあれば完了します。
ただし、リフォームを行うまでには、相談から見積もり、契約などの手続きが必要です。これらの段階を経てリフォームを行うので、トータルで約1ヶ月ほどかかると想定しておきましょう。そのため、すぐにリフォームしてもらうことは難しいので、トイレに異変があったら早めに相談し、計画的に工事を行うようにしましょう。
トイレリフォームのポイント
最後に、トイレのリフォームのポイントを解説します。「思ったより費用がかかってしまった」、「リフォーム内容に満足いかない」といったことにならないように、ポイントを抑えてリフォームを進めましょう。
リフォーム後の理想を具体的にしておく
「トイレをリフォームしたい」と漠然と思っているだけでは、納得のいくリフォームはできません。リフォームしてどうしたいのかを明確にしておくことで、満足のいくリフォームが可能になります。
自分の理想とするトイレにリフォームするには、問題点を洗い出すことが重要です。現状でどこに使いづらさを感じるのか、不満に思う点はどこかなど、リフォームで改善したい箇所を明確にしましょう。
問題点や改善したい箇所がはっきりしていると、業者も具体的なリフォームプランを提案されやすくなります。打ち合わせもスムーズに進むようになるので、まずはリフォームしてトイレをどうしたいのか具体的に決めておきましょう。
予算を決める
リフォームにおいて重要なのは、予算です。トイレのリフォームは工事内容によって費用が変動するので、ある程度予算を決めておかないと、無駄に費用がかかったり必要ない工事を行ってしまったりする可能性があります。
前述したように、トイレリフォームの相場は約10~20万円です。この金額の幅で予算を検討し、事前に決めてからリフォーム会社に相談しましょう。提案されるプランと予算を比較し、満足いくリフォームが行えるか話し合うことが大切です。
予算が決まっていれば、リフォーム費用が負担になることはならないでしょう。リフォームにいくら予算を回せるか決めておくことで、必要以上の出費を抑えられます。
複数の業者に見積もりをもらう
トイレのリフォームで見積もりをもらう際は、複数の業者に依頼しましょう。
依頼する業者やリフォーム会社によって、同じ工事内容・工期でもプランや費用が異なります。1社だけに依頼してしまうと、後になって安く済ませることができたと気付くケースもあります。
複数の業者に依頼すれば、見積もりやプランを比較検討して、自身の設計プランやスケジュール、予算と照らし合わせることができます。結果として最適なプランを提案してくれたリフォーム会社と契約に進めるので、見積もりは複数社に依頼するようにしましょう。
アフターサービスなどの保証内容を確認する
トイレは一度リフォームすれば、長く使い続けることができます。ただし、リフォーム後にトラブルが発生する可能性もゼロではないので、保証も確認しておく必要があります。
リフォームをした会社や、トイレの設備を提供した会社ごとに保証があり、不具合や故障を無償で修理してくれるものが多いです。また、保証期間も会社によって異なり、1~2年であればアフターサービスを受けることができます。
保証期間を延長する場合も、会社によって延長料金が異なります。これらの保証内容や期間を契約時に確認しておくことで、リフォーム後も安心してトイレを使えます。
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ダイニング等お部屋のワンポイントに。清潔感あふれる純白な磁器素材を用いた照明です。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
まとめ
今回は、トイレのリフォームの種類や費用相場、工期、リフォームのポイントを紹介しました。
トイレのリフォームで失敗しないためには、リフォームの種類を把握し、いくつかの業者から見積もりをもらうことが必要です。費用や満足度で後悔しないように、比較検討できるように提案を複数受けるようにしましょう。
トイレは毎日使用するので、満足するリフォームができるように準備を進めましょう。今回紹介した費用相場や目安となる工期、リフォームのポイントが参考になれば幸いです。