フロアライトはデザイン性が高く、部屋に置くだけでおしゃれなインテリアのアクセントになってくれます。シェードや支柱の素材はもちろん、形や大きさによっても雰囲気は全く異なります。
そんなおしゃれなフロアライトを自分の部屋にも置いてみたいと考えている方も多いでしょう。しかし、デザインが豊富なフロアライトは、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、おしゃれなフロアライトの選び方をスタイル別に紹介していきます。フロアライト選びの参考にしてください。
目次
置くだけでおしゃれなフロアライトとは?
フロアライトとは、床に直接置いて使う照明器具のことです。スタンドで照明自体が自立しており、デザイン性が高いため置くだけで部屋の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれます。
コンセントに繋いで使うため、コンセントの届く場所ならどこにでも設置することができます。そのため、照明を気軽にプラスできるほか、部屋の模様替えなどでも簡単に照明を移動させることができます。
また、フロアライトは部屋の角や壁際などに置くことで、間接照明として利用することができます。壁や天井を間接的に照らすと、空間に立体感や奥行きが生まれ、部屋を広く見せてくれます。
ナチュラルスタイルにおすすめのおしゃれなフロアライト
ナチュラルスタイルは、木材の家具などを中心に自然素材を多く取り入れたスタイルです。派手な色は使わずやさしい色味のアースカラーを取り入れた空間は、シンプルな中でもぬくもりがあるやさしい空間です。
さらに観葉植物などのグリーンを取り入れることで、心安らぐ空間をつくることができます。ナチュラルスタイルでは暗い色よりも明るい色味を使うため、かわいらしい雰囲気もあります。
ナチュラルスタイルには、木の支柱にファブリックなどの自然素材のシェードがついたフロアライトがおすすめです。また、自然素材でまとまった空間にあえてワンポイントとしてアイアンなどの金属素材のフロアライトを置くというのもいいでしょう。その場合、目立ちすぎないようなスリムで華奢なデザインのものを選ぶとよく馴染みます。
北欧スタイルにおすすめのおしゃれなフロアライト
北欧スタイルは、フィンランドなどの北欧地域の住宅をモチーフとしたスタイルです。気温の低い北欧地域では、家の中にぬくもりを感じる工夫をしています。例えば、ぬくもりを感じられる自然素材を取り入れたり、明るい色味を使ったり、照明を複数配置したりすることで、暖かい雰囲気の部屋をつくっています。
木材を使った住宅が多い日本でも、北欧スタイルを取り入れるのが人気となっています。北欧スタイルで使われる木材は、白っぽい明るい色味のものがほとんどです。白を基調とした空間に、イエローやブルーといったやさしい色合いのアースカラーを取り入れたかわいらしい雰囲気が人気です。また、明るくかわいらしい北欧スタイルではなく、ダークトーンの大人な雰囲気を感じられる「北欧モダンスタイル」や「北欧ヴィンテージスタイル」なども人気です。
北欧地域の住宅では、日本のように主照明ひとつで部屋全体を明るくするのではなく、灯りを身近に感じられるように照明を複数配置しています。そのため、灯りを気軽にプラスできるフロアライトは、北欧スタイルにぴったりというわけです。
北欧スタイルには、丸みのあるかわいらしいデザインや、ファブリックなどの自然素材のシェードがついたフロアライトがおすすめです。また、北欧スタイルに大人っぽい重厚感をプラスした北欧モダンスタイルでは、暗い色味のアイアンなどの金属素材を用いたフロアライトが合います。
布シェードのシンプルなフロアスタンド GST003
高い位置から布セードを通して柔らかな光りをお部屋に。床置き型・自立タイプのフロアスタンドは豪華なホテルの寝室やロビーなど癒やしの空間を演出します。
アジアンスタイルにおすすめのおしゃれなフロアライト
アジアンスタイルは、自然素材を多く取り入れた南国リゾートのような雰囲気のスタイルです。家の中にいながら東南アジアにいるような非日常感を味わうことができます。
アジアンスタイルでは、ベージュやブラウンなどの色味を基本として、そこにグリーン・イエロー・ブルーといったアースカラーを取り入れることで、リゾートホテルのような雰囲気をつくることができます。赤・オレンジ・パープルなどの色味を差し色に入れる場合は、少しくすんだような色味にするとアジアン感が出るようになります。
家具や小物は、木やファブリックといった天然素材でそろえます。自然のぬくもりあふれる雰囲気でリラックス空間を演出することができます。また、アジアンスタイルには観葉植物が欠かせません。ウンベラータやモンステラなど葉が大ぶりのものや、ベンジャミン、ガジュマルなどの幹がしっかりとしたものなど、存在感のある植物がおすすめです。
アジアンスタイルには、ラタン(籐)やバンブー(竹)といった素材を編み込んだデザインのフロアライトがおすすめです。また、アジアンスタイルではローデザインのものを多く使うため、フロアライトもあまり高さのないローデザインのものを選ぶとよいです。照明の色味はオレンジ色の電球色にし、リラックス感を出しましょう。
ホテルライクスタイルにおすすめのおしゃれなフロアライト
ホテルライクスタイルは、ホテルのような高級感や清潔感のあるスタイルです。無駄を省いたシンプルなスタイルは、生活感がなくおしゃれな空間です。家具や小物に統一感を持たせたり、シンメトリーに設置したりすることでホテルライクな印象になります。厳選したものだけを置くため、部屋をいつでも綺麗に保つことができます。
部屋の色味は白を基調とし、テーマカラーを決めて3色程度で揃えるとよいです。なお、テーマカラーは原色ではなく落ち着いた色味にするのがおすすめです。
ホテルにはフロアライトが置かれていることが多いため、ホテルライクスタイルにはフロアライトはおすすめのアイテムです。ホテルライクスタイルには、リラックスできるファブリック素材のシェードを用いたフロアライトや、乳白色のガラスグローブがついたフロアライトがおすすめです。スタンドが細身でシンプルなデザインのフロアライトを選ぶとよいです。
モダンスタイルにおすすめのおしゃれなフロアライト
モダンスタイルは、都会的で洗練された雰囲気のスタイルです。ガラスや金属などの無機質な素材を用いて直線的なデザインを意識したスタイリッシュなスタイルです。
モダンスタイルでは、ホワイトやブラックなどのモノトーンを中心とした色味を基本とします。そこに観葉植物のグリーンや濃い色味の木材を取り入れるとおしゃれです。
近年では、和風のデザインを組み合わせた「和モダンスタイル」や、北欧の雰囲気を組み合わせた「北欧モダンスタイル」なども人気があります。
モダンスタイルには、金属製のシェードのついたフロアライトがおすすめです。大きく重量感のあるデザイン性の高いフロアライトを置くと、目を惹くおしゃれなインテリアになります。スポットライトタイプのフロアライトもおすすめです。また、濃い茶色や黒色に近い色味の木材を用いたフロアライトなら、和モダンスタイルや北欧モダンスタイルにも合わせられます。
1台で2方向を照らせるフロアスタンドライト[MST09]
灯部が2つあることにより、様々な空間演出が可能。一方は机上やソファ横などを照らし、もう一方は灯部を上に向け空間を照らすアッパーライトとして使用するなど、1台の照明で同時に2つの使い方ができます。
まとめ
今回は、おしゃれなフロアライトの選び方をスタイル別に紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事を参考に、自分の部屋のテイストに合ったおしゃれなフロアライトを見つけてみてください。部屋のテイストに合ったおしゃれなフロアライトを設置して、今よりももっと素敵なお部屋に変身させちゃいましょう。