ペンダントライトは、部屋の雰囲気を演出してくれる優秀な照明。
しかし、ペンダントライトだけでは部屋の雰囲気をおしゃれに演出するはできません。
そこには、“高さ”がポイントとなります。
なぜ、高さで部屋の雰囲気を演出することができるのでしょうか?
また、どのくらいの高さが理想な高さにるのでしょうか?
そこで今回は、ペンダントライトの高さ調節がもたらす効果と調節方法、そして理想の高さを解説していきます。
高さ調節ができ、かつおしゃれな照明も一緒に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ペンダントライトの高さ調節の効果
高さがポイントになるペンダントライト。
では、どんな効果が高さ調節でもたらされるのでしょうか。
ここからは、その効果についてお話していきます。
雰囲気を変えられる
高さを調節するだけで、雰囲気を変えることが可能です。
ペンダントライトは、天井から吊り下げて使う照明なので、必ずコードがあります。
そのコードで調節し、明るさや光の広がり方を調節するのです。
天井に近ければ、全体的には明るいですが、手元は暗いです。
天井と遠ければ、全体的には暗くなりますが、手元は明るいという雰囲気になります。
コードを調節することで、簡単に雰囲気は変えられるのです。
しかし、ペンダントライトなので全体を明るくすることには向いていません。
そのため、全体的に明るさを求めるのであれば、天井に近い高さに調節すると◎。
それでも明るさを求めるのであれば、ダウンライトやアップライト、シーリングライトなどの照明を足しましょう。
違った雰囲気を味わえるのでおすすめです。
また、インテリアの幅もアップします。
ペンダントライトは、ただの照明ではありません。
高さを調節することにより、照明もひとつのインテリアとしての存在感を示します。
それがペンダントライトなのです。
インテリアは家具や照明、壁紙など、部屋にあるものすべてが対象となります。
このほかにも、素材・カラー・シルエット・柄など、デザイン性にも優れている点も、良く見せる効果のひとつになっているのです。
マットな質感の磁器ペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
ペンダントライトの高さ調節の方法
高さがポイントのペンダントライトですが、実は調節を誤ると大変危険。
その理由は、全体的なバランスを崩し、部屋に違和感を与えるからです。
高すぎても、低すぎてもNG。
では、どのようなに調節すればいいのでしょうか。
ここでは、ペンダントライトの高さ調節の方法を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
コードの調節
一番やってはいけないのが、結んでコードを調節することができます。
結んでコードを調節すると、コードの内部の線が切れてしまう恐れがありますので、結んでコードを調節はしないでください。結んでコードを調節することはNGですし、見た目も美しくありません…。見た目も美しくするなら、カバーがついているタイプなどにするといいですよ。
リールを使う
リールを使って調節することもできます。
こちらは、結ぶのではなく、リールに巻きつけて高さを調節することができるので、見た目はもちろん、簡単に調節できます◎。
リールがついていなければ、後付けで設置できます。
家電量販店やホームセンター、ネットなどで購入可能です。
種類もさまざま、価格も300円代から購入できるので、吊り下げタイプのペンダントライトにどうぞ。
フックを使う
意外ではありますが、フックもおすすめです。
S字フックや天井に直接フックをつけるタイプのもあるので、好きなほうを選んで、高さを調節してください。
調節部分がチェーンになっている場合は、S字フックのほうがバランスよく引っかけることができます。
しかし、注意点もあります。
天井に直接フックをつけるタイプは、天井に穴を開けて使用するタイプです。
賃貸はもちろん、天井に穴を開けたくない場合は避けるのが無難。
そして、どちらも耐荷重を事前に調べておきましょう。
オーバーしてしまうと、落下の危険性が非常に高くなります。
【部屋別】ペンダントライトの理想の高さに調節しよう
そんなペンダントライトですが、部屋別に理想の高さがあります。
理想の高さにすることで、おしゃれに見せることができるので、ぜひ高さを調節する際の目安にしてみてはどうでしょうか。
リビング
リビングの理想の高さは、天井からシェードの上部まで100cmです。
しかし、これはあくまでも目安にすぎません。
リビングは人通りが激しい部屋になるため、邪魔になる高さにしてはNGです。
また、家によっては天井の高さも異なります。
そのため、家の中で一番背の高い人が通っても邪魔にならず、かつ部屋全体のバランスが良い高さに調節しましょう。
それが理想の高さとなります。
天井との高さや設置する位置にある家具などのバランスを考えて、調節するようにしてください。
ダイニング
ダイニングの理想の高さは、テーブルの大きさで異なります。
テーブルには形や定員があるので、それぞれに合った高さが必要です。
そのため、以下が基準となります。
・天井からシェードの上部まで60cm
・丸テーブル、2~4人掛け用テーブル:天板からシェードの下部まで60~80cm
・6人掛け用テーブル:天板からシェードの下部まで50~70cm
ダイニングの場合、テーブルの大きさによって設置するペンダントライトのサイズが異なるため、このように分かれます。
また、以下のポイントも高さを調節するにあたり大切なことです。
・照明が邪魔にならず相手の顔を見れる
・テーブル全体を照らすことができる
食事をしながら、会話を楽しむ場でもあるダイニング。
相手の顔が見られなければ、一緒に座って食事をしいても意味がありません。
また、端のほうまで光がなければ、暗い人も出てきてしまいます…。
テーブルと目線とのバランスをみながら、高さを決めるようにしてください。
アイランドキッチン
キッチンは手元をしっかり照らすことが一番!
そのため、なるべく目線より少し高い位置に来る60cm程度が理想の高さとなります。
手元を照らすために近づけようとしがちですが、かえって邪魔なことも…。
また、設置する高さによっては影になってしまうこともあるので、そのあたりに気を付けながら設置してください。
寝室
寝室の場合、設置する位置により異なります。
インテリア照明として使う場合、低い位置でもいいです。
しかし、部屋全体の照明として使う場合、理想の高さは190~200cmとなります。
動線があるため、低すぎてしまう邪魔です。
また、ある程度高いと全体をほんのり明るく照らしてくれます。
本を読んだり、くつろいだりと寝るための部屋になりますので、居心地の良い空間にするのは非常に大切です。
横になった時と座った時の感覚は異なりますので、実際に試しながら調節してみるといいでしょう。
おすすめペンダントライト
ではさいごに、おすすめするペンダントライトを3つ紹介します。
どの照明もコード調節が可能なものになっています。
LED3灯円筒ペンダントライト MPN06-3
シンプルでモダンな美しい3灯連結ライプのペンダントライト。
ゴールドカラーとシルバーカラーのキラキラがゴージャス感を増しています。
照明のオン・オフ時で表情が違うため、インテリアとして存在感バッチリ!
細身のペンダントライトではありますが、シェード部分が拡散加工になっているので、光を広い範囲に届けることが可能です。
柔らかいLEDの電球色が、部屋を包み込んでくれますよ。
均等な間隔で並んでいるため、これひとつでおしゃれな空間に早変わり!
全長95cmもあるので、よく多灯使いされるキッチンやダイニングにおすすめです。
スマートでシンプル 3灯円筒 LEDペンダントライト ゴールド/シルバー 引掛シーリング MPN06GO(SI)-3
器具の幅5.5㎝と細身でスマートな見た目がポイント。3灯で2.8kgというコンパクトですが、ダイニングテーブルの上を明るくします。3灯使いでも圧迫感を感じることなく、どんなお部屋にでも合わせやすいです。
LED磁器ペンダントライトMPN12
大小のドット柄が可愛い磁器のペンダントライト。
シェード部分は、職人さんが丁寧に焼き上げた特別なシェードです。
自然素材なので、どの部屋にも馴染みやすく、ナチュラルな空間にしてくれます。
磁器自体の明かりはろうそくの炎に似た、落ち着きのある明かりです。
しかし、ドット柄からこぼれる光は強いため、これひとつで2つの明るさを楽しむことができます。
また、照明がついていない時は、オブジェのよう存在に。
コードは隠せれるようになっているので、見た目もシェードのように美しく見せることが可能です。
ランダムなドット柄 磁器ペンダントライト
昼と夜と違った表情で楽しめます。ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いました。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
LEDシャンデリア 5灯 セード付き GCH001-5SD
ペンダントライトの仲間のシャンデリア。
布セードタイプなので透過率もよく、部屋全体を明るく照らしてくれます。
一見シンプルに見えますが、シャンデリアの持つ華やかさもあるので、これひとつで空間も一気にゴージャスに!
銅メッキで作られたフレームは落ち着きのあり、どこかしら温もりを感じられます。
また、電球の明かりもリラックス効果のある電球色となっているので、上品に時間を過ごせるでしょう。
チェーンではなく、コードで高さ調節できるので、どの場所でもOK。
リビングの広い空間や食事をするダイニング、玄関ポーチなど、どこに設置しても存在感あること間違いなしです。
コード部分も隠れているので、凛とした美しい姿のシャンデリを楽しむことができます。
ペンダントライトは高さが命!調節し理想の部屋を作ろう!
照明の中でバツグンのインテリ性を誇るペンダントライト。
だからこそ、高さをしっかり調節しなければ、おしゃれからほど遠くなります…。
高さも決めず、感覚だけで設置してしまうと失敗のもとに。
また、高さの部分が調節できるコードでなければ、照明自体使えなくなるもったいことに繋がり兼ねません。
部屋別の理想の高さを目安に、設置する部屋のバランスを見ながら、調節してください。
そして、あなたの理想とする部屋にしましょう。