LEDってなに?
今では生活に馴染んだLEDですが、改めて聞かれるとどういった意味かご存じでしょうか。LEDは「Light Emitting Diode」の頭文字を取ったもので、「光る半導体」という意味です。
1950年代は赤、オレンジ、黄緑の色しかなかったため、主に機械のインジケータに使われていました。ですが、1993年に青色のLEDが実用化されてから、照明に使える白い色を作れるようになったため、急速にLED照明が普及し始めます。今ではLEDが使われる照明器具が大半を占め、皆さんの生活を豊かにする一役を担っています。
部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
LEDに交換するメリット
現在、白熱電球や蛍光灯を使っている場合は、LEDへ交換することをおすすめします。LEDは白熱電球と比べ、多くのメリットがあるためです。ここではそのメリットをご紹介します。
長寿命
LEDの最大のメリットは寿命の長さにあります。一般的な白熱電球が1000時間、蛍光灯が6000~12000時間と言われているのに対し、LEDは40000時間が一般的で、約4~40倍も長く使用することができます。交換の手間が格段に減ることは間違いないでしょう。また、白熱電球は光を出すために使われているフィラメント部分が焼き切れてしまうため、寿命を迎えると完全に光らなくなってしまいます。ですが、LEDに使用されている発光ダイオードは理論上半永久的に光る物質のため、新品の時よりも30%程暗くなるだけで、消えてしまうことはありません。突然暗くなることがないため、余裕をもって次に交換することができます。
消費電力が少ない
白熱電球は光を発するために、フィラメントを燃やしているため、電力のほとんどは熱に変わってしまいます。点灯直後の白熱電球を触ると熱く感じるのは、このためです。一方で、LEDの発光ダイオードは通電するだけで光る物質ですので、ほとんど発熱することはなく、効率的に電力を使うことができます。この差から、LEDは白熱電球の8分の1程度の電力しか使わず、省エネとなっています。
虫が寄り付きにくい
夜間の街頭に虫が群がっている様子を見たことがある方は多いと思います。虫は、明るい光自体ではなく、紫外線に集まる習性があります。LEDは白熱灯電球の200分の1程度の紫外線しかないため、虫が寄り付きにくくなっています。夏に窓を開け、網戸で過ごしたい場合などは、LEDにすることで虫が寄り付きにくく、快適に過ごすことができるでしょう。
瞬時に点灯する
白熱電球の場合は、スイッチを押してから、点灯するまでに少し時間がかかることがありました。ですが、LEDの場合は時間がかからず、瞬時に点灯します。実際、LEDも点灯まで多少のタイムラグがあるのですが、通電してからの発光応答時間がとても短いため、私たちの目には瞬時に点灯したように映っているのです。トイレなどすぐに明るくなってほしい場所をLEDに交換することで、ちょっとしたストレスから解放されるでしょう。
マットな質感で北欧テイストの磁器ペンダントライト
ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を使用。磁器はひとつひとつ手作りです。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチ。昼間は磁器の白さ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋を素敵に照らします。
LEDに交換するデメリットとその対策
万能に見えるLEDですが、デメリットもあります。ここではデメリットとその対策についてご紹介します。
暗く感じることもある
LEDは、一方向を照らすことは得意ですが、全方位をくまなく照らすことは苦手という特徴があります。そのため、白熱電球を使っていた時よりも少し暗く感じてしまうことがあるかもしれません。
適切な配光タイプを選ぼう
照明器具に使われるLEDは、光が拡散しやすいように改善されているものがあります。また、LED照明器具にも拡散タイプなど、光を広く届けることができる仕様がありますので、設置場所により適切なものを選びましょう。
熱に弱い
LEDの光自体にはほとんど熱が含まれませんが、半導体自体の周辺と電源部は熱を帯びます。その熱を上手く逃がす構造になっており、内部に熱がこもりにくくなっているのですが、何らかの理由で熱をもってしまうと、故障の原因となります。また、内部に熱がこもらなくても、周囲の温度が高すぎることが故障や、LEDの寿命を短くすることに繋がることもあります。
使用温度に注意
LEDの一般的な動作保証温度は85°程度です。日常的に過ごしていて、この温度を超える環境下になることは少ないと思います。ですが、ダウンライトなど、光源部分が天井に埋まっている場合、天井裏で断熱材に覆われた状態で使用することで、故障の原因になる恐れがあります。また、白熱電球よりも発生はかなり少ないですが、最悪の場合は熱がこもりすぎて、火災の原因になる場合もありますので、設置状況にご注意ください。また温度が高いところでの設置は、LEDの寿命が早めることがあります。
値段が高い
白熱電球が1つ数百円に対し、LED電球は数千円のものが多くなっています。そのため、家じゅうの照明器具をLEDに交換しようと思った場合、初期費用がかかってしまうことが考えられます。
長期的な目線で考える
LED電球への交換は、初期費用だけを考えるとそれなりの出費になります。ですが、白熱電球よりもLED電球は目安として約40倍長持ちすることを考えると、LED電球は白熱電球40個分の価値があるため、長期的な目線では安くなる可能性が高いです。また、消費電力も少ないことを考えると、40個以上の価値があると言えるでしょう。
機能付きスマートLED電球もある
周囲を明るく照らすだけでなく、様々な機能が付いたスマートLED電球もあります。+αとして必要に応じて検討してみてはいかがでしょうか。
調光・調色機能付
明るさだけでなく、光の色を電球色~昼白色に変えることができます。寝室やリビングなどは、昼は明るく昼白色で過ごし、夜はリラックスのため少し抑えた光の電球色に変えることで、照明による住環境が良くなるでしょう。変更もリモコンで簡単に変えられるものが多く、特別な電気工事なども必要ありません。
人感センサー付
スイッチを押さずとも、感知して点灯してくれます。玄関は滞在時間が短いため、照明を点灯消灯する手間は、日常の中でちょっとした煩わしさを感じる瞬間でもあります。そんな玄関にスマートLED電球を設置することで、荷物を沢山持っている状態で暗い玄関に入り、電気をつけるためにスイッチを押すということが必要なくなります。また、滞在時間のことを考えるとトイレへの設置もお勧めです。
北欧テイストのお部屋にぴったりな三角セードのペンダントライトMPN049
真っ白なセードと木の飾りがポイントのペンダントライト。木の飾りがあることで、ナチュラルな素材感とどこかほっこりとした雰囲気が感じられます。
まとめ
LEDはSDGsの観点からも交換が推奨されています。多くのメリットもあるため、これを機会にLEDへ交換を検討してみてはいかがでしょうか。