日本らしい和のスタイルが特徴的なのが和室です。最近ではフローリングが広く設計されるようになり、和室は減っている傾向にありますが、自然の匂いと落ち着いた雰囲気は人気を誇り、家に一部屋は和室を構えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、和室に取り付ける照明は選ぶのに時間がかかりやすいです。洋室と違い和という明確なテーマがあるので、おしゃれにコーディネートすることに悩まされるかもしれません。
ここでは、和室をおしゃれにするおすすめの照明器具を紹介します。和室をさらにおしゃれにする照明器具の選び方や、和室に合わせやすい照明の種類を紹介しますので、照明器具選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
和室に合わせやすくおしゃれにできる照明のタイプ
和室は部屋全体が独特の空間となっているので、おしゃれな照明を選びたい場合はデザイン性やバランスを考慮する必要があります。例えば和室にシャンデリアライトを設置すると合わないように、あまり主張せず自然に馴染む照明を選ぶのがいいでしょう。
ここでは、和室に合わせやすい照明のタイプを3つ紹介します。和室をおしゃれにしたい方は、3つの照明のタイプを参考に選んでみましょう。
1.ペンダントライト
和室におすすめの照明として、ペンダントライトが合わせやすいと言えます。天井に取り付けて吊るして使う照明器具で、ライト部分を覆うシェードには豊富なデザインが施されるので、デザイン性が高いのが特徴です。
シンプルなデザインから洋風、そして和風のデザインのシェードもあり、和室のテイストに合わせることでおしゃれに演出できます。和のデザインであれば、天井からぶら下がっていても違和感なく和室に馴染むことができます。
もし違和感があるようであれば、シンプルなデザインのものでも和室に使いやすいので、和室に合わせやすい照明器具と言えます。自宅にある和室のテイストに合わせたシェードのデザインにすることで、おしゃれさが増すでしょう。
2.シーリングライト
広く部屋を照らすことができるシーリングライトも、和室におすすめです。ペンダントライトに比べてシンプルなデザインのものが多いですが、馴染みやすく和室の良さを邪魔しません。
シーリングライトは部屋全体を明るく照らすことができ、明るさを確保できます。部分照明ではないので、夜でも十分明るい状態を保つことができます。
3.ダウンライト
ダウンライトは天井にフラットに埋め込む照明のことです。
シーリングライトなどの他の照明と違って、器具が目立たず、明るい空間をつくります。補助的に使われたり、配灯によってメイン照明として使用されます。
さまざまな状況で使うことができるので、和室にも合わせやすく、テイストに合わせてほんのりと照らすことができます。
和室をおしゃれにするペンダントライトの選び方
3つ紹介した照明器具の中でも、おしゃれを演出する場合はペンダントライトがおすすめです。和のデザインのものを選べば、和室の雰囲気に馴染みつつおしゃれなインテリアとしても使うことができます。
ただ、ペンダントライトは様々なデザインがあるので、選ぶ上で基準を持っているといいでしょう。和室に合うペンダントライトの選び方について紹介します。
自然素材で作られている
和室に合う照明を選ぶ上で、ペンダントライトを構成する素材にはこだわりましょう。木材や和紙、磁器といった自然素材で作られているものだと、自然の空間である和室に馴染みやすくおしゃれになります。
ただし自然素材にもいくつか種類があるので、ペンダントライトを設置しようとしている和室の素材感に合わせるようにするといいでしょう。無機質で生活感のないペンダントライトではなく、自然な素材感のある照明を選ぶと、和室をさらにおしゃれな空間にすることができます。
和室のテイストに合わせたシェードのデザイン
照明器具のデザインに大きく影響するのが、シェード部分です。和室のテイストに合わせる場合、和紙や磁器といった素材を使ってデザインされたペンダントライトがおすすめです。素材感は重要なので、選ぶ上でポイントになります。
また、デザインも見た目や第一印象に直結します。和室に馴染みつつもアクセントとなるような、自分の理想とするデザインのペンダントライトを探してみましょう。
照明の明るさ
ペンダントライトの素材やデザイン以外にも、おしゃれさを演出するには照明の明るさが重要になります。和室の質感をはっきり見えるようにしたいのか、リラックスできる柔らかい印象にしたいのかで、照明の明るさは変わってきます。
はっきり見せたい場合は、自然の光に近い昼白色がおすすめです。ナチュラルな明るさになるので、和室の自然な雰囲気を見えやすくしてくれます。
一方で柔らかい空間にしたい場合は、オレンジがかった電球色にしましょう。ほんのりと照らしてくれるので、柔らかく落ち着いた印象になります。
また、光の明るさを調整できるペンダントライトだと、気分に合わせて明るさを使い分けることができます。調光機能が搭載されているかどうかも、選ぶ際の基準としておくといいでしょう。
和室にぴったりなおしゃれペンダントライトを紹介
最後に、和室に合うおしゃれなペンダントライトを紹介します。和室の照明選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト 引掛けシーリング MPN06P
円筒型のペンダントライトを、新潟県長岡市で作られる伝統工芸「小国和紙」でデザインした和スタイルとなっています。小国和紙は楮(こうぞ)を原料とし、自家栽培から収穫・加工までが丁寧に行われます。
小国和紙に包まれたペンダントライトは、和風もありつつモダンな雰囲気もあるので、アクセントとなりおしゃれな和室を演出できます。また、職人さんが絵付けを1つずつ行っているので、小国和紙のデザインがそれぞれ絶妙に異なります。そのため、単体で取り付けるよりは、複数用意することで和室にリズムが生まれます。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト
人気のアクリルカバー付き円筒ペンダントライトに、新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ11cm 引掛シーリング MPN20 ダクトプラグ MPN20D
純白な自然素材の磁器を使用し、丁寧に焼き上げられたこちらのペンダントライトは、和室にも馴染むナチュラルなデザインとなっています。磁器のシェードから漏れる光が柔らかく和室を照らし、リラックスした空間を演出します。
ろうそくに近い光を演出できる点も、和室に合わせやすい要素です。和室独特の柔らかい雰囲気を出しつつ、取り付けることでさらに和室をおしゃれにすることが期待できます。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ11cm 引掛シーリング MPN20 ダクトプラグ MPN20D
LED磁器ペンダントは職人がひとつひとつ釜でていねいに焼きあげた磁器をシェードに使いました。昼間は磁器の白さがお部屋に清潔感をあたえ、夜は磁器からもれる灯りがお部屋をほっとあたたかくともします。
麻紐を使ったセード ペンダントライト MPN050 引掛シーリング
麻紐で覆われているペンダントライトも、和室に合わせることができます。麻紐が球状になっていて、不規則な丸みが和室の雰囲気に合います。
電球色のように柔らかい明かりにすれば、和室全体を落ち着いた雰囲気にすることもできます。アクセントにもなるので、一つあるだけでおしゃれな印象に変えてしまうことができます。
まとめ
今回は、和室に合う照明のタイプや選び方を解説し、おすすめのペンダントライトを紹介しました。
和室は照明やインテリアのコーディネートが難しいですが、テイストに合わせることでリラックスできる落ち着いた空間になります。ただいるだけで気持ちをリラックスさせられるので、照明のデザインや選び方にこだわるだけの価値はあると思います。
今回紹介したペンダントライトを参考に、和室をおしゃれにするペンダントライトを見つけましょう。