シーリングライトとペンダントライト、何が違うか知っていますか?
どちらも天井に取り付けるタイプの照明器具で、引掛シーリングという配線器具に取り付けられるものであれば、簡単に照明器具を設置することができます。(なかには引掛シーリングに取り付けられないシーリングライトやペンダントライトもあります。)
天井に取り付ける照明器具にはダウンライトもありますが、ダウンライトは電気工事を行う必要があります。シーリングライトとペンダントライトは天井に引掛シーリングがあれば後付けすることができ、気軽に交換して模様替えを楽しむことができます♪
天井に取り付ける照明をシーリングライトにするか、ペンダントライトにするか、選ぶ基準について見てみましょう!
カフェのような空間に! 黒いワイヤー の5灯ペンダントライトGPN006-5
見る角度によって幾何学的に見え、表情が変化する飽きのこないデザインの5灯LEDペンダントライト。 黒いワイヤーシェードと対照的に輝くソケットカバーがワンポイント。ペンダントライトの光は電球色(色温度2700K)で、暖かみのある夕暮れのような光の色合いでお部屋を落ち着いた雰囲気に。
シーリングライトとペンダントライトの違いとは?
天井の引掛シーリングに取り付けることができるシーリングライトとペンダントライト。なんとなくイメージはつくけれど、具体的に違いを説明できない人も多いのではないでしょうか?
ここでは2つの照明の違いについて説明します。
シーリングライトの特徴
シーリングライトとは天井に直接取り付けるタイプの照明です。天井の高い位置から照らすため、広範囲に光を届けることができます。
広い空間でも、シーリングライト1つで十分なほどの明るさを確保できるものもあります。
よく見られる丸形のシンプルなシーリングライトのほかにも、バー状のパイプにスポットライトが数個取り付けられた「シーリングスポットライト」や、空気を循環させるファンがついた「シーリングファンライト」もシーリングライトに分類されます。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
ペンダントライトの特徴
ペンダントライトはコードやチェーンを使用して、天井から吊り下げて取り付けるタイプの照明です。低い位置で照らすため、空間全体を照らすというよりは、照らしたいところをピンポイントで照らすのに向いています。
狭い空間であればペンダントライト1つでも十分な明るさを確保できますが、広い空間では他のタイプの照明と組み合わせて使うことが多いです。
スマートでシンプル 3灯円筒 LEDペンダントライト ゴールド/シルバー 引掛シーリング MPN06GO(SI)-3
器具の幅5.5㎝と細身でスマートな見た目がポイント。3灯で2.8kgというコンパクトですが、ダイニングテーブルの上を明るくします。3灯使いでも圧迫感を感じることなく、どんなお部屋にでも合わせやすいです。
シーリングライトとペンダントライト、選ぶ基準は?
シーリングライトとペンダントライト、どちらを選ぶか迷いますよね。何を重視するのかで、どちらを選んだ方がいいのかが変わってきます。
明るさ重視なら
部屋全体を1つの照明で明るくしたいならシーリングライトを選びましょう。
明るさを調節できる「調光機能」や、光の色合いを変えることができる「調色機能」付きのタイプであれば、生活スタイルに合わせて光の調節ができます。普段は自然光に近い「昼白色」に、リラックスしたい時は優しい色味の「電球色」に変えて、より快適な生活を叶えましょう。
インテリア重視なら
インテリア性を重視するなら、断然ペンダントライトがオススメです。シェードの形や色、素材の違いで、目指したいテイストのインテリアを叶えることができます。
北欧風にしたいなら木製やガラス製、アンティーク調にしたいなら真鍮製やガラス製など、デザインにこだわって選んでみましょう。ダクトレールを取り付けて、複数のペンダントライトを吊るしてもオシャレです。
モダンな印象のお部屋には、シーリングライトスポットライトもオススメです。
機能性重視なら
シーリングライトにはスピーカーやプロジェクターを搭載したタイプがあります。スピーカー搭載のものだと、天井のスピーカーから音楽が降り注ぐ新感覚を体験することができます。プロジェクター搭載のものはシーリングライトから壁面などに画面を投影し、大画面で映画やスポーツ観戦を楽しむことができ、家族で盛り上がること間違いなしです♪
シーリングライトとペンダントライト、オススメの取り付け場所は?
シーリングライトとペンダントはどこに取り付けるのがオススメなのでしょうか?それぞれ適した場所があるので、機能性やインテリア性も考慮して決めましょう♪
シーリングライトのオススメの場所は?
シーリングライトはフラットな丸型のシンプルなものが多く、どんな場所でもなじむ照明です。リビングや寝室、子供部屋で多く取り付けられています。
■リビング
1つで十分な明るさを確保できるため、広いリビングにオススメです。スピーカーやプロジェクター搭載のシーリングライトをリビングに取り付けると、家族みんなで映画やスポーツ観戦などを楽しむことができます。
空気を循環させる機能のついたシーリングファンライトは、冷暖房の効率を上げてくれるため、高い天井のリビングにぴったりです。
■寝室
シーリングライトは寝室にもよく選ばれています。調光・調色機能付きのシーリングライトだと、就寝前にリラックス効果のある電球色に、就寝時は常夜灯に調節できるので便利です。快眠モード付きのシーリングライトもありますので、快適な睡眠を求める方にはオススメです。
■子供部屋
子供部屋には高い位置からお部屋全体に明かりを届けることができるシーリングライトがオススメです。机で勉強する以外にも、本を読んだりゲームしたりと、色々な過ごし方をすると思います。
明るさが行き届いていない空間で過ごしていると、視力低下にもつながる可能性があります。子供部屋にはしっかり明るさを確保できるシーリングライトを選びましょう。
ペンダントライトのオススメの場所は?
ペンダントライトは照らしたい場所をピンポイントで照らすことができるため、キッチンやダイニングテーブルにオススメです。
■キッチン
キッチンにペンダントライトを取り付けると、調理する手元を集中的に照らすことができます。キッチンの幅に合わせて複数のペンダントライトを吊り下げると、カフェのようなオシャレな空間を演出できます。
■ダイニング
ペンダントライトはピンポイントで照らすことができるため、料理を美味しそうに見せる効果も期待できます。ダイニングテーブルの上部に取り付けて、家族の団らんを素敵に演出しましょう。
■和室
一般家庭にある和室はそれほど広くないので、ペンダントライト1つでも十分な明るさを得ることができます。和風デザインのものやナチュラルな素材のものを取り入れましょう。選ぶデザインによっては北欧風の和室やモダンな和室を演出することができます。
シーリングライトとペンダントライトの併用
ペンダントライトは1つだけで広い空間全体を照らすことはできません。広いリビングダイニングでは、ダイニングにペンダントライトを取り付けて、リビングはシーリングライトを取り付けるなど、併用するのもオススメです。
まとめ
シーリングライトとペンダントライト、どちらも天井に引掛シーリングがあれば取り付けることができる照明です。どちらを選ぶかによって、お部屋の雰囲気はガラッと変わります。
お部屋全体を明るく照らしたいならシーリングライト、照らしたい部分だけスポット的に照らすならペンダントライトがオススメです。ペンダントライトは部分的に照らす照明のため、使用する場所によっては他の照明と組み合わせて使いましょう。
ペンダントライトはインテリア性が高く、オシャレな空間を演出することができます。一方、シーリングライトは、スピーカーやプロジェクター搭載など、最新の機能を備えているものもあり、より快適な暮らしを叶えてくれます。
照明でよりオシャレで快適な暮らしを実現しましょう♪