みなさんは、素敵なお店で食事をして、最後にトイレに入ったときに、「何か居心地が悪い。」「お店の雰囲気は素敵だったのに、トイレが残念。」と感じたことはありませんか?全体的にお店のイメージが良いのにも関わらず、トイレのインテリアに注ぐほどの余力がなく、最後の最後で全ての評価を覆すほど、実はトイレの印象は大事なのです。
明るく、清潔なトイレ、そして居心地のよいトイレは、どのようにして整えたらよいでしょうか?
今回は、「残念なトイレ」を、どの世代にも好まれる「北欧風」にアレンジしてみましょう!
ブラケットライトがトイレに適している理由
まず、「残念なトイレ」とはどのようなトイレでしょうか?
「暗い」「不衛生」「派手で落ち着かない」などの点が挙げられます。
暗いトイレ、というのは、足を踏み入れにくいものです。人間は、進もうとしている方向が暗いと、不安・恐怖を感じるように脳にインプットされています。夜に目が効かない動物でもあるので、暗い方向には足が向かないのです。煌々とし過ぎた照明は、逆に落ち着いて用を足すことができないため、きらめくことない柔らかい光線で、明る過ぎない程度の光量が適しています。
また、青白い昼光色は、暗く寒い印象に。オレンジ色の電球色は温かみを感じ、ホッとするため、トイレでは電球色の電球が使われます。
トイレには、ダウンライトがよく使われますが、ダウンライトは光が見えるだけであって、照明器具自体の形は見えません。シンプルにすっきりと見せる効果はありますが、何かアクセントが欲しい、というときに適しているのは、実はブラケットライトなのです。
では、ブラケットライトがトイレに適している理由を見てみましょう。
器具自体が光る
人間は、進もうとしている方向が暗いと、不安・恐怖を感じる動物であると前述しました。よって、前方に光があると安心するのです。ブラケットライトは、器具そのもの自体が光るため、目で灯りをしっかり認識できます。
邪魔にならない
スタンドのように床に置くわけではないので、コンセントを足で引っ掛けて倒してしまう心配もありません。また、ペンダントライトのように、天井から下がってくるわけではないので、少し天井が低くても、壁に設置することはできます。ただしブラケットライトは個人では設置できないため、配線工事・設置工事を専門業者に依頼する必要があります。
アクセントになる
形もデザインも種類が割と豊富なため、インテリアのスタイルに合わせて選ぶことができます。シーリングライトやペンダントライトと同様のシリーズも揃えてあることが多いため、家全体で照明のトータルコーディネートを楽しむことも。スペースがあれば、小さめのブラケットライトを横や縦に2つ3つと連続して設置し、リズムをつけるとより一層個性的に壁を飾ることができます。
素材が豊富
ガラス、アクリル、鋼板により、光の漏れ方を変えることができます。ガラスやアクリルは器具自体を光らせ、明るく見せ、逆に鋼板は光を通さないため、器具自体ではなく、壁に光を反射させ、ムーディーな雰囲気を作ることができます。素材によって、光の広がり方の工夫ができるのがブラケットライトの魅力です。
掃除しやすい高さ
ブラケットライトは、壁に設置するので、手を伸ばせば、シェードの埃を取ったり、拭いたりすることができます。シーリングライトは、台の上に乗って作業しなければなりませんが、ブラケットライトは手を伸ばせば届く高さか、低めの台に乗れば届く高さに設置されることが多いです。
トイレを北欧風に見せる工夫
トイレを北欧風に見せるためには、いくつかのポイントがあります。
壁紙
壁紙は、無地なら白が良いです。病院のような真っ白な白ではなく、温かみのある柔らかな白が良いでしょう。凹凸があると、ホコリや汚れが溜まってしまうため、凹凸の少ないものを選びましょう。また、コーティング機能のついた壁紙を選ぶと、汚れがついてもサッと拭くことができます。他にも抗ウイルス機能、消臭機能、光触媒機能など、機能性のついた壁紙を選ぶと、掃除の手間も省けますね。
また、アクセントクロスとして、薄い色を一面だけ貼るのもオススメです。また、柄入りクロスは、小さな柄なら全面に貼っても。大きめの柄なら左か右の一面、もしくは前面にだけ、使用するのもよいです。
気をつけるのが色。寒色系だと、暗く寒く感じます。トイレは北側に設置されることも多いので、色を使うなら暖色系がよいですね。
便器
便器の色は、白にしましょう。ピンクやベージュ、ブラックなどもありますが、便器自体を取り替えるのは工事費もかかります。気軽に取り替えるものではないため、無難な白にしておきましょう。最近では、タンクレスが主流です。タンクレスはどのインテリアでも合い、すっきり見える上、凹凸か少ないため掃除もしやすいです。またスペースが広くとれるので、今後もタンクレス人気が続きそうです。
小物
トイレには手を拭くタオルが必要です。シンプルなら白、北欧でもモダンにするならグレーがオススメです。鏡は、長方形のシンプルなものでもよいのですが、円形にすると柔らかな感じになり、個性も出ます。壁には北欧柄を代表するマリメッコのファブリックパネルや、額に入った北欧風の絵やポスターを飾ると、一気にニュアンスが出ます。トイレの空間は小さいので、ファブリックパネルも額も小さめのものを1つ、もしくは2つ3つと飾ってもよいですね。季節によって変えることもでき、色味も変えられるので、模様替えにも適しています。
北欧風のトイレにおすすめのブラケットライト
では、北欧風のトイレにおすすめのブラケットライトをご紹介します。
MBK035 Φ65×1灯ブラケットライト
コロンとした丸い形がかわいいブラケットライト。天井や壁の色に合わせて、ベース部分を白か黒か選べます。1灯だけでも、2灯連続して横に並べたり、縦に並べたりしても。遊び心で配置できるブラケットライトです。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ65mm ブラケットライト MBK035
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
MBK037-3 Φ65×3灯ブラケットライト
MBK035のブラケットライトを3灯バーに付けたようなデザインのブラケットライト。バー部分を白か黒か選べます。3灯付いているので、明るいため、広い面積のトイレにおすすめです。
内玄関をおしゃれに照らす スフィアシリーズ 球状ランプΦ65mmが3灯ついたブラケットライト
コンパクトでミニマルな直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスより、やわらかな灯りを発し空間をリズミカルに演出するブラケットライト。天井や壁の色に合わせて、ベース部分を黒か白のどちらかお選びください。
GBK002 LEDブラケットライト
レトロなランプと真鍮古美メッキがビンテージテイストな味わいのブラケットライト。
セードはプレス加工した肉厚なガラスになっており、さらにフチにガードがつけられているため強度が高く、ガラス表面の凹凸は光を拡散させる効果があり、柔らかい光で空間を照らしてくれます。まるで白熱電球のようなLEDクリアランプはフィラメントがキラリと光り、まるでヨーロッパの町中にある外灯を想像させるデザインに。細部までこだわった丁寧な仕上げとなっています。
ビンテージテイストのブラケットライト
落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスセードがポイント。ビンテージテイストのセードが、程よいヴィンテージ感を演出します。壁に設置するライトで、電気工事が必要です。
まとめ
トイレは小さな空間ですが、毎日必ず何度も入る、大切な場所です。トイレが素敵なお店や友人の家は、細部にまで掃除や手入れが行き届いている証拠です。トイレの雰囲気が、全体の印象を決定づけることにもなるので、こだわりたいものですね。
ブラケットライトを活用して、さらに壁紙や小物でトイレを北欧風にアレンジ!みなさんのセンスでトイレを居心地の良い空間に変えてみましょう。