みなさんは、どのようなインテリアがお好みですか?
木の家具と白い塗り壁がメインの温かみがあるナチュラルがお好みでしょうか?それとも、金属系の無機質で直線が多いスタイリッシュな感じがお好みでしょうか?
このテイストも好き、あのテイストも好き、というように、色々なテイストをインテリアに取り込んでいく手法もありますが、実はこれは上級テクニック!ミックスしているうちに、まとまりがなくなり、ごちゃごちゃしてしまうことも少なくはないのです。
まずは、インテリアのテイストを1つに絞り、その雰囲気に合った窓周りや照明、家具、小物で揃えることを目標にしましょう!
照明をインテリアのテイスト別に分類してみよう
ここでは、まず、インテリアのテイストの特徴を述べてから、照明にも注目をしてみましょう。照明は、インテリアのアイテムの中でも、形や色が様々で、デザイン性に富んでいるため、分類もしやすいです。
ナチュラル
床や建具は、明るい木の色。壁は白。窓周りは両開きのカーテン。グリーンを適度に置き、自然の緑も木の色に合います。温かみがあり、ホッとできる空間になるため、万人に好まれる傾向に。特に小さなお子さんがいる家庭には向いています。
北欧風 木調セード ペンダントライト MPN046
木目調で、丸みを帯びた柔らかいデザイン。コードも白で清潔感もあります。直径32.2㎝の大ぶりなセードは、食卓をあたたかく包み込むような光で広く照らしてくれます。セードの素材は鉄ですが、茶色塗装後、木目模様を転写して木調に仕上げています。ナチュラルテイストなお部屋や、北欧風のお部屋にもマッチするペンダントライト。セード内側を白色にすることで反射効率をアップさせ、よりダイニングテーブル上を明るく照らします。
スタイリッシュ
ガラスと金属を使った家具は、直線が多く、都会的でハイセンスな印象に。シルバーと黒、白のモノトーンで仕上げたり、そこに赤などのビビッドな色を1〜2色、抑え目で足すと、洗練されたイメージに仕上がります。
シンプル ミニマルデザイン 円筒ペンダントライトMPN04 MPN05
無駄のないスッキリとしたデザイン。電球も見えない仕様になっているので、円柱だけが宙に浮かんでいるように見えます。アルマイト仕上げ、塗装仕上げであり、無機質さを醸し出しています。直径5.5cmのスリムな円筒形ボディで、どのような場所にも合わせやすいです。
ミッドセンチュリー
直訳すると「1世紀の中間」という意味で、20世紀半ばの1940~60年代にブームになった家具や建築物のデザインを指します。アメリカのイームズ夫妻が発表した家具が絶大な支持を受けました。プラスチックと樹脂を組み合わせたり、金属を組み合わせたりと、革新的な試みがなされました。メンズライクでインダストリアルな家具も多いので、黒色に塗装した金属部を取り入れた家具や照明も多く発売されました。
細かい模様が個性的 磁器ペンダントライト 引掛シーリング MPN18 ダクトプラグ レール MPN18D
ドットと線の幾何学的な模様が、ポップ且つモダンな雰囲気。遊び心満載で、思わず眺めたくなってしまう照明です。ダイニング等お部屋のワンポイントに清潔感あふれる純白な磁器素材を用いたシリーズ。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
レトロ
新品ではなく、ちょっと懐かしい感じがするものを集めたテイスト。「おばあちゃん家に遊びに行ったみたい」と思わせるような、居心地の良さも感じます。アンティークの家具や小物が主役に。ガラスを歪ませたり、古びたように見せたりと、新しいものをわざわざ古く加工して、部屋に溶け込ませるような工夫をされたものも多くあります。
カフェ風のお部屋にしたいなら、ノスタルジックなペンダントライト
透明吹込みガラスにアンバー色の塗装を施した照明。アンバー色のガラスは光を通した時、透明なガラスよりも光をやわらかくしてくれます。器をひっくり返したような丸みのあるシルエットが可愛らしく、アクセント照明として活躍してくれます。
エレガント
中世のヨーロッパの、貴族の城に出てくるような、優雅なデザイン。家具の脚は、「猫脚」といって、曲線を多用しています。紺や深い赤のような重厚な色、また薄いピンクやレモンイエロー、エメラルドグリーンのようなかわいらしい色に分かれます。女性に好まれる傾向があります。
きらめく切子ガラス 3灯ペンダントライト
エレガントな雰囲気を出すのにとても効果があるのが、シャンデリア。ゴージャスさが加わります。こちらは切子ガラスを使い、和を意識していますが、シンプルなので、エレガントのテイストにもマッチします。
和風
一番日本人に馴染みの深い和風。和室はもちろんのこと、白木を使ったシンプルなリビングならば、家具や小物で和風に傾けることができます。茶室のあるような数寄屋造りの本格的な和風から、モダンを足した現代の生活に合った和風まで、アレンジすることができます。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙 円筒ペンダントライト MPN04 引掛シーリング ダクトプラグ
LED円筒ペンダントライトに新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。当店「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品。
アジアン
アジア、特に東南アジアを意識した、リゾートっぽいテイスト。麻や竹などの素材を用い、目の荒い透け感のある布を用います。エギゾチックな色使いで、一気にアジアン風に。
インテリアのテイスト別、必要アイテム
「これを置けば、一気に〇〇風!」になるアイテムをいくつかご紹介いたします。
ナチュラル
メープルやオークの家具、白い塗り壁、コットンのカーテン。丸みのある葉のグリーンも少し加えると、ナチュラル感がアップします。白い陶器の置物や、自然素材のカゴを置くとよいでしょう。
スタイリッシュ
ガラスやシルバーのオブジェ、ベース、ミュージアムショップで販売されているデザイン性の高い小物。モダンアートのポスターを飾ると、色味を加えることもできます。窓周りは、布のカーテンよりはバーチカルブラインドのような直線的なものを設置するとよいです。
ミッドセンチュリー
イームズ夫妻、ジョージ・ネルソン、イサム・ノグチなどのデザイナーや、名だたる建築家がデザインしたイスや照明を配置するだけで、一気にミッドセンチュリーの香りが漂います。日本でも柳宗理、剣持勇などの名作イスが生まれており、和室とも相性がよいです。
レトロ
アンティーク家具屋さん、雑貨屋さんに行って、掘り出し物を見つけ、コレクションをしていくのもよい方法です。一口にレトロと言っても、欧米の片田舎風レトロなのか、昭和レトロなのか、によっても方向性が大きく異なるので、自分がどのレトロにしていきたいかを決めてから、コレクションしていくようにしましょう。
エレガント
マリーアントワネットが生きた時代のフランスの、優雅な貴族社会をイメージするとわかりやすいと思います。テーブルやイスの脚が湾曲している家具を置くと雰囲気が出ます。マホガニーなどの高級木材でフレームを、厚みのあるシルクなどの張り地を使ったイスを置き、壁紙にも唐草模様を使うと、高級感も出ます。
和風
今では、障子や床の間がある家は減ってはきましたが、建具が和風であると、それだけで和風の感じは出ます。障子を取り付けない場合は、和紙をイメージしたプリーツスクリーンを窓に取り付けたり、照明にも和紙や白木を使ったものを選んだりすると、和風になります。床の間がない場合は、手ぬぐいを額に入れて壁にかけ、季節ごとに変えれば、行事も楽しむことができます。
アジアン
麻や綿の布を使い、ざっくりとした竹や水草で編んだかごを置き、仏像の頭のオブジェを置けば、それだけでアジアン風に。お香を炊いたり、民族音楽を流したりすれば、聴覚や嗅覚でもアジアンの風を感じられます。
まとめ
自分の好きなインテリアのテイストは見つかったでしょうか?
この他にも、インテリアのテイストは、たくさん存在します。床や壁紙がシンプルであれば、家具や窓周り、照明器具を買い替え、小物を足すだけで、イメージをガラッと変えることもできるのです。
まずは、1つのテイストに統一するところから始まり、慣れてきたらミックスさせて、自分好みのテイストにインテリアを仕上げることができるので、試しながら色々とチャレンジしてみて下さいね。