ペンダントライトは、デザイン性が高く部屋のアクセントになるおしゃれな照明です。LDKに使われることが多いですが、ここではダイニングでおすすめのペンダントライトの選び方について解説していきます。MotoMでおすすめのペンダントライトもいくつか紹介していますので、どうぞご覧ください。
目次
ペンダントライトには大型と小型の2種類ある
ペンダントライトとは、コードやチェーンで天井から吊り下げて使う照明器具のことです。ペンダントライトには、シャンデリアのように全体を照らす全体照明と、ダイニングテーブルの上に吊るして特定の部分を照らす部分照明があります。また、ペンダントライトは大型と小型で大きく分けて2種類あります。大型と小型のペンダントライトのそれぞれの特徴を見てみましょう。
大型のペンダントライトの特徴
大型のペンダントライトは、1灯でダイニング全体の明るさを確保できる大きさのものです。大型のペンダントライトには、以下の2つのメリットがあります。
- 明かりが広範囲に広がる
- デザイン性の高いシェード形状のペンダントライトが多い
ただ、大型のペンダントライトでも、部屋全体の光を確保するとなると少し室内が薄暗く感じてしまうため、明るさを確保する補助照明がある方が良いでしょう。
また、床面に影が大きく映るため、それが気になる方もいるかもしれません。
北欧風 木調セード ペンダントライト MPN046
直径32.2㎝の大ぶりなセードは、食卓をあたたかく包み込むような光で広く照らしてくれます。セードの素材は鉄ですが、茶色塗装後、木目模様を転写して木調に仕上げています。ナチュラルテイストなお部屋や、北欧風のお部屋にもマッチするペンダントライト。セード内側を白色にすることで反射効率をアップさせ、よりダイニングテーブル上を明るく照らします。
小型のペンダントライトの特徴
小型のペンダントライトは、2〜3灯など複数の照明をダイニングテーブルの上やカウンターに使用する小さいサイズの照明です。
メリットは以下の2つがあります。
- ライティングレールやダクトレールなどを使用して複数のペンダントライトを設置できて、明るさを調整しやすい環境が作れる
- ダイニングテーブルやカウンターなどでレストランのようおしゃれな空間を演出することができる
小さいペンダントライトは、40W相当の明るさしか確保できないものもあるので、広範囲で明るさを確保するのが難しい点がデメリットです。
ペンダントライトに使われる電球の種類
ペンダントライトに使われる照明は、LEDフィラメント電球、LED電球、電球型蛍光灯、白熱灯などがあります。
- LEDフィラメント電球:クリア電球で白熱灯のような光源を再現したLED電球
- LED電球:電気使用量が少なく、節電省エネで長寿命
- 電球型蛍光灯:白熱灯よりも節電タイプ。点灯直後は少し暗くて明るくなるまで時間がかかる
- 白熱灯:安価で自然な光色をしている。電球自体が発熱して高温になりやすい。
省エネを重視するならLED電球が良いですが、デザイン性の高いペンダントライトに使用するならLEDフィラメント電球が良いでしょう。LEDフィラメント電球は、白熱灯のような美しい光をLEDで再現しているため、通常のLED電球よりもキラキラと美しく周りを照らします。
今では、LEDが主流となっています。
価格は白熱電球よりも高額ですが、LED電球が普及しつつあることもあり以前よりも価格が抑えられてきています。白熱電球が約3〜4ヶ月の寿命に対してLED電球は10年近くも長持ちします。長寿命であることを考慮するとLED電球はとても経済的であることがわかるでしょう。
ダイニングに使うペンダントライトの選び方
ここからは、ダイニングで使うペンダントライトを選ぶ際の選び方について解説します。
テーブルの大きさから設置するペンダントライトの数を選ぶ
ダイニングに使うペンダントライトを選ぶ際は、ダイニングテーブルの大きさから設置するペンダントライトの数を選ぶようにすると良いでしょう。
テーブルの幅の3分の1のシェードだとバランスが良い
ダイニングに設置するペンダントライトを選ぶ場合、テーブルの幅の3分の1程度のシェードの大きさだと、全体的にバランスがよく明るさもちょうど良くなります。
- テーブルサイズ120〜140cm幅の場合、白熱球40W相当なら2灯・60W相当なら2灯・100W相当なら1灯が目安
- テーブルサイズ160cm〜200cm幅の場合、40W相当なら4灯・60W相当3灯・100W相当なら2灯が目安
上記の目安を参考に、適切な明るさのペンダントライトを選びましょう。
小さいペンダントライトの場合はテーブルの四隅が暗くならないように設置
小さいペンダントライトを設置すると、照らす範囲が狭まるためテーブルの四隅に光が届かずに暗くなることがあります。そのため、設置数を増やして明るさを補う必要が出てきます。
ただ、最近では小型のペンダントライトでも十分明るさを確保できる商品も多いです。そのため、小さいペンダントライトだからといって必ずしも設置数を増やさなければならないわけでもありません。
先にも述べましたが、ダイニングテーブルの上に照らすペンダントライトの数は、ペンダントライトの明るさを目安に設置台数を決めるようにしましょう。
雰囲気に合わせて似合うペンダントライトを選ぶ
ペンダントライトはさまざまな種類がありますが、ペンダントライトを選ぶ際は部屋の雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。LDKがどんなインテリアテイストなのかによってペンダントライトのデザインが変わってきます。ここでは、人気のインテリアテイストに合うペンダントライトのデザインをいくつか紹介します。
シンプルモダン
LDKをモノトーンのシンプルモダンな雰囲気にするなら、ペンダントライトもモノトーンでシンプルなデザインのものにしましょう。ブラックに近い色のペンダントライトならクールな雰囲気に、アイボリーやブラウンだと落ち着いた雰囲気を演出できます。ホワイトのペンダントライトなら他の色を邪魔しないので、他のインテリアを鮮やかに見せ、より洗練された空間演出が可能です。
北欧テイストのお部屋にぴったりな三角セードのペンダントライトMPN049
真っ白なセードと木の飾りがポイントのペンダントライト。木の飾りがあることで、ナチュラルな素材感とどこかほっこりとした雰囲気が感じられます。
北欧テイスト
スウェーデンやフィンランドなどのヨーロッパ北部で生まれたインテリアテイストの北欧テイストは、日本でも人気のインテリアテイストの1つです。寒さが厳しく日照時間の短い北欧では、家の中で過ごす時間が長いため家の中でも快適に過ごせるようなシンプルでナチュラルな雰囲気が特徴的です。北欧テイストには、天然素材を使ったシンプルなデザインで、自然の温もりが感じられるペンダントライトが良く似合います。
和風テイスト
和モダンや和風テイストも人気のインテリアテイストの1つです。LDKを和モダン・和風テイストにするなら、ペンダントライトも合わせて和風テイストを選ぶと全体的にバランスの良いコーディネートができます。和風テイストに似合うペンダントライトは、和紙や磁器などの素材で作られたシェードが良いでしょう。ぼんやりと優しい光が透過されるので、ダイニングテーブルの上に設置することで食事も美味しく照らします。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト
人気のアクリルカバー付き円筒ペンダントライトに、新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
ラグジュアリー
ダイニングテーブルを豪華な雰囲気にしたいのであれば小さめのシャンデリアタイプのペンダントライトがおすすめです。クリスタルガラスをふんだんに使ったものや、モダンなデザインなど存在感抜群なシャンデリアもあります。ペンダントライトにシャンデリアを採用するなら、ゴージャスなシャンデリアをアクセントとして、他のインテリアはシンプルなデザインのものでまとめると良いでしょう。
存在感のあるフォルムとメタルセードの輝き
メタルセードの反射板が特徴的なインテリア照明です。ミラーボールのような見た目は圧倒的な存在感を持ち、お部屋をゴージャスに演出してくれます。天井から吊り下げるワイヤーが透明でまるで宙に浮かぶ光の粒子のようです。
部屋のテイストに合わせて素材を選ぶ
ペンダントライトには、和紙やガラスなどさまざまな素材があります。先に述べたようにインテリアテイストでデザインや素材を選ぶのもおすすめですが、どんなテイストにするか悩んでいる方は、柔らかい雰囲気にするかシャープな雰囲気にするかで素材を選ぶのも良いでしょう。それぞれに似合うおすすめの素材を紹介します。
癒しの空間にしたい場合におすすめの素材
ダイニングを柔らかい光で癒しの空間にしたい場合には、以下のような素材がおすすめです。
- アクリル
- 乳白色のガラス
- 布製
- 和紙
- 磁器
これらの素材は、どれも透過性の高い素材です。
電球の光をぼんやりと全体に拡散してダイニングを明るく照らしてくれます。
ぼんやりとした明かりは穏やかで柔らかい光になるので、ダイニング空間全体を柔らかくなり癒しの空間を演出します。
シンプルモダン・ホテルライクな空間にしたい場合におすすめの素材
シンプルモダンやホテルライク空間にしたいなら、シャープでクールな印象になる以下の素材でできたペンダントライトがおすすめです。
- 金属
- スチール
- 木製
これらは透過性がなく、部分的に明かりを照らすのが特徴です。
シェードの陰影と光のコントラストで、シャープな雰囲気になります。
シンプルモダンやホテルライクなど、キリッと引き締めた雰囲気にしたい時は、上記のような素材が良いでしょう。
コードの長さは低めがおすすめ
ペンダントライトの高さは、ダイニングテーブルから60〜80cm程度など、低めがおすすめです。
この長さであれば、ダイニングテーブルの上に効率よく明かりを届けてくれます。
また、低い位置にペンダントライトを設置することで、ペンダントライトの光源が直接視界に入ってこないので眩しさも軽減できます。
ダイニングを彩るMotoMでおすすめのペンダントライトを紹介
ここからは、ダイニングを彩るMotoMでおすすめのペンダントライトをいくつか紹介します。
LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライト 要施工 MPN06 引掛けシーリング/ダクトレール
円筒状のシンプルで高級感が感じられるペンダントライトです。
円筒部分はゴールド、シルバー、ブラック、ホワイトの4種類から選べます。
2〜3灯など複数灯で配置することで、小さいサイズでも十分に明かりを確保でき、ダイニングテーブの上を見た目もゴージャスで洗練された空間に演出します。
LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライト MPN06
ミニマルな円筒形でオプティカルパーツがワンポイント。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
クラックガラスデザイン ペンダントライト 幅103mm 引掛シーリング MPN032
ヒビ模様のクラックガラスから漏れる優しい光がおしゃれな小型のペンダントライトです。
クラックガラスから漏れる光は、壁に幻想的な影を作り出し、消灯時も太陽光の光を受けてガラスシェードがキラキラと輝きます。
消灯時と点灯時で違った表情を見せるので、毎日見てても飽きませんね。
きらめく切子ガラス 3灯ペンダントライト 青/赤 引掛シーリング
切子ガラスで装飾されたシャンデリア風の3灯のペンダントライトです。シェードから優しい明かりを透過してダイニングテーブルの上を彩ます。切子ガラスはブルーとレッドの2種類あるので部屋の雰囲気に合わせて好みの色を選べます。
切子ガラスの煌めきが綺麗なスタンドライト
伝統技術に裏打ちされた切子ガラスと柔らかい透過性を創出する布セードが表現する暖かみを持ったスタンドライト。美しい切子ガラスは笹をイメージしてカットされた繊細な模様のガラスとクロームメッキにより高級感のある仕上りになっております。
まとめ
ダイニングに設置するペンダントライトの選び方について紹介しました。ペンダントライトはデザイン性が高く、種類も豊富です。これまで紹介した内容を参考に、適切な明るさでおしゃれなペンダントライトを選んでくださいね。