洗面室は、毎日家族が使うものなので生活感が出やすくなる場所です。おしゃれな洗面室にリフォームしたいと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは洗面室をおしゃれにリフォームする前に考えることや、おしゃれにするポイント、リフォームした洗面室をおしゃれに保つ方法について解説しています。
MotoMでおすすめの洗面室に使える照明も紹介していますので、どうぞご覧ください。
目次
洗面室のリフォームをする前に考えること
洗面室のリフォームをする前に、いくつか考えなければならないことがあります。
ここでは、9つのポイントについてひとつずつ解説していきます。
①目指すテイストを決める
インテリアテイストには北欧風や、和モダン、ホテルライクなどさまざまなテイスト・デザインがあります。
洗面室のリフォームを検討するなら、どんなテイストにするか方向性をまずはしっかりと決めてからリフォーム計画を立てるようにしましょう。
②洗面室の使う目的を考える
洗面室を家族がメインで使うのか、お客様も使う予定のあるものなのかによって、洗面室のデザインも変わってきます。また、洗面室を化粧をしたり、身だしなみを整えるために使うのであれば、化粧品やドライヤーなどの道具を収納するスペースを十分に用意しなければなりません。家族や自分が洗面室をどのように使うかによって、洗面室に必要なものも変わってきますので、家族でもしっかりと話し合って目的を定めるようにしましょう。
③収納量を確認する
洗面室は家族で使用するものをたくさん収納する場所でもあります。
例えば歯ブラシや整髪料、ドライヤー、化粧品、脱衣室と兼用しているならバスタオルやランドリーボックスなどを置くでしょう。
家族が多ければ多いほど、必要になってくる道具の量も増えていきます。
洗面室をリフォームする場合、収納スペースを増やすのか、それとも収納するもの自体を減らすのかを検討しましょう。
そして収納スペースを検討する際は、どこに何を置くのか、置き場所を決めておいてあげると洗面室の収納について考えやすくなり、洗面室も乱雑になりにくくなります。
④洗面化粧台のサイズを決める
洗面室のリフォームをする際に重要なのが、洗面化粧台のサイズを決めることです。
まずは今使っている洗面台の高さ・横幅・奥行きを測っておきましょう。
今の洗面化粧台よりも広い洗面化粧台を希望されるのであれば、今使用している洗面化粧台のサイズを把握し、どのくらいの奥行きや横幅が欲しいかなどを洗面化粧台のカタログを見ながら探してみましょう。
また、洗面化粧台のカウンターの高さも測定しておきましょう。
腰を深くかかめて使用しなければならないタイプの洗面化粧台だと、腰を痛めてしまいます。
洗面化粧台のカウンター高さの理想は「身長÷2」で出された数字であるといわれています。
既製品の洗面化粧台の場合、75cm・80cm・85cmがあります。
どの高さが使い勝手が良いかを考えて選ぶようにしましょう。
実際にショールームなどで確認してみるのもおすすめです。
⑤どんな機能が欲しいか考える
洗面化粧台にも便利な機能がたくさんあります。
例えば、水栓ハンドルに触れることなく水を出すことができる非接触で使える自動水栓や手を出すと自動的に消毒液やハンドソープが出るオートディスペンサーなどは、昨今の新型ウイルスの影響もあって大きく注目されています。
また、節水・節湯機能のついた水栓も人気です。
上記のような機能付きのものは、初期費用が高くなりやすいです。
しかし、ランニングコストを抑えたり、家族間でのウイルス感染の予防にもつながるので費用対効果が期待できます。
⑥洗面ボウルを増やすか考える
家族が増えたことで、朝の身支度時に洗面室が渋滞になり使い勝手が悪くなっているのであれば、洗面ボウルを増設することも検討してみてはいかがでしょうか。
洗面ボウルを1つから2つに増やすだけでも、家族で順番待ちをする時間が大幅に緩和されます。
物件の間取りやスペースによっては増設が難しい場合もあります。
その場合は、業者に見てもらい洗面室を広げるなど、増築も考えてみてはいかがでしょうか。
⑦水道工事や電気工事が必要かどうか
洗面室をリフォームする場合、収納部分を増やすなどのリフォームであれば水道工事や電気工事の心配はありません。
しかし、洗面化粧台の交換や増設の場合、水道工事や電気工事が必要になる可能性があります。
洗面化粧台の交換の場合、既存の給排水管や電線が新しい洗面化粧台に対応していない場合もあり、洗面化粧台を購入後に追加で工事費用がかかってくる場合もあります。
また、洗面ボウルを増設する場合、増設する場所や水栓の種類によっては電線や給排水管の延長をしなければならず、その分の工事費用が上乗せされる可能性もあるでしょう。
事前に業者に見積もりを出してもらってどのくらいの費用がかかってくるのかを確認するようにしてください。
⑧窓を取り付けるかどうか
洗面室をもっと風通し・日当たりを良くしたいという希望があるのであれば、窓を取り付けることも検討しましょう。
新築時、LDKなど他の部屋の日当たりや風通しを優先するため、洗面室はどうしても日当たり・風通しがあまり良くない場所に設置されることが多いです。
しかし、洗面室は水をよく使う場所です。
また、洗面室で洗濯物を干す人もいるでしょう。
少しでも日当たり・風通しをよくしたいと考えるのであれば、新たに窓を取り付けるのもひとつの手です。
ただ、窓を取り付ける場合、建物の構造にも影響が出てくるので、窓を取り付けられるかどうかは業者に相談してみてください。
⑨工期を確認
洗面化粧台の交換などリフォームの内容によっては、トイレが使用できなくなる場合もあります。
一般的にユニットタイプの洗面化粧台の交換だけなら、数時間から1日で工事は完了します。
造作洗面台と違い、デザインの自由度は下がってしまいますが工期が短くて生活に支障が出にくいのがメリットです。
造作洗面台を施工してもらう場合、ユニットタイプよりも時間がかかるので事前に業者にどのくらいの期間がかかるかを確認しておくようにしましょう。
また、給排水管や電気工事、床や壁のリフォームなど洗面室の全面リフォームを行うなど、大掛かりな工事をする場合、当然ですが施工期間も長くなります。
内容によっては1〜4日かかる可能性もあるので、その間洗面所やトイレの使用に関しても業者にしっかりと確認しておいてください。
洗面室のリフォームでおしゃれにするこだわりポイント
続いて、洗面室のリフォームでよりおしゃれな空間を作るこだわりポイントについて紹介します。
洗面室の中でもメインとなる洗面化粧台のリフォームを中心に、5つのポイントをひとつずつ解説しますので、早速見ていきましょう。
造作か既製品か
まず、洗面化粧台の交換をする場合、既製品のユニットタイプに交換するか、オリジナルの造作洗面化粧台を作るのか、どちらにするかを決めることです。
ユニットタイプの場合、費用を抑えやすく工期も短くて済むというメリットがありますが、規格品のためある程度デザインが決まっておりオリジナリティには少しかけてしまいます。
一方で造作洗面台は、鏡・水栓・洗面ボウル・カウンターなど自分で選んで自分だけのおしゃれな洗面台を作ることが可能です。
しかしその場合、選ぶ部品の価格が高かったり、工期が長くなってしまったりして、既製品の洗面化粧台よりも費用が高くなりやすいです。
費用や工事期間がかかっても造作するか、費用を抑えて工期も短縮できる既製品にするかは、自分たちが洗面化粧台に何を求めるかによって決めるようにしましょう。
洗面ボウル
おしゃれな洗面化粧台にする場合、まずは洗面ボウルに注目しましょう。
洗面ボウルには、カウンターの上に乗せる置き型、カウンターと一体型になった「埋め込み」、壁に設置する「壁付け」などの種類があります。
既製品の場合、造作よりも種類は少ないですが、メーカーによってさまざまな形の洗面ボウルがあるので、色々な種類をショールームなどで見ると良いでしょう。
造作洗面台の場合、既製品よりも選べる洗面ボウルの幅が広いので、使い勝手や見た目を考慮しながら、自分に合ったものを選んでみてくださいね。
鏡
鏡には、自分の姿を写して身だしなみを整えるためだけの機能のものもあれば、鏡の裏に収納スペースがついたものもあります。鏡の裏に収納スペースがあるタイプのものは、歯ブラシや化粧品などの小物類を収納できるので、洗面室をすっきりした状態にできます。自分が理想とするおしゃれな洗面室や洗面化粧台を目指すなら、自分で雑貨屋さんからおしゃれな鏡を探してくるのもおすすめです。
水栓
先にも紹介しましたが、最近では非接触タイプの自動水栓が人気です。デザイン性の高い自動水栓も多く開発されているので、機能面を重視しながらおしゃれな水栓を選ぶこともできます。
水栓のデザインや機能によって費用が異なってくるので、カタログなどで金額を確認しておくようにしましょう。
照明
洗面室のリフォームで、照明は見落としがちな部分です。洗面室だけでなく、部屋をコーディネートする際に照明はとても重要な役割を持っています。洗面室をおしゃれにするなら、ブラケットライトやペンダントライトを取り付けるのも良いでしょう。機能性を重視するなら、長寿命のLED電球を使ったダウンライトもおすすめです。
ダウンライトは天井に埋め込まれているため見た目もすっきりして、どんなインテリアテイストでも合わせやすいというメリットがあります。
また、鏡の周りに設置するライトや鏡にライトが埋め込まれたミラーライトもおすすめします。
ブラケットライトと違い、演色性が良くて明るいタイプも多くメイクをするのにもピッタリです。
リフォームした洗面室をおしゃれに保つには?
せっかくリフォームした洗面室をおしゃれに保つために気を付けることを2つ紹介します。
整理整頓して生活感を隠す
1つ目は整理整頓を心がけて、生活感を隠すことです。
洗面室は毎日使用する場所なので、どうしても生活感が出やすい場所です。
少しでもおしゃれな状態を保つなら、使ったものは決められた場所に片付けるようにしましょう。
収納付きの鏡や扉付きの収納スペースを設置し、使ったドライヤーや歯ブラシをそこへ収納するように習慣づけるだけでも洗面室を綺麗に保つことができます。
常に清潔な状態にする
洗面化粧台は髪の毛や洗顔料の残りカスなどが溜まりやすいですが、使用した後に洗面ボウルを洗い流すなどちょっとした掃除をするだけでも清潔な状態を保てます。
また、週に1回だけでも洗面室を掃除する日を作るなどして、洗面室を綺麗にすることを心がけましょう。
見た目にもすっきりして、毎日気持ちよく洗面室を使えます。家族と相談して、洗面室の掃除当番を決めるのも良いでしょう。
洗面リフォームでおすすめのMotoMの照明
ここからは、MotoMでおすすめの洗面室のリフォームで使える照明アイテムを紹介します。
ミラーライト 450×600サイズ
鏡面にミラーライトのスイッチがついた洗面鏡です。ミラーライトはLEDが使われているので省エネです。また、ミラーライトのスイッチは近接で反応するので直接触れなくてもスイッチをオンオフすることができます。この洗面鏡は縦でも横でもどちらでも設置が可能なので、洗面室のデザインに合わせて設置方法を決めるようにしましょう。演色性が良く太陽光に近い明かりを発するので、屋外に出た時に化粧の厚塗りや化粧ムラがといった失敗がしにくくなります。
astro 鏡の上に設置するミラーライト 5灯
球状の可愛らしい5灯のミラーライトです。鏡の上に設置することで洗面化粧台をおしゃれに演出してくれます。
顔が明るく照らされるので、身だしなみを整えやすいです。
astro 鏡の上に設置するミラーライト 5灯 GBK020 4灯 GBK021
デザインと品質・こだわりを持ったイギリスのブランド〈Astro〉のミラーライト。クロームメッキの銅板に、電球を模したガラスグローブが等間隔で付いているシンプルで高級感あふれるデザイン。新築のパウダールームや、ご家庭の洗面台の照明としてお使いいただけます。メイクのときに使うとまるで女優のような気分を味わうことができます。
間接光 丸型ミラーライトMBK019R
丸型のミラーライトです。ライトは近接スイッチで、間接照明の優しい明かりが灯されます。ホテルのような高級感のある洗面室にしたい方におすすめです。化粧や身だしなみを整える際には、補助照明を追加で設置するとより使い勝手が良くなるでしょう。
間接光 LED一体型ミラーライト 丸型 下面スイッチ MBK043 MBK019
直径Φ350㎜の小型タイプで、狭いスペースなどにも設置可能です。鏡の背面からほんのりした光で空間を素敵に照らします。
まとめ
洗面室のリフォームについて解説しました。洗面室は毎日家族で使う場所なので、毎日大事に使えるように使い勝手の良い形にリフォームすることも重要です。これまで解説したことを参考に、マイホームの洗面室リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。