天井から吊るして使うペンダントライトは、お部屋を明るくしてくれるだけでなく、インテリアの飾りとしても使えるおしゃれなアイテムです。ペンダントライトは、吊るすだけで部屋の印象をいっきにおしゃれにしてくれます。
しかし、長さが合っていないと見た目のバランスが悪いだけでなく、生活する上でも不便になってしまいます。また、コードの長さによって明るさも変わってきます。せっかくおしゃれなペンダントライトを吊るすのなら、ベストな長さにしたいですよね。
そこで今回は、ペンダントライトのベストな長さや長さ調節の仕方を紹介していきます。合わせて、ペンダントライトの長さ調節に便利なアイテムも紹介するので、参考にしてみてください。
無骨すぎないソケット型 ペンダントコード 引掛シーリング MPN042
洗練されたシンプルデザイン。ソケット部分のなめらかな曲線がポイントのペンダントコード。
曲線が無骨さを軽減させ、上品な雰囲気も感じられるデザインに仕上げられています。
目次
ペンダントライトの長さ調節をする前に、場所ごとに最適な長さを知っておこう
ペンダントライトの最適な長さは使う場所によって異なります。まずは、それぞれの場所にあった最適な長さを知っておきましょう。
ダイニングテーブル
ダイニングテーブル上にペンダントライトを吊るす場合は、ダイニングテーブルとの距離を考えて長さ調節をします。
ダイニングテーブルとの距離が近すぎると席を立った際に頭をぶつけたりして邪魔になり、逆に遠すぎると明かりが十分に届かずに暗くなってしまいます。
ダイニングテーブル上からペンダントライトの下部分までの距離が、大型のペンダントライトなら700〜800mm、小型のペンダントライトでは600〜700mm程度になるように長さ調節するとベストです。
キッチンカウンター
キッチンカウンター上にペンダントライトを吊るす場合は、カウンター面からの距離でコードの長さを考えます。
カウンターの高さにもよりますが、カウンター面からライトの下部分までの距離が600〜700mm程度になるように長さを調節すると最適になります。このくらいなら目線よりも上にペンダントライトがくるので、作業の邪魔になることなく手元を十分に照らしてくれます。
玄関
玄関にペンダントライトを吊るす場合は、吊るしたときにライトの下部分が、玄関ホール床面から2100mmくらいになるように設置するのがベストです。小さめのペンダントライトなら2000mmでも問題ありません。
玄関ホールではなく土間の真上に吊るすという場合なら、玄関ホール床面から1900mm程のところまで下ろしても大丈夫です。
玄関の吹き抜け部分にペンダントライトを吊る場合は、顎を上げずに照明器具の下部分が視界に入るような高さにします。吹き抜けがどれくらい奥まっているかにもよりますが、床から2100〜2400mm程の高さに調節するとちょうど目に留まる高さかになります。
トイレ
トイレなどの個室にペンダントライトを吊るす場合は、ライトの下部分が床からおよそ1900mmになるように設置するとよいです。これくらいなら、大抵の人は頭をぶつける心配もなく、ちょうどドアを開けたときに自然に視界に入る高さになります。
ただ、圧迫感が出ないように小ぶりのものを選んだり、通行する場所を避けて設置するといった配慮が必要になります。
木目調の本体がシンプルだけれどこだわりを感じるアクリル付き円筒ペンダントライトMPN06
ダクトレールに複数台かざっておしゃれに! 木目調質感でお部屋をワンランク上に演出するLEDアクリルカバー付円筒ペンダントライト。引掛シーリングタイプもございます。
ペンダントライトの長さ調節の仕方
それでは、ペンダントライトの長さ調節の仕方を、コード式・ワイヤー式・チェーン式の場合でそれぞれ紹介していきます。
コード式の場合
コード式のペンダントライトは、シーリングカバーがついていても、カバー内にコードを収納できるタイプとできないタイプがあります。
コードを収納できる場合は、シーリングカバーの中に余ったコードを収納して長さを調節することができます。余ったコードが見えなくなるため、すっきりとした見た目になります。
シーリングカバー内にコードを収納できない場合は、購入先でコードの長さをカットしてくれるサービスを行っていることもあるので利用してみてください。また、そのようなサービスがない場合は別途市販のコード調節具やコードリールを購入して調節する必要があります。
コードを縛って長さ調節する方法を紹介しているサイトもありますが、コードを縛ると断線の可能性があるためおすすめできません。
ワイヤー式の場合
ワイヤー式のペンダントライトの場合は、調節ボタンを押しながらワイヤーを引っ張ったり押し込んだりすることで簡単に長さを調節することができます。
余った部分が飛び出すことがないため、見た目もすっきりとしていてきれいです。
チェーン式の場合
チェーン式のペンダントライトの場合は、チェーンのフックで長さ調節ができます。お好みの長さのところでチェーンをフックに引っ掛けるだけで調節可能です。
余ったチェーンはそのままぶら下げておくことになります。アンティークな雰囲気などなら、あえてぶら下げておくのも味があっておしゃれです。
また、チェーン式の場合はいらない部分のチェーンを外すという方法もあります。外してしまえば余った部分がなくなるのですっきりとした見た目に仕上げることができます。
ペンダントライトの長さ調節に便利なアイテム
ペンダントライトの長さ調節をする際には、コードクリップ・コードリール・シーリングカバーなどの便利なアイテムを使ってみてはいかがでしょうか。このような器具を使うことで、見た目の印象も大きく変わってきます。
コードクリップ
余分なコードを巻いてコードクリップでとめるだけで簡単に長さ調節ができます。ただ、余ったコードが見えるので見た目はすっきりとはしません。コードクリップは様々なデザインがあるため、ペンダントライトの色味やテイストにあわせて選ぶようにしましょう。
コードリール
コードリールは、余分なコードを巻くことで長さを調節することができます。余ったコードがリール内に隠れるので、コードクリップよりも見た目はすっきりとします。
コードの途中に部品がつくことになるので目立ってしまいますが、ペンダントライトの色味やテイストにあった物を選ぶとよいです。
シーリングカバー
シーリングカバーはもともとペンダントライトについている場合もありますが、後付けすることもできます。
長さ調節の際に余ったコードをすっきりと隠せるのがシーリングカバーの魅力です。デザインも様々なものがあるので、ペンダントライトの雰囲気にあわせて選んでみてください。
ニッケルメッキワイヤー ペンダントライト 電球有り/無し MPN056 引掛シーリング
丸みがあるワイヤーフレームがやわらかい空間を作ります。ランプをセットして購入も可能ですが、好きなランプを別途購入してセッティングしてもOKです。ランプの形状によってもイメージが変わります。
ペンダントライトの長さ調節で長さが足りない場合
ペンダントライトのコードの長さは大抵適した長さか少し長めになっているため、長さを短くして調節することがほとんどです。しかし、設置する天井の高さによっては逆に長さが足りなくなる場合もあります。そのような場合は、販売店やメーカーによっては長さを延長してもらえる場合があります。ただ、特別注文になるため追加料金が必要になります。
ペンダントライトの長さを長くしたい場合には、市販の延長コードを使うという手もあります。ペンダントライト用の延長コードはホームセンターやインターネットで気軽に購入することができます。しかし、延長コードで繋ぐと見た目が不格好になってしまいます。
販売店やメーカーに頼んでコードを長くしてもらった方が見た目も美しく仕上がるのでおすすめです。弊社MotoMでも別途費用がかかりますが対応しております。
まとめ
今回は、ペンダントライトのベストな長さや長さ調節の仕方を紹介しました。
ペンダントライトを吊るす際のポイントは、眩しくならないようにすることと、ぶつからないようにすることです。吊るす場所によって適した長さは異なるので、それぞれの場所で最適な長さになるように長さ調節をしましょう。
コードクリップやコードリール、シーリングカバーなどの便利なアイテムを活用して、ペンダントライトをおしゃれに飾ってみてください。