引越しの荷造りの際に、処理を忘れてしまいがちなのが照明器具です。引越し業者の聞き取りからも、忘れ物として多いのが照明器具という話があります。主に天井などに当たり前についている照明器具ですが、いざ取り外して梱包を行うとなると、取外し方や梱包の方法がわからない方も多いのではないでしょうか。
そんな引越しの際に困らない、照明器具の取外し方や掃除、梱包方法などについて解説していきます。
部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
引っ越し時の照明について
引越し時の照明の取り扱いについてですが、一般的には取り外して掃除を行い、梱包して引越し先に運ぶこととなります。引越し先で使用する予定がない場合は、処分する方法などもあります。賃貸の場合などは、備え付けの照明器具の場合もあるため、清掃のみを行いそのままで問題ありません。また利用する、処分するなどさまざまな対応方法があるので、引越し時には照明器具をどうするのかを事前に決めておき、引越し時に慌てなくてすむようにしましょう。
照明を取り外す
現在の照明器具を再度利用する場合でも、処分を行う場合でも照明器具の取り外しを行わなければいけません。そんな照明器具の取り外し方は種類によって違いがあるため注意して行う必要があります。基本的には、電源を切ってから、照明器具の本体部分やプラグ部分を回して取り外す方法が多いです。特殊な照明器具や電線と直接繋がって設置されている照明器具などは、専門の業者に取り外しを依頼しなければ取り外しできない場合もあるためよく確認しましょう。さらに購入時の取扱説明書は、すぐに捨ててしまわずに大事に保管しておき、取り外し方法が確認できるようにしておきましょう。
最近では、ネットで照明器具の品番などから取扱説明書をダウンロードできる場合もあるため、よく調べることも必要です。
照明を掃除する
照明器具の取り外しが完了したら、照明器具の掃除を行いましょう。
普段からこまめに掃除を行っていれば、そこまで汚れていない可能性もありますが、天井などの高い位置に設置されている照明器具の掃除はなかなか実施できていないことでしょう。取り外しを行ったこのような機会にキレイに掃除をし、改めて利用することをおすすめします。
再利用せずにリサイクル業者へ売却を検討している場合などにも、掃除を行いキレイな照明器具は中古品とはいえ、プラスの査定になる場合もあるためしっかり掃除を行いましょう。
掃除の際には、ガラスや陶器製の照明器具もあるため、破損しないように注意して掃除を行うことが大切です。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
照明器具の梱包方法
照明器具の梱包方法についてですが、照明器具の形状や種類によってその方法は変わってきます。
一般的には、新聞紙や古紙などの緩衝材で包み、段ボールなどの箱に入れる形が多いです。
しかし照明器具の種類によって、カバーや本体、ランプなどの各部材を分解して別々に梱包するものもあります。
素材の強度などによって分けて梱包を行い、特に電球や蛍光灯などは割れやすいため、丁寧に梱包しましょう。
分解方法や、梱包方法についても取扱説明書などで調べたうえで行い、間違った梱包を行わないようにしましょう。
シーリングライト
一般的に利用されている方が多い天井に設置するタイプのシーリングライトの梱包方法についてですが、シーリングライトはカバー部分と本体部分を分解してから梱包を行います。
それぞれを緩衝材で包み、段ボールなどに入れて運ぶ方法がおススメです。
梱包を行う際の注意点として、中に入っているものがわかりやすいように「割れ物」や「照明器具」と書いたステッカーなどを用いて、運ぶ人が注意して運ぶように促しましょう。
ペンダントライト
ペンダントライトは天井からコードやチェーンなどによって吊るされた照明器具です。
そんなペンダントライトの梱包方法ですが、基本的な梱包方法は他の照明器具と同じです。
カバー部分や本体部分を分解し、別々に緩衝材で包み、段ボールに入れて運ぶ形です。
注意する点としては、デザイン性の高い種類が多く、カバー部分がガラスや陶器など割れやすいものが使用されていたり、玉状のすべりやすい形のものもあるため、取り扱いには注意が必要です。
破損の恐れがある部材は、緩衝材も入念に包み、段ボールへ入れる際も中で動かないように隙間埋める梱包を行いましょう。
小型のライト
デスクライトや小型のライトの梱包方法については、こちらも基本的な梱包方法は他の照明器具と同じ方法で行っていきます。
注意点としましては、小型のライトの場合に持ち運びに便利なように、電池式のものや充電バッテリーによって可動するタイプもあるため、取り外してから梱包を行いましょう。その他に小型のライトの場合は、小型なため分解ができないタイプもあるため、緩衝材の包み方にも注意して梱包するようにしましょう。
照明器具の処分方法
引っ越し時などに、照明器具を再度利用しない場合は処分を行う必要があります。
その処分方法ですが、
・ゴミとして処分
・専門業者に処分を依頼する
・リサイクルショップへ持ち込み
主に上記の3つの方法によって処分を行います。
不用品となって処分を行う照明器具ですが、適切な処分を行う必要があるため、それぞれの処分方法について詳しく解説していきます。
ゴミとして処分
ゴミとして処分を行う場合は、家庭用照明器具で不燃ごみとして自治体のごみ収集日に出すことができます。
各自治体によって細かい処理方法が違う場合もあるため、よく調べて処分しましょう。
注意点として、照明器具は電球や蛍光灯などは取り外して、本体もなるべく分解してから出すようにしましょう。
破損しやすい種類もあり、回収する方がケガをする可能性もあるため、中身が見えるビニール袋などに新聞紙で巻いたりと適切な処理を行って出しましょう。
専門業者に処分依頼をする
大型の照明器具であったり、特殊な素材の照明器具は専門のゴミ処理業者に依頼して処分を行いましょう。
ゴミ処理業者によって、処分費用は大きく変わりますので、相見積もりをとったり複数業者の見積りを取ってゴミ処理業者を選択しましょう。
持ち込みによって、金額を安くしてくれたり、まとめて依頼することで値引きがあったりとさまざまなサービスを行っている業者もいますので、よく調べて依頼することをおすすめします。
リサイクルショップへ持ち込み
ゴミとして処分する方法以外に、リサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらう方法もあります。
ゴミとして処分する場合は、手間や労力がかかり、お金が発生する場合もあります。
しかしリサイクルショップで買い取ってもらえれば、処分もできお金ももらえるメリットがあります。
リサイクルは環境にもよく、安くても不要なものが買取されれば気分も良いものです。
いくつかある処分方法の中でも特におすすめな処分方法です。
まとめ
今回の記事では、引っ越し時に困ることが多い照明器具の扱い方や処分方法について解説していきました。
家具や家電といったメインのものとは違い、当たり前にあるものであるため、存在を忘れがちな照明器具ですが、電球を変えれば長く使用できるものです。
丁寧に使用し、きれいに掃除を行い、引っ越し先などでも再利用することが望ましいです。
しかし、どうしても不要となり処分を行う場合は、適切な方法で処分を行うように心がけましょう。