天井に取り付けたシーリングライトだけのお部屋では、何だか味気なくのっぺりした印象になってしまうという悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に「ペンダントライト」を取り入れると、アクセントになり、お部屋の印象を大きく変えることができます。
本記事では、お部屋の印象をアップする「ペンダントライト」について、「筒状」のデザインのものを中心に、その魅力をご紹介します。照明でお部屋を演出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【MotoMオンラインストア限定】小国和紙を使ったアクリルカバー付き円筒ペンダントライト
人気のアクリルカバー付き円筒ペンダントライトに、新潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。「MotoMオンラインストア」を運営するオリンピア照明会社も同じ新潟県の燕市に自社工場を構えます。同郷ということからつながったコラボレーション商品です。
ペンダントライトとは?
「ペンダントライト」とは、その名の通り「ペンダント(吊り下げる)」という意味の、天井から吊り下げるライトを指します。カフェやホテルなどでもよく見かけますが、オシャレなデザインが空間に彩りを加え、雰囲気作りに大きく影響する照明器具です。
ペンダントライトの基本的な構造は、電灯やソケット、それを覆うシェードなどから成り立っています。また、さまざまなデザインがあることも特徴です。ガラス、金属、布、陶器など素材も多種多様で、それぞれ異なる印象なので、選ぶペンダントライトにより、お部屋の印象を大きく変えてくれるのです。
ニッケルメッキワイヤー ペンダントライト 電球有り/無し MPN056 引掛シーリング
インダストリアルデザインや北欧テイストなどシンプルで合わせやすいLED照明です。電球を変えるだけで印象が変わります。
ペンダントライトの種類
ペンダントライトにはさまざまな種類がありますが、具体的にどのような種類があるのでしょうか。
筒状
筒状のペンダントライトは、光が拡散せず、下にスポット的に当てることができます。ダイニングテーブルやキッチンカウンターなど、特定のエリアを明るく照らすのに適しています。
ドーム型
ドーム型のペンダントライトは、下向きの光が特徴です。作業スペースやダイニングテーブルなど、特定の場所を明るく照らしたい時に向いています。
ランタン型
ランタン型は、その名の通り「ランタン」を彷彿とさせる形状をしています。ガラスや金属でできたフレームがランプを包み込むような形になっていて、ライトから放たれる光は柔らかく、広範囲に広がります。玄関やリビングなど、温かさを演出したい空間に最適です。
グローブ型
グローブ型は、球体のシェードの中に電球が入ったタイプです。広範囲に均一に光を放つことが特徴。
洗練された印象で、リビングや寝室、エントランスなど、あらゆるお部屋に合わせやすいペンダントライトです。
クラスター型
複数のペンダントライトが一箇所から吊り下げられているのが「クラスター型」。
デザイン性が高いのが特徴です。
複数のライトが横一列になっているものや、段違いになっているものなどさまざまなデザインがあり、インテリアにもなります。
筒状のペンダントライトの特徴と合う場所
前述したとおり、筒状のペンダントライトとは、その名前の通り、筒状のシェードを使ったペンダントライトのことを指します。
シンプルなデザインなので、どんなインテリアにもなじみやすく、筒状のため天井にも光が広がり、空間全体を均等に照らしてくれるのが特徴です。
また、筒状のデザインは、視覚的にスッキリと見せる効果もあります。部屋の中心に設置した場合、照明器具が視線を遮ることがないので、空間全体を広く感じさせます。
そして、シェードの素材によってさまざまな印象になることも魅力。ガラス製のシェードであれば光が拡散されるので、部屋全体を明るく照らす効果があります。また、布製のシェードは、柔らかく温かみのある雰囲気に、金属製であればモダンな雰囲気になるでしょう。
それでは、筒状のペンダントライトは具体的にどんな場所に向いているのでしょうか。
ダイニング
筒状のペンダントライトは、特にダイニングにおすすめです。ダイニングテーブルの上に吊り下げると、筒状のデザインが上下均等に光を放ち、テーブル全体を柔らかく明るく照らしてくれます。
これにより、テーブル上の食事が照らし出され、料理の色や質感を引き立てます。家族や友人を囲むテーブルが、より温かく華やかなものになるでしょう。
また、筒状のペンダントライトは、高さを調整することも可能です。例えば、テーブルの上に高く吊るせば、広範囲を照らし、全体的な明るさを増すことができるので、楽しい食事の時間にぴったり。反対にライトをテーブルに近づけると、より集中的な光になるので、静かなディナーや特定の料理を強調するために有効です。
ライトの高さは調節できるので、照明が視線を遮ることなく、ダイニングテーブルをしっかり照らすことができ、おいしく楽しい食事の時間を演出してくれます。
キッチン
ペンダントライトはキッチンにもおすすめです。特に、キッチンカウンターは作業スペースとして明るさが求められます。筒状のペンダントライトはその用途にぴったりで、作業スペースをしっかりと照らし出すことができます。
なお、独立型のキッチンの場合、キッチン全体を明るく照らす照明が必要なので、特定のエリアしか照らせないペンダントライトは不向きです。
寝室
筒状のペンダントライトを寝室の天井から吊るして明るくします。また、柔らかい布製のシェードを選べば、暖かみのある落ち着いた雰囲気を作ることができますよ。
仕事や勉強をするスペース
筒状のペンダントライトの明るく均等な光は、作業や勉強に集中するためにも適しています。デスク上に吊るすことで、必要な箇所に十分な明るさを提供するので、仕事や勉強時にも便利です。
リビング
特に広さのあるリビングに、筒状のペンダントライトは向いています。メインのライトではなく、ダイニングテーブルや部分的な場所に使うと、部屋の印象を大きく変えてくれますよ。
シーリングライトからペンダントライトに変えられる?
現在の照明がシーリングライトの場合、ペンダントライトに変えたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。シーリングライトからペンダントライトには簡単に変えられるのでしょうか。結論から言うと変えられます。
天井に「引っ掛けシーリング」さえついていれば、自分で交換することも可能なのです。手順は下記のとおりです。
なお、注意点として、シーリングライトは部屋全体を照らすのに適しています。ペンダントライトで部屋を照らしたい場合は、部屋の大きさにあった明るさがあるか確認してから交換ください。リフォームなどの場合はペンダントライトだけではなく、ダウンライトなどと組み合わせることをおすすめします。
➀電源を切る
機器の電源は必ずオフにしてください。より安全に作業するならブレーカーを切っても良いかもしれません。
②既存のシーリングライトを取り外す
次に、シーリングライトを取り外します。通常、ライトはネジやクリップで天井に取り付けられているので、これらを外してライトをゆっくりと下げていきます。
なお、配線がつながっているため、急に引き下げないように注意してください。繋がっている配線等を確認し、慎重に取り外します。
③ペンダントライトを取り付ける
「引っかけシーリング」タイプのペンダントライトを用意し、天井の引っかけシーリングにペンダントライトの取りつける部分を合わせて差し込み、カチッと回すだけでOKです。
④電源を入れてテストする
ペンダントライトの取り付けができたら、電源を入れ、きちんと電気が通っているか確認しましょう。
なお、「引っかけシーリング」がついていないタイプのペンダントライトの場合、電気工事に関する基本的な知識が必要な場合もあります。不安な場合は、プロに取り付けを依頼するようにしましょう。
LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライト MPN06
ミニマルな円筒形でオプティカルパーツがワンポイント。細身な円筒形のボディと光を拡散するアクリルパーツの組み合わせが、シンプルかつスタイリッシュな空間をつくります。
まとめ
ペンダントライトは、付けるだけでお部屋の印象を大きく変えてくれます。筒状のペンダントライトは特にダイニングテーブルの上に向いていますが、素材選びによって、さまざまなお部屋に設置できます。部屋の大きさに合わせて明るさのペンダントライトをお選びください。また明るさが足りない場合はダウンライトやシーリングライトなどと併用することをおすすめします。。
自分で交換できるタイプもあるので、気軽に模様替えができますよ。