リノベーションって聞いたことあるけど、おしゃれなリフォームってことかな?大規模なリフォームのことかな?という認識の人もいるかと思います。
近年、なぜリノベーションが人気があるのか、どういったものなのかを解説し、それに伴う照明の変化やインテリアについてもご紹介します。
新築や引っ越しを考えている人にも、まずこちらでリノベーションの良さをご紹介するので是非読んでみてください。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
目次
リノベーションが人気な理由は?照明も多様化している
まず、リノベーションとリフォームとの違いについて関心のある人が多いと思います。
・リフォームは、元に戻すことを目的とした修繕、リニューアル
例えば、部分的な水回り設備や玄関、クロスなどの交換
・リノベーションは、機能や価値を新しく生み出すための改修
例えば、間取りを替え壁を壊す、水回り設備の位置変更など
自由度で言えば、リノベーションの方が高いです。
●リノベーションは経済的で自由度も高い
新築物件は飽和状態で、空き家や空きマンションが増え続けています。
土地を買うのはとても高価なのに対し、築年数もそれほど建っていない中古物件が溢れています。土地条件や経済面、環境的側面から見ても、リノベーションは魅力的です。
●住む人の多様化
特にマンションの場合は、戸建てよりも画一的な間取りが多く、住む人がその住まいに合わせて生活をするというパターンが一般的です。
しかし近年では、何事も多様性を求める人々が増えています。古いものや決まった価値観にとらわれず、自分たちらしいこだわりの住宅に住みたいという考えです。
リノベーションは、「新築が一番」という概念ではなく、古いもの、良いものは残し、更に価値を生み出そうという今の世の人のニーズに合った選択肢の1つです。
●照明は住まいの価値を高める重要な役割
リノベーションでは、基本的に間取り変更もできますし、天井の高さを変えることもできます。それに伴い、電気配線も変えることができます。
ひと昔前の住宅では、シーリングライトが各部屋にあるというのが一般的でしたが、照明も今は多様化しており、それぞれの空間でさまざまな使い方をしたいという人が増えています。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
リノベーションで照明を変えたい時の流れは?
照明もインテリアや間取りに合わせて一新するのがおすすめです。リノベーション工事の照明取付までの基本的な流れをご紹介します。
①物件の決定とリノベーション予算の決定
②リノベーション施工会社に現地調査を依頼
リノベーションを得意とするハウスメーカーや工務店、施工会社に依頼しましょう。現場を見て、寸法や構造、配線状況などを見て、希望の工事ができるかどうか確認してもらいます。
③ヒアリング
具体的に希望を伝えていきます。家族構成や生活パターン、趣味、趣向なども伝えるようにしましょう。好みのインテリアテイストなども写真を用いて伝えると良いです。
④施工会社による図面、プラン作成・見積作成
③と④が繰り返されます。希望の引き渡し時期や施工会社の対応可能な期間に合わせ、タイトなスケジュールで進んでいく場合が多いです。
この時点で、間取りや電気配線図、照明の種類まで決定します。
⑤工事請負契約
リノベーション費用とプラン内容の最終決定にて施工会社と正式契約をします。
この契約書をもって、市への建築確認申請や、住宅ローンの申請、各種補助金申請などができます。
⑥施工開始
解体作業から始まります。構造上部分的に残すところもあるので、慎重に行います。
⑦電気工事・配管排水工事
図面に従って、電気工事業者が電気の引き込み配線を行います。
工事工程の早い段階で電気工事が始まるため、基本的に変更はできないものと考えておきましょう。
このタイミングで現場確認ができるのであれば、改めて図面と照らし合わせながら、担当者さんと現場確認できると良いです。
⑧内装工事、設備工事
床、壁、天井の下地から、造作収納や造作家具、水回り設備などを、各会社による工程の順で施工していきます。壁を立ち上げてから⑦と⑧が前後して、電気工事を合間合間で行うこともあります。
⑨内装仕上げ
クロスを貼ったり、塗装をしたりします。
⑩照明器具取り付け
引き渡しの直前で照明器具取付になります。照明器具は割れやすいため、工事道具や材料を引き下げた状態で取り付けられます。
⑪完了・引き渡し
全てのことが契約内容通りになっているか、施工業者、依頼主がチェックした後に、工事完了確認書にサインをします。
電気工事が始まってから、照明器具の取付までの間には期間が開きます。その間に照明器具を選んでいきます。
しかし、電気工事自体の工事工程は初めの方に行うため、どんな種類の照明にするかだけは、早い段階で決めておく必要があります。
癒し空間をつくる可愛い球状ランプ3灯がついた シーリングライト
灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能です。コンパクトでミニマルな乳白フロストガラスにより、やわらかなあかりで空間をリズミカルに演出する「スフィアシリーズ」のシーリングライトです。
テイスト別にご紹介!リノベーション照明の選び方
物件によってインテリアのテイストは変わりますが、リノベーションだからこそおすすめのインテリアテイストが存在します。
そのインテリアテイストに合わせて照明もリノベーションすれば、もっとおしゃれな空間に仕上がりますよ。
●インダストリアルテイスト
インダストリアルテイストは、第一次大戦後のアメリカが経済的に繁栄していた頃に、工業生産が一気に栄えた背景があります。
その背景より、コンクリートや古いレンガの建物に、無骨でむき出しの配管の見えた内装や、錆びれた金属製のインテリア製品が多用されたのが特徴です。
リノベーションでは、下地のある天井や壁を敢えてつくらず、躯体見せのインテリアにするのも人気があります。
電気配管も敢えて見せるのがインダストリアルデザインの楽しみ方です。
黒ワイヤー ペンダントライト 電球有り/無し MPN052 引掛シーリング
スチール製や、電球の見えるタイプの照明は、重厚感と懐かしさがあり、インダストリアルテイストのインテリアにおすすめです。
黒ワイヤー ペンダントライト MPN052 引掛シーリング
黒のワイヤーがスタイリッシュなペンダントライト。ランプあり、無しをお選びいただけます。コンクリ打ちっぱなしの壁やレンガの壁に合わせておしゃれな空間をつくります。
●ブルックリンスタイル
インダストリアルテイストと似た印象を持つインテリアテイストですが、ブルックリンスタイルの方が時代が少し後になり、モダンでアーティスティックな印象を更にプラスしたテイストです。
ダクトレール用スポットライト
ブルックリンスタイルも、むき出しの躯体や配管の建物が特徴です。そんな天井におすすめなのは、ダクトレールを使った照明配置です。
ダクトレールにはペンダント照明やスポットライトも取り付けられるため、アート作品や写真などを飾った壁面に向けて照明を当てるとよりブルックリンスタイルを楽しめます。
木目調ダクトレール用スポットライト
丸みがあるシンプルな形状で、コンパクトなスポットライト。光の方向を自由に変えることができ、壁に飾ってある絵やオブジェを照らすことができます。部屋の一部やインテリアを引き立たせるように照らすことができるのが特徴の照明です。
●和モダン
新築よりも和モダンがおしゃれに決まるのはリノベーションです。構造梁や火打梁(ひうちばり)を敢えて見せて開放的な心地よい空間をつくるのも素敵です。
リノベーションでも、梁にダクトレールを取り付けると和風に偏らない、現代の生活スタイルにも相性が良くおすすめです。
磁器ペンダントライト MPN20
他にも、自然素材を使ったデザインの照明は古民家にも相性が良いです。磁器や和紙、竹や布製のものなどを取り入れると、懐かしさと暖かさある雰囲気になります。
少しカジュアルなデザインを選ぶと和モダンになります。
マットな質感 磁器ペンダントライト 直径φ11cm 引掛シーリング MPN20 ダクトプラグ MPN20D
ダイニング等お部屋のワンポイントに。清潔感あふれる純白な磁器素材を用いた照明です。自然由来の素材なので、ナチュラルな空間にマッチします。
どのインテリアテイストもリノベーションではLEDランプ照明がおすすめ
いずれのインテリアテイストも、リノベーションをするならばLEDランプのモデルを選ぶのがおすすめです。
LEDランプの照明はデザイン性が高く、省エネ、長寿命で安全です。
長く住み続けたい家には、長く使えるもの選びをしたいですね。きっとご自身の好みの機能やデザインのものが見つかりますよ。
まとめ
いかがでしたか?リノベーションは、古いものにはその価値があり、そこを使う人がまた新しい価値を加えて、次の世代に残せるものは残していく、という素晴らしい方法です。
リノベーションは新築に比べて制限があるかと思われがちですが、リノベーションだからこそできる土地選びや、内装の雰囲気があります。照明も一緒にリノベーションして、よりおしゃれなインテリアで、自分たち好みの環境で快適に過ごせるようにしましょう。