「ミッドセンチュリーのシーリングライトを探している」
「ミッドセンチュリーのデザインが何であるか知りたい」
この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。
ミッドセンチュリーとは、20世紀中葉のデザインスタイルを指し、その特徴的なデザインはシーリングライトにも反映されています。この記事では、ミッドセンチュリーのシーリングライトおすすめ3選とそのデザインの特徴を詳しく紹介します。
目次
ミッドセンチュリーとは?
“ミッドセンチュリー”という言葉は、直訳すると”世紀の中心”を意味し、このスタイルが一世を風靡した1950年頃のインテリアデザインを指します。
第二次世界大戦が終わったこの時期、新素材の採用が増え、多くのデザイナーがその才能を発揮し始めました。この頃から、照明はただ部屋を明るくするだけでなく、目にやさしい明かりやデザインの要素として重視されるようになったのです。さらに、物質豊かな時代の到来とともに、大量生産に適したデザインや素材の家具が増加しました。
ミッドセンチュリーはあくまで時期を示す言葉であり、その実態は地域により大きく異なり、アメリカのミッドセンチュリーイメージと北欧のそれは異なるスタイルを表現しています。
ミッドセンチュリーのデザインの特徴
ミッドセンチュリースタイルの照明は、アルミやプラスチックなどの素材を活用し、これまでにない質感や曲線の美しさを導入した結果、ポップでレトロな親しみやすさがあり、そのデザイン性は高い評価を得ています。近年では、このスタイルの照明が日常生活の空間で広く用いられ、人気を博しています。
特にプライウッドやFRP(ガラス繊維強化プラスチック)などの素材が使われており、これらの素材は形状を比較的自由に作ることが可能であるため、曲面のデザインが特徴的です。
加えて、ミッドセンチュリースタイルではレトロでポップなカラーリングが頻繁に用いられ、さらなる魅力が増しています。
ミッドセンチュリーのインテリアにぴったりなシーリングライトおすすめ2選
今回はミッドセンチュリーのシーリングライトおすすめ2選をご紹介します。これらのライトは、どんな部屋にもマッチし、特定のムードを作り出すのに役立ちます。
LOG(ログ) LEDシーリングライト
「LOG LEDシーリングライト」の”LOG”は「丸太」及び「記録」を意味し、形状は丸太を模して、その上に年輪を表現したデザインが施されています。この名前とデザインは、毎日の小さな喜びが積み重なって記録となる、まるで年輪のように、という思いから生まれました。
このシーリングライトは多機能性を備えています。光の色調と明るさは自由に調節可能で、例えば作業に集中する際には昼光色の明るい光を、リラックスしたいときには電球色の柔らかな光を選ぶことが可能です。
また、そのデザインは個性的でありながらもインテリアにマッチします。カラーバリエーションには「リーフグリーン」と「グレージュ」があり、部屋の大きさに応じて12畳、8畳、6畳のモデルを選べます。
さらに、60分または30分の消灯タイマー機能を持ち、眠りにつく前の明るさ調節に便利です。また、点灯と消灯を自動で繰り返す留守タイマーも搭載しており、防犯対策としても有用です。
部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
球状ランプ5灯付きシーリングライト 引掛シーリング MCL010W(B)-5 間接光
球状ランプ5灯付きシーリング MCL010-5は、直径10センチの白濁ガラスを5つ組み合わせたスフィア(球体)シリーズの一部です。この照明器具は、G9口金のLEDランプを使用し、その独特なデザインが空間に美しい光を投げかけます。シーリング、ペンダント、ブラケットの種類があり、灯数の違いやデザインのカスタマイズも可能です。
5灯が大きすぎると感じる方には、3灯タイプもあります。この乳白色のフロストガラスは、電球色の温かみのある光を放ち、心地よい空間を作り出すことでしょう。
特筆すべきは、ガラスグローブの向きを変えられる点です。化粧ネジを緩めて本体を持ち上げ、お好みの向きに調節し、再度ネジを締めて固定します。この機能により、上に2つ、下に3つのランプを設置するなど、写真のように位置を変えることが可能です。また、ランプを左右どちらにも向けることもできます。
※つば付きの引っ掛けシーリングの場合は器具の向きが変更することができないためご注意ください。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
シーリングライトの選び方のポイントは?
「どのようなシーリングライトが自分に合うのかわからない」と悩む方のために、シーリングライトの選び方のポイントを大きく分けて5つ紹介していきます。
部屋の広さにあった明るさ
部屋の照明に最適なシーリングライトを選ぶ際は、適用畳数とルーメン値が重要な基準となります。適用畳数は、例えば4.5畳、6畳、8畳、10畳、12畳などといった範囲で与えられます。それと同時にルーメン値も考慮することが重要で、これは明るさを示します。
たとえば、6畳用のシーリングライトは2,700〜3,699ルーメン、8畳用は3,300〜4,299ルーメンの範囲が標準とされ、約1,000ルーメンの差があります。一般に、価格が低い製品はルーメン値が範囲の下限に近いことが多いです。そのため、適用畳数だけでなく、ルーメン値もしっかりと確認することが求められます。
さらに、部屋の広さが5畳や7畳など、一般的な適用畳数に当てはまらない場合もあります。そのようなケースでは、例えば5畳の部屋には6畳用、7畳の部屋には8畳用といったように、少し大きな適用畳数を持つシーリングライトを選ぶことがおすすめです。
デザイン
シーリングライトを選ぶ際には、あなたの部屋のテーマや雰囲気に見合ったデザインの選択が重要となります。和風、洋風、薄型タイプなど、さまざまなスタイルからあなたの好みに合う一つを見つけましょう。
和風スタイルのシーリングライトは、和紙や木材を用いて伝統的な美しさを表現しています。シンプルなスクエア型やモダンな感じのものなど、和風の空間にぴったりなオプションが揃っています。
一方、洋風スタイルのライトはデザインのバリエーションが豊富で、ミニマリストからモダン、アンティーク風まで幅広くカバーしています。
また、天井が低めの部屋や広々とした感じを出したい場合は、高さが100mm以下の薄型タイプがおすすめです。これにより、照明が天井と見事に一体化し、部屋に圧迫感を感じさせない空間を作り出すことができます。
消費電力
シーリングライトの消費電力と明るさは、密接に関連しています。同じ明るさであれば、消費電力が低い方がエネルギー効率が良いと言えます。しかし、同じ部屋の大きさに対しても、ライトの明るさは異なるため、電力消費は少ないが、十分な明るさが得られないライトも存在します。
シーリングライトのエネルギー効率は、「固有エネルギー消費効率(lm/W)」という指標で測られます。これは1Wの電力でどれだけの明るさ(ルーメン)を出せるかを示す数値です。この数値が大きいほどエネルギー効率が良く、省エネライトと言えます。したがって、省エネと明るさのバランスを求める際は、「固有エネルギー消費効率(lm/W)」が大きいモデルの選択が推奨されます。
調色機能があるか
調色機能とは、光の色をシーンや個人の好みに合わせて変更する特性のことで、「昼間の勉強や読書の際には昼光色、夜のリラクゼーションタイムには電球色」といった使い分けが可能です。これがあれば、あなたの状況や時間帯によって光の色調を自由に変えられます。
さらに、自動調光・調色機能が搭載されている製品もあります。これは、部屋の照明条件をセンサーが自動で読み取り、それに応じて光の明るさや色を調整します。時間帯やシーンに合わせた照明を自動で提供します。
リモコンがついているか
多くのシーリングライトには、リモコンが付属されているため、同梱していないシーリングライトは避けるようにしましょう。基本的な電源のオン・オフ操作はもちろん、照明の明るさや色の調整、さらにはタイマー設定といった多機能を簡単に操作することが可能です。
シーリングライトについてよくあるQ&A
取り付けには時間がかかりますか?
シーリングライトは製品を組み立てる必要があるため、取り付け経験のある方でも約1時間、初めての場合には約2時間程度を要することがあります。さらに、商品の重さを考慮すると、女性が一人で取り付けるのは困難かもしれません。
何年ぐらいで交換する?
器具の光源時間によっても異なるため、光源寿命が
40,000 時間のものは⽬安として約 10 年ぐらい使⽤で
きると⾔われています。
器具⾃体の寿命は⼀般的に 10 年です。安全に使⽤いただくため、 10 年ぐらいに新しい器具に交換しましょう。シーリングライトの寿命は概ね10年とされています。ただし、頻繁に利用する部屋のライトとそうでない部屋のライトでは、その寿命には大きな差が生じるでしょう。光が不規則に点滅したり、ライトカバーに色褪せや変形、割れが見られたり、不快な焦げ臭いがした場合は交換をおすすめします。また、ライトが一部始終点灯せず、漏電ブレーカーが反応することもあります。こうした症状が見られた場合、10年が経過していなくても、ライトの交換を検討するべき時が来ているかもしれません。
まとめ
本記事では、ミッドセンチュリーのインテリアに合うシーリングライトの選び方やその魅力、そしておすすめのアイテムについて紹介しました。各ライトはデザイン性と機能性を兼ね備えており、空間に適切な雰囲気を作り出します。
ミッドセンチュリーのインテリアに合うシーリングライトは、あなたの生活空間を一段と豊かにするための重要な要素となるため、これを機に購入を検討してみてはいかがでしょうか。