「洗面鏡をどのくらいの高さに設置すればいいのだろう?」
「洗面鏡選びのポイントとおすすめのものは?」
この記事を読んでいるあなたは、上記のように考えているかもしれません。
洗面鏡の設置位置は、使用する人の身長や習慣により適切な高さが変わります。また、良質な洗面鏡を選ぶための重要なポイントもあります。
そこで今回は、洗面鏡を設置する際の高さや、選び方のポイント、さらにおすすめの3つの洗面鏡について詳しくご紹介します。
洗面鏡を取り付ける際の高さは?
洗面鏡の設置高さは、その形状により最適な位置が異なることがあります。さらに、使用する人々の身長や生活スタイルによっても変わるでしょう。本記事では具体的に、円形と四角形の洗面鏡について見ていきます。
円形の洗面鏡の場合
円形の洗面鏡の理想的な設置場所は、使用者の顔の高さと一致する位置です。これにより、使用者が自然な姿勢で鏡を覗くことができ、首や背中に負担をかけることなく日々の洗面活動を快適に行うことができます。
また、円形の洗面鏡はデザイン性が高く、空間に丸みと温かみをもたらしますが、その効果を最大限に引き出すためにも、正確な高さで設置することが必要です。
四角形の洗面鏡の場合
四角形の洗面鏡の場合は、鏡の上端は使用者の身長に合わせることが基本です。
具体的な高さが判断つかない場合は、一般的に1780 mm~1800 mmの高さが推奨されています。また、鏡の下端については、洗面台(カウンター)から100 mm~200 mmの間隔を空けることが理想的です。
これにより、使用者の視線に適した位置に鏡を配置し、日々の洗面活動を快適に行うことができます。
洗面鏡を選ぶ際のポイントは?
洗面鏡選びに迷っている方は、形とデザイン、サイズ、曇り止めヒーターの有無、そして照明の有無という4つの要素を念頭に入れて選びましょう。各項目が自分の求めていることや洗面所のスペース、また家族のライフスタイルに適しているかどうか、それぞれの要素について具体的に解説していきます。
形・デザイン
洗面鏡を選ぶ際に、形やデザインは重要なポイントです。一般的に、洗面鏡の形状は長方形や円形など多種多様で、それぞれが違った雰囲気を作り出します。長方形の鏡はクラシックで落ち着いた雰囲気を出し、円形の鏡はモダンでスタイリッシュな空間にマッチするでしょう。
また、デザイン面については、鏡のフレームや色、質感も重要です。例えば、木製のフレームはナチュラルな雰囲気を演出し、メタルフレームはモダンな印象を与えます。また、フレームレスの鏡はスペースを広く見せ、洗練された印象を与えるでしょう。
ただし、最も重要なのは、鏡がその場所の雰囲気にマッチしているかどうかです。鏡は室内の装飾品としても機能し、洗面所全体の印象を左右します。なので、形とデザインは、個々の洗面所のスタイルと一致するよう、慎重に選びましょう。
サイズ
洗面所の鏡は、部屋を広く見せる効果をもたらすため、通常は大きなものが選ばれます。特に、縦長の長方形の鏡は上半身を映すだけでなく、横に広がって見える錯覚を生むため、一般的に好まれることが多いです。
また、カスタムオーダーの場合、美しい形状と見なされる「黄金比(鏡の短辺と長辺の比率が1:1.618になる形状)」も候補の一つとして挙げられます。黄金比の鏡は市販されているものは少ないため、基本はカスタムオーダーのみであると考えておきましょう。
曇り止めヒーターがついているかどうか
鏡が曇る主な要因は、鏡と空気の間に存在する温度差です。空気中の水蒸気が鏡の冷たさにより凝縮し、微小な水滴を形成することで鏡が曇る現象が発生します。
これを解決するために、曇り止めヒーターがついている洗面鏡をおすすめします。このヒーターは鏡の裏側を暖めることで、鏡の表面と裏面の間の温度差を抑制し、結露の発生を防ぎ、鏡が曇ることを防ぐことが可能です。
曇り止めヒーターは、スイッチを入れるだけで簡単に曇りを取り除くことができます。そして、鏡の裏側に取り付けるため、水滴による汚れもなく、特別なお手入れも必要ありません。
照明がついているかどうか
洗面鏡は自分の容姿を整えるための必需品であるため、適切な照明が欠かせません。そこで、照明付きの洗面鏡であれば非常に便利です。
照明付きの洗面鏡は、光源が直接顔を照らすため、メイクや髭剃りなどの精密な作業がしやすくなります。また、照明が組み込まれているため、部屋の他の照明と調和しやすいのも大きなメリットです。
さらに、最近のモデルではLEDを採用しており、省エネで長寿命、そして色温度の調節が可能なものが多いです。
洗面鏡のおすすめ3選
今回は、機能性とデザインを兼ね備え、幅広い層に応えることができる洗面鏡を厳選しました。これらの洗面鏡は、使い心地の良さ、耐久性、そして洗面空間への調和が評価されています。それでは、おすすめの洗面鏡3選を一緒に見ていきましょう。
LED一体型ミラーライト MBK013R-W
このミラーライトは、鏡面にライトをスムーズに組み込むことで洗練された見た目を実現しています。大型の600 mm×900 mmの鏡面は、日本人男性の平均的な肩幅、約45cmよりも大きいため、身近な距離からも、家族全員が見切れることなく自分の上半身を映すことが可能です。また、洗面台を介した距離からは、自身が一回り小さく映るため、日常の使用に十分なサイズと言えるでしょう。
5 cmの薄さに設計されているため、家庭の洗面所や玄関など、スペースの制約がある場所でも、空間を有効活用して設置することが可能です。さらに、ミラーには湿気対策として防湿加工が施されており、水や湿気が原因の黒ずみやサビを防ぐことで、ミラーを長期間美しく保つことができます。
この洗面鏡のLEDは白色(型番MBK013R-W)であり、自然光に近い空間を作ることができます。
ミラーライト 600×900ミリ 鏡正面 近接スイッチ 電球色 白色 MBK012R MBK013R
鏡の中にフラットに埋め込んだスタイリッシュなオリジナルミラーライト。ホテルなど施設にぴったりな大型サイズ600×900ミリ。鏡の正面にスイッチが付いて、手をかざすけで点灯消灯ができます。
LED一体型ミラーライト MBK019R-L
このミラーライトは、シンプルなデザインの一方、背面からの優しく暖かい間接光が3000ケルビンの暖色系で、空間全体をふんわりと照らします。この光は朝日や夕日、白熱電球、ろうそくといった自然な光に近く、洗面台上の壁に取り付けるだけで、場を彩り、空間に深みを与えます。
また、湿度対策への配慮が行き届いています。洗面室や他の水周りの場所に設置するとき、湿度によって鏡の端部が黒ずんだり錆びたりすることがありますが、この製品は防湿・防錆加工が施されているため、そのような心配はありません。さらに、鏡周辺の角は磨かれており、見た目も滑らかで高級感があります。
形状は丸く、サイズは直径50センチで顔全体を覆うことができるため、見た目はコンパクトでスペースを有効に使えるでしょう。
間接光 丸型ミラーライトMBK019R 電球色 白色 直径50センチ 鏡面スイッチ
シンプルなデザインで、鏡の背面から柔らかな間接光で空間を照らす直径50センチのミラーライト。主に洗面台上の壁に設置します。ホテル・飲食店・エステ・レジャー施設などの洗面室、化粧台、パウダールーム、レストルーム、トイレなどにぴったりです。
LED一体型ミラーライト MBK013−TO
こちらは、LED照明と鏡が組み合わさったスリムでスタイリッシュなデザインのミラーライトです。この洗練されたライトはホテル、レストラン、エステサロン、ジムのパウダールームなど、さまざまな場所をエレガントな空間に変えるでしょう。
色温度と明るさを調節することが可能で、それぞれ3000Kの電球色から4000Kの白色に切り替え、明るさを調整するスイッチが装備されています。これらの操作はタッチで簡単に行えます。
そして、LEDライトが鏡の中に組み込まれており、顔を正面から照らすため、影ができにくく、メイクや朝の準備がスムーズに進められます。
何よりも、電熱線が内蔵されており、ミラーが曇るのを防ぐ機能があるのが特徴的です。これにより、洗面所など湿度が高い場所でもクリアな視界を保つことができます。
〔曇り止めヒーター有り・無し〕 調色・調光付き ミラーライト タッチスイッチ
光りの色の切替えと明るさの調整ができる調光機能がついた万能タイプです。色の種類は3種類、色切替えスイッチで白色、ニュートラル、電球色に変更ができます。使いたい気分や出かける環境に合わせた色に調整できるのでとても汎用性が高く便利です。
まとめ
本記事では、洗面鏡を取り付ける際の高さや選び方のポイント、そしておすすめの3つの洗面鏡について解説しました。
正しい高さで設置することにより、快適な洗面空間を実現できます。また、選び方のポイントを押さえることで、使いやすさとデザイン性を兼ね備えた洗面鏡を見つけることが可能です。
ぜひ本記事を参考にして、適切な高さと良質な洗面鏡で、より快適な生活を手に入れてください。