ブラケットライトは、壁に取り付けて使用する照明器具です。ただ設置した場所を照らすだけでなくデザイン性も高いことから、おしゃれな空間も演出する効果がありインテリアの1つとして人気があります。部屋をおしゃれにしたいと思った人の中には、ブラケットライトの設置を検討した人もいると思います。
ただ、せっかく買ったブラケットライトをいざ設置してみると、「思ったより部屋に合っていない」といった事態は避けたいですよね。デザインはもちろん、使い勝手の良さも考慮してブラケットライトの購入を検討しなければいけません。
この記事では、ブラケットライトを設置するメリットや選ぶ際のポイント、そしておすすめのブラケットライトを紹介します。「デザイン以外で選ぶポイントが分からない」「おしゃれだけど設置するメリットはあるの?」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
内玄関をおしゃれに照らす スフィアシリーズ 球状ランプΦ65mmが3灯ついたブラケットライト
コンパクトでミニマルな直径6.5センチ球状の乳白フロストガラスより、やわらかな灯りを発し空間をリズミカルに演出するブラケットライト。天井や壁の色に合わせて、ベース部分を黒か白のどちらかお選びください。
ブラケットライトを設置するメリット
そもそもブラケットライトを設置することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。照明器具なので周囲を照らすのは大前提として、それ以外にどんなメリットがあるか紹介します。
1.インテリアとして壁をおしゃれにする
ブラケットライトはデザイン性が高いのでおしゃれなものが多く、インテリアとしても活用できます。
シンプルで質素になりやすい家の壁をおしゃれにするのは難しいです。ポスター・絵画・掛け時計などを掛ける方法もありますが、空間のテイストに合っていないとかえって違和感を覚えてしまうのでセンスが問われます。
その点ブラケットライトは北欧やモダン、ヴィンテージといった様々なテイストがあり、設置する場所に合ったデザインのブラケットライトを選べます。さらに照明器具として設置場所の周辺を照らすこともでき、明るい空間も作り出せます。
インテリアとして使えるだけの豊富なデザインがあるので、シンプルなデザインになりやすい壁をおしゃれにできます。
2.光や影が空間に奥行きを作り出す
ブラケットライトを設置することで周辺を照らしたり影を作ったりするので、奥行きのある空間を作り出すことができます。
壁に設置するので照明の光が伸びやすく、それによって影も伸ばされます。影が伸びると陰影によるコントラストが強調され、奥行きを感じられるようになります。奥行きがあると実際の空間より広く感じられ、おしゃれな雰囲気を作り出せます。
暗い空間を照明が照らし、それによって生じる影がスタイリッシュでシックな雰囲気を演出します。階段や廊下など狭い空間の壁に設置することで立体的な空間になります。バーのような明るさや空間に憧れている人におすすめです。
3.照明器具を置く場所を取らない
部屋全体ではなくテーブルの上やベッド周りなど限定的な場所を照らしたい場合、スタンドライトや読書灯を使うケースが多いですが、スタンドライトや読書灯は場所を取るので置く場所を確保しなければいけません。
スタイリッシュで物の少ない空間を好む人にとっては、テーブルやベッド周りにあまり物は置きたくないでしょう。狭い空間に物があると雑多な印象を与えるので、なるべく物を少なくすることでおしゃれな雰囲気になります。
ブラケットライトであれば壁に設置するので場所を取らずに周辺を照らすことができます。テーブルやベッド周りの物を減らしつつ明るく照らせるので、スタイリッシュでおしゃれな空間を作り出せます。
おしゃれなブラケットライトを選ぶポイントは?
ブラケットライトを選ぶ基準となるものはいくつかあります。自分がおしゃれだと思うブラケットライトを選ぶことも大切ですが、デザイン性ばかりに気を取られていると普段の生活の中で不便なブラケットライトを選んでしまう可能性もあります。
ブラケットライトを選ぶポイントについて紹介します。
1.設置する空間に合っているか
ブラケットライトを設置する空間と、ブラケットライトのデザインが合っているか確認して選びましょう。空間に合わないブラケットライトを設置してしまうと統一感がなくなってしまいます。
例えばスタイリッシュでダークなインテリアの多いモダンな空間に、ポップなデザインのブラケットライトは似合いません。ブラケットライトが浮いてしまい、おしゃれな雰囲気にはならないでしょう。
自然で空間に馴染むブラケットライトを選ぶには、空間とブラケットライトのデザインが統一するよう意識しましょう。
2.ブラケットライトを取り付ける工事が必要か
壁にブラケットライトを取り付ける際、工事が必要な場合が多いです。工事が必要な場合は専門の業者に依頼しなければいけないので、工事費や時間がかかることになります。
壁に埋め込むメリットは、配線ケーブルが隠れるのでスマートでおしゃれな空間を演出できる点です。壁から配線ケーブルが垂れていると目立ってしまうので、取り付け工事を行えば隠すことができます。
しかし、賃貸だと工事ができない場合もありますし、取り付け後は設置場所を移動できません。移動させたい場合は再度工事を依頼しなければいけないため、費用がかかってしまいます。
時間をかけたくない、費用を抑えたいという人は工事が不要のブラケットライトを選びましょう。工事が不要のブラケットライトは設置場所を自由に移動できる反面、配線ケーブルが見えてしまう、コンセントが近くにないと照らせないといったデメリットもあります。
工事が必要な場合と不要な場合のメリット・デメリットを知っておくことで、自分の生活スタイルに合ったブラケットライトを選ぶことができます。
3.生活の邪魔にならないか
ブラケットライトを壁に設置する上で気を付けなければいけないのが、生活の中でぶつかる危険性がないかです。ブラケットライトの設置位置によっては身体に接触する可能性があり、特に子どもが遊んでいるときにブラケットライトに衝突すると危険なので、高さに考慮して設置する必要があります。
かといって、ブラケットライトの近くを通るときにいちいち避けていては面倒です。邪魔になる位置に設置するとストレスの原因にもなります。普段の生活をしていく中で邪魔にならない場所に設置するようにしましょう。
そのためには、あらかじめブラケットライトを設置したい場所を決め、高さやブラケットライトの形についておおよその目安をつけた上で選ぶといいでしょう。ブラケットライトを設置した後で後悔しないためには、生活の邪魔にならないことを意識して選びましょう。
【スフィアシリーズ】 球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
内玄関・廊下・階段のポイントになるブラケットライト(壁付照明)。新築・リフォーム・店舗照明として人気がある商品です。
おしゃれなブラケットライトを紹介!
最後に、おすすめのブラケットライトを紹介します。ブラケットライトで空間をおしゃれにしたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
1.LEDブラケットライト GBK002
こちらのLEDブラケットライトは、真鍮古美メッキカラーとヴィンテージテイストのガラスシェードが特徴的で、重厚感のあるレトロなデザインになっています。
ガラスシェードが光の拡散を抑えてくれるので高級感があり、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
壁に設置するため、取り付けには工事が必要です。電気工事士に依頼しなければいけないので、設置を検討している人は電気工事店に相談しましょう。
2.Φ100×3灯ブラケットライト MBK038-3
こちらのブラケットライトはシンプルなデザインとなっており、どのテイストの部屋でもおしゃれにしてくれる特徴があります。設置場所や部屋のテイストを選ばないので、迷ったときにおすすめです。
3つの電球を支えるベース部分は黒色か白色を選べるので、壁の色に合わせることができます。取り付けには工事が必要ですが、ベース部分を横だけでなく縦にして設置することもできるので、自分好みの空間を作り出せます。こちらも電気工事が必要となります。
まとめ
この記事では、おしゃれなブラケットライトを設置するためのポイントやメリットについて紹介しました。
ブラケットライトを選ぶ際にデザインを重視することももちろん重要ですが、使い勝手が良くないと感じてしまうとせっかくのおしゃれな空間を楽しめません。デザイン以外にも設置条件や生活の邪魔にならないかなどのポイントを意識して選びましょう。