ショップに出かけ、気に入ったペンダントライトを見つけ思わず衝動買いした経験はありませんか。ペンダントライトであれば引っ掛けシーリングがあればどのシーリングにも合うと購入したものの、いざ取り付けようとして耐荷重の面から対応していないものでがっかりした、このような経験もないでしょうか。引っ掛けシーリングさえあればなんでも合うと思ってしまいますが、実は種類があり、商品によっては合わないものもあるのです。
そこで今回は引っ掛けシーリングの種類と、おすすめなペンダントライトについて紹介します。
黒いワイヤーがおしゃれな1灯LEDペンダントライト GPN008U 引掛シーリング
見る角度によって幾何学的に見えたり表情が変化して見ていて飽きのこないデザイン。黒いワイヤーのシェードと対照的に輝く銅のソケット部分が高級感を演出します。リフォーム・新築、引っ越しなどのお住まいを可愛らしさや大人らしさ、そして他とは違った自分らしい部屋にすることができます。
引っ掛けシーリングの種類と選び方とは
そもそも引っ掛けシーリングとは何なのでしょう。引っ掛けシーリングは一言でいうと、天井に取り付ける照明器具のためのコンセントのような役割を果たすもののことを言います。天井の電源ソケットに、照明器具の引っ掛けシーリングキャップを合わせたものを、引っ掛けシーリングとよんでいます。ソケットにキャップ部分を差し込み、カチッと音が鳴るまで、決まった方向に回すことで照明器具を設置できる手軽さが特徴です。引っ掛けシーリングには複数の種類とおすすめな選び方があるため、それぞれの項目で見ていきましょう。
引っ掛けシーリングの種類
引っ掛けシーリングには主に5つの種類があり、互換性があるため耐荷重などの問題がなければどれでも設置が可能です。しかし、先にも述べた通り耐荷重などの関係で取り付けられる引っ掛けシーリングに限界があるため、照明器具を購入する際は部屋に取り付けられているシーリングの種類と耐荷重は押さえておいた方が無難です。
引っ掛けシーリングには角型引っ掛けシーリング、丸型引っ掛けシーリング、丸型フル引っ掛けシーリング、フル引っ掛けローゼット、埋め込みローゼットの5種類があるため、それぞれの特徴を見ていきます。
角型引っ掛けシーリングは主に和室や和風テイストな部屋に見られる、長方形型でコンパクトサイズであることが特徴です。主にペンダントライトを吊り下げる時に使用されることが多いです。コンパクトサイズであることから、大きめのサイズのライトを取り付けると不安定さが生じるといったデメリットもあるため、引っ掛けシーリングとのバランスを考え照明器具を選びましょう。
丸型引っ掛けシーリングは、取り付けの設置面積が広いことから安定感があるのが特徴です。また角がないため柔らかな印象も与えます。安定感と引き換えにサイズが大きいため目立つという点があります。
丸型フル引っ掛けシーリングは、先端にハットのようなつばがあるのが特徴で、より安定性の高い照明器具を取り付けることができます。こちらもサイズが大きい点がデメリットです。
フル引っ掛けローゼットは、耳のような金具がついているのが特徴で、5kgを超える照明器具を支えるために、金具にチェーンをかけて使用することができます。ネジで固定するタイプであり、重たい照明器具に対応できるのが利点です。
埋め込みローゼットは、フル引っ掛けローゼット同様金具がついており、重たい照明器具を支えることができます。また、薄型であり天井からの露出が少ないのも特徴です。
引っ掛けシーリングの選び方
引っ掛けシーリングの選び方で重要なのは、耐荷重にあります。先ほど簡単に述べたとおり、角型・丸型・丸型フルとローゼットでは耐荷重が異なります。一般的に角型・丸型・丸型フルは3〜5kgまでの照明器具を取り付けることができます。一方のローゼットは10kg未満とされているため、軽いものから重いものまでをカバーできます。ただしこの重さは金具にチェーンをかけて照明器具を支えたりするなど対策をした時の重さなので、注意が必要です。
引っ掛けシーリングに合ったおすすめペンダントライトとは
ここではMotoMおすすめのペンダントライトを紹介します。あわせて使用できる引っ掛けシーリングも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まず紹介するのは、1灯ペンダントライト『GPN008U』です。こちらはサイズが幅□Φ190mm、全長340〜1200mm、重さ0.6kgとなっています。黒いワイヤーのシェードが特徴的で、ランプで照らすことでできる影が印象的です。デザインも見る角度によって変わるため、飽きの来ないものとなっています。また、黒いワイヤーのシェードと対照的に、輝く銅のソケット部分が高級感を演出している点も魅力の一つです。見方によって時に可愛らしく、時に大人っぽく見えるため、自分の好みに合った部屋を演出するのに一役買います。クリア電球を使用しているため、電球の持つきらめきがアクセントとなります。さらにLED電球を使っていることから、長寿命である点もポイントです。電球の色も温かみのあるオレンジの電球色であるため、癒しの空間などにも利用できます。高級感のあるおしゃれなデザインから、一般住宅以外にもカフェなどお店でも活躍できる商品となっています。
取り付け方も引っ掛けシーリングのため容易にできます。軽量で簡単に取り付けができます。
次に紹介するのは1灯ペンダントライト『GPN011』です。サイズは幅Φ230×高さ227mm、全長360〜1300mm、重さ0.7kgで、こちらもクリア電球を使用しています。落ち着いた雰囲気を持つ真鍮古美メッキカラーのアーム部分とソケットに、ヴィンテージテイストのクリアセードにより、ヴィンテージ感を演出したい人におすすめです。シンプルな三角錐のクリアセードは重厚感がありますが、面取り加工を施しているため怪我をする心配もありません。高さ調節も自在にでき、部屋の雰囲気に合わせて調整ができます。また、デザインもヴィンテージ感があることから、リビングなどをおしゃれなカフェ風に演出することもできます。また、ガラスの持つレトロ感とヴィンテージ感によって、ヨーロッパのカフェスタイルな部屋を演出することもでき、多彩なスタイルの部屋を演出するのに役立ちます。取り付けも引っ掛けシーリングのため、容易に行えます。対応している引っ掛けシーリングは先ほど紹介した5種類のシーリングすべてとなっているため、簡単に設置ができるのも魅力的です。
今回紹介したペンダントライトは、5種類の引っ掛けシーリングにすべて対応しています。また、重量も軽量であるため、設置が簡単です。可愛らしさ、大人っぽさを演出したいときは『GPN008U』を、ヴィンテージ感あふれる趣のある部屋にしたいときは『GPN011』と部屋のコンセプトに合わせて使うとよいでしょう。
まとめ
引っ掛けシーリングには角型引っ掛けシーリング、丸型引っ掛けシーリング、丸型フル引っ掛けシーリング、フル引っ掛けローゼット、埋め込みローゼットの5種類があり、引っ掛けシーリングボディの場合、一般的には3kg、コードに補強がされていれば5kgまで対応します。ローゼットの場合は吊り下げタイプで3kg、直付タイプで5kgまで対応できます。また、サイドにある金具を使用することで5kg以上、10kg未満のライトを取り付けることができます。シーリングもローゼットもカチッとはめることで取り付けることができ、簡単にできます。部屋に設置されている引っ掛けシーリングの種類を見て、ペンダントライトなどの照明器具を購入するようにしましょう。