これからご自宅を新築される方は、「どんな部屋作りをしようかな」と、ワクワクしながら毎日お部屋のプランを考えていることでしょう。特に寝室はプライベートな空間であり、自分の好きな音楽を聴いたり、読書をしたりと心癒される時間を過ごす場所になりますね。また、寝室は字のごとく、「寝る部屋」、つまり睡眠時間を十分とり、翌日のエネルギーを蓄える部屋でありたいものです。
実は、寝室で快適に過ごせるかどうかは、家具の配置と照明の位置によって大きく分かれます。間違えると、リラックスどころか、不眠の原因にも。
新築時は、真っさらな状態で、家具と照明をプランできるチャンスです!しっかりとこの機会に考えてみましょう。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
新築時における寝室の家具の配置
ベッドの位置
昔の日本は、布団が主流であり、布団を敷く位置は自由にいつでも変えられました。暑い日は風が入る戸口付近に、寒くなったら部屋の中央付近に、というように、季節や気分によって寝る位置を移動することができました。
しかし、今の日本はベッドで寝る人が多いのではないでしょうか。ベッドは簡単に移動できないため、位置を固定する必要があります。
大事なのは、窓の近くにベッドヘッドがくるのを避けること。「朝日差し込むので、窓の近くにベッドヘッドがあったほうが心地良く目覚められてよいのでは?」と考える方もいますが、実はこれは、体のためにはよくないことなのです。以前より、窓の断熱性能は上がりましたが、やはり窓近くは温度の高低差を感じやすいです。夏は暑く、冬は肩に冷気が当たりやすくなります。これが睡眠を知らず知らずのうちに、妨げているのです。また、光の入り方も睡眠に大きく影響します。最近は遮光カーテンを使う方も多いですが、遮光1級でも光は漏れてしまいます。できるだけ顔に直接光が当たらないようにするために、窓近くにベッドヘッドを持って行くのは避けた方がよいです。
また、壁ギリギリにベッドの側面をつけるのはやめましょう。お子さんの部屋に多くみられますが、掛け布団がズレ落ちてしまいますので、10cmは隙間を作って、掛け布団が左右均等に掛かるように、またベッドメーキングができるようにしましょう。
ベッドの周りを歩く時は、50cmの通路を確保しましょう。壁と壁の間を歩くわけではないので、普通の通路幅よりは少なくてもかまいません。
ベッドの近くには、35cm角以上の小さな台を置くとよいでしょう。収納付きなら、リモコン、アロマオイルやハンドクリームをしまうこともでき便利です。目覚まし時計やスタンドライト、読みかけの本を置くこともできますね。地震など、緊急時のための懐中電灯を入れておくのもおすすめです。
机の位置
机は、イスを後ろに引けるスペースをきちんととりましょう。イスを引いて座るために最低60cmは必要です。机の位置は窓に面して置いても、壁に面して置いてもよいのですが、お子さんの気が散りやすい性格の場合は、窓に面していると外の景色に気を取られて集中が途切れるため、壁に面して設置した方がよいかもしれません。
机では、スタンド、PC関連、スマートフォンなど、電子機器類を多く使うため、コンセント位置も確認しましょう。新築時はコンセントの位置も決められますので、家具にかぶらないよう、また、たこ足配線にならないよう、多めに設置しましょう。
エアコンの位置
エアコンの吹き出し口が、ベッドや机に向いていると、体に直接冷気や暖気が当たってしまいます。肌の乾燥の原因にもなり、温度差で体調も悪くなりますので、吹き出し口の向きはとても重要です。新築時は、エアコンの設置位置も指定できるので、ベッドや机の位置を先に決めてから、エアコンの風の向きを考えて設置しましょう。
新築時における寝室の照明の配置
シーリングライト
全体を明るく照らせるのは、シーリングライトです。天井に1灯設置すれば、部屋全体に明かりが回ります。特に有効なのは、子供部屋。子供は本を読んだり、おもちゃで遊んだりするため、簡単にスイッチ一つで部屋が明るくなるシーリングライトは便利です。ベッドに入ってから、リモコン一つで消灯でき、夜中に起きるときも、電気を付けてから動けるので安心です。また、光の色を変えられタイプのシーリングライトならば、作業するときは見やすい白い色を、眠りに入る前はリラックスできるオレンジ色の光を選ぶと効率がよくなります。
ダウンライト
空間をすっきり見せたいときは、ダウンライトが有効です。空間全体を照らすように部屋の大きさに合わせて配置しましょう。さらにベッドの足元辺りにも、ベッドの大きさに合わせて1〜2灯設置すると、夜起きた時に、その光を頼りにトイレに行くこともできます。枕元の壁にスイッチを低めに設置すると、わざわざ起きなくてもON/OFFができて便利です。全体の明かりと足元の明かりは、配線を分けておくと、必要な箇所だけ照らすことができます。
スタンドライト
ベッドで読書をする時にも、小さなスタンドライトが一つあるとよいでしょう。また、アロマオイルでマッサージをしたり、軽くストレッチをしたりする場合にも、穏やかで優しい光があると、気持ちもリラックスできますね。
スタンドライトのよいところは、位置を自由に移動できること。部屋の隅にスタンドライトを置き、間接照明代わりに使用するのもおすすめです。シーリングライト一つだけでなく、照明を分散させて、多灯配光すれば、様々なシーンを演出できます。欧米では、この多灯配光の考え方が主流であり、照明の組み合わせ方が上手です。スタンドは多くの部屋で使われ、幻想的なシーンを演出するため、キャンドルを加えることも多いです。最近はキャンドルを模したLEDライトも雑貨店で販売されているので、お気に入りの小物と一緒に飾ってもよいですね。
寝室のベッドボードに後付けできるリーディングライト 読書灯
工事不要で、好きなところに木ネジや両面テープを使って簡単に設置することができます。台座裏と本体の裏部分はマグネット式になっています。マグネットが付く場所はどこでも、それ以外の所には両面テープか木ネジで台座を固定できます。
新築時におけるおすすめの寝室照明
では、おすすめの寝室照明を2つご紹介します。新築時は、好きな位置に照明器具を配置をできるため、お気に入りの商品があったら、、照明計画の段階で、施工業者さんに早めに伝えましょう。
LOG(ログ) LEDシーリングライト
12畳・8畳・6畳と、お部屋の広さに合わせてお選びいただけます。さまざまなお部屋のイメージに合うように、5色の布セードが用意されています。
商品名のLOG(ログ)とは「丸太」「記録」という二つの意味があり、発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状、そして日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めて製作されています。とてもかわいらしいですね。
見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。例えば、夜に仕事や勉強をするなど集中して作業を行いたい時は昼光色にし、明るさを強めて作業をしやすい空間をつくります。お酒を飲むときはリラックスできるように電球色にして明るさを落とします。このシーリングライトなら、シーンに合わせた光色と明るさ調節で、生活の質を向上させてくれそうです。
LEDフロアスタンド GST003
サテンクロームメッキ塗装が施された、金属的な輝きを持つ細身なパイプと、円柱形のシンプルなセードを組み合わせたスタンドです。目に刺激が少ない優しい色合いなので自宅の寝室にも手軽に取り入れることができ、ホテルの寝室のような上質で心やすらぐ空間に一歩近づけます。
アイボリー色の布セードは電球の光源をぼかして柔らかいリラックスできる光りに変換します。円筒形、垂直ラインの布セードは上下面が開けた形です。点灯したときに上下均等に光と影が広がります。一歩引いて見ると上下、左右ともに安定感があるシンメトリーなシルエットが美しさを引き立てます。セードが円柱なので壁のコーナーに沿って置きやすく、垂直な線が多くなることでお部屋にまとまりができスッキリした印象に。また、点灯したときに壁の近くに置くことで影と光の濃淡が色濃く映し出され、よりお部屋の空間を広く開放感がある演出ができます。
まとめ
新築時は、自由に家具の配置を考え、お好きな照明器具を設置できる絶好のチャンスです!家具や照明の位置で、暮らしやすさが以前よりも格段に上がり、ご自分の好きな寝室を一から作ることができます。少し面倒に感じても、最初が肝心。ぜひこの機会を逃さず、家具と照明のプランをしてみてくださいね。