「リビングに寝室」と聞くと、みなさんは一瞬「?」が浮かぶかもしれません。
現代の日本では、「寝食分離」の考え方が一般的であり、家族団欒のためのリビングと、ゆっくり眠るための寝室は、完全に分けられている家が多いでしょう。
そのような方に、想像していただきたいのが、海外の素敵なホテルのスイートルーム!形状は広さによっても異なりますが、ベッドの隣にソファがあり、さらに少し離れたところにダイニングテーブルがあります。つまり、一つの大きな空間で、寝ること、くつろぐこと、食べることが完結するのです。
最近では、特にマンションで多いのですが、リフォーム時に、「リビングに寝室」を作る方も徐々に増えています。
では、なぜ、そのような家が増えているのか、理由を見てみましょう。
USBポート付きリーディングライトMBK009
モトムオリジナルのフラット形USB・棚付きリーディングライト(読書灯) 。棚にスマホを置きながら、USBポートにつなげながら充電でき便利。
リフォーム時に、
リビングに寝室を作りたい人が増えている理由
部屋を広く見せることができる
特にマンションでは、柱を気にする必要がないため、広々した部屋を作ることが可能です。
リビングに寝室を作れば、2部屋に分ける必要がないため、その分広い空間を確保することができます。
ベッドは背の低い家具であり、視線を遮ることもありません。
また、くつろぐ時は、ソファに寝転がって本を読んだり、テレビを見たりできるため、ソファを置かないという選択肢もあります。大きな家具が1つ減るので、更に広々と見せることができますね。
疲れたらすぐに横になることができる
日中、急に眠気がおそってきたときには、ベッドがすぐ横にあれば、仮眠をとりやすくなります。寝室まで距離がある場合は、眠くなっても、つい我慢しがちです。共働き世代も増えており、仕事から帰ってきたら、夜ご飯を作る前に少しだけ仮眠をとることもできます。15〜30分の仮眠で、パフォーマンスが上がり、睡眠不足も解消でき、一石二鳥。睡眠の質が上がることで、健康的な暮らしを送ることができます。
介護や育児の場合も見守ることができる
介護が必要な方に、リビングに接する部屋で過ごしてもらうとします。介護する側の人がリビングで寝れば、夜中でもすぐに気配に気付き、様子を見に行くことができます。また、小さな子どもは、リビングで遊ぶことも多いので、そのまま寝てしまったとしても、すぐにベッドで寝かしつけることができ、親の負担も軽減できるでしょう。
電気代を節約することができる
ベッドの配置とテレビの配置が、ちょうどよい距離感にあった場合、寝転がってテレビを見ることができます。リビングと寝室が一緒になるわけですから、エアコンも1台減らすことができます。また、照明器具も、家具も、共通しているものは、処分。よって、いらない物を捨て、電気代を節約することができるわけですから、さらに部屋も広くなります。
寝転がって、テレビを見ることができる
大好きな海外ドラマを見ながら、寝落ちする、のような、幸せな過ごし方ができるかもしれませんね。
リビングに寝室を作る場合、仕切る?仕切らない?
リビングに寝室を作る際に、寝室を仕切る場合と仕切らない場合があります。それぞれの特徴を踏まえ、見ていきましょう。
仕切る場合
●壁にする場合
下から壁を立ち上げて、上の空間は塞がずに空けておきます。そうすることで、個室のような雰囲気を味わうことができます。立ち上げた壁は、ニッチを設けて、好きな雑貨を飾ったり、飾り棚を取り付けて、お気に入りの小物をディスプレイしたりと、フォーカルポイント(視線を集中させる場所)のように使うこともできます。
●格子・一部壁にする場合
格子にすれば、和風やアジアン風にも見せることができます。部屋のアクセントにもなりますし、適度な透け感が落ち着きを与えます。また、一部を壁にして、内装の窓枠だけ取り付ければ、まるで部屋の中にいながら、外を眺められるような、不思議な空間を作ることができます。
●透明な可動式パーテションにする場合
透明なパーテションを設置すれば、個室のようにある程度の音を遮断できます。閉めればプライベートな空間に早変わり。下にレールが付いていない吊り下げ式であれば、床にラインがないため、空間が分断されません。また透明であれば、視界が開け、空間を狭く感じさせない効果もあります。
●カーテンにする場合
布なので、優しい雰囲気になります。カーテンを閉めてしまえば。落ち着ける場所が確保できます。布を変えれば、インテリアの雰囲気も手軽に変えることができますね。軽やかな感じにしたい場合は、薄手の透ける素材を掛けるとよいでしょう。
仕切らない場合
仕切らない場合は、一つの空間であるため、ホテルのような広々とした開放的な空間が楽しめます。空間を分断するものがないため、無駄な動線を減らすことができます。歩きやすく、小さなお子さんにも安心です。コストも抑えることができます。掃除も楽で、時短にもつながり、共働きのご夫婦にぴったりの間取りです。
リビングに寝室を作る際に役立つアイテム
リビング兼寝室に設置して、役立つアイテムをご紹介します。
USBポート 棚付き 読書灯 MBK009
夜、読書をする際に、ベッドヘッドに付いているスイッチをONにすれば、本の近くに照明が付き、とても便利。
寝転がっても、ベッドヘッドに寄りかかっていても、本を読むことができます。
また、USBポートが付いているので、充電しながらスマートフォンを見ることもできます。棚が付いているため、スマートフォンの置き場に困ることもありません。
角度は上下に90度まで動き、回転角は320度と、ほぼ自由に動きます。
シンプルな作りのため、どのような部屋にもあいます。3色の中から選べるため、自分の好きなインテリアの雰囲気に合わせて決定することができます。
フロアスタンド MST038
今、人気のインダストリアル風のシックなデザインのフロアスタンドです。サビ風の黒色塗装もオシャレ。
背が高いですが、角度を変えられるため、ベッドそばなら、読書灯にもなります。また、壁に光を当てれば、間接照明に早変わり。両方の用途に使えて、便利な商品です。
照明の色は、オレンジ色に少し近いので、温かみがあり、ほっとした空間づくりに役立ちます。
LEDミラースタンド GST007
コードレスのため、自分の好きな場所に持って行ってメイクができる、とても便利な商品です。
弊社の商品の中でも、特に人気があります。
顔に影が落ちにくく、裏面は3倍の拡大率でさらに細かくチェック。
クロームメッキの仕上げでスタイリッシュなデザインに。アルカリ乾電池(単4)4本をセットして、スイッチのON・OFF切り替えるだけの簡単操作でライトアップができます。電池の使用時間目安は1日1時間点灯して約1ヶ月ご使用いただけます。LEDミラースタンドの重さは0.7kgで軽量で、持ち運びはラクラク。
防水加工されていないため、浴室などでは使用できません。
顔に影が落ちにくく、裏面は3倍の拡大率でさらに細かくチェックできます。
組み立てが必要な商品ではありますが、簡単に個人で完成することができます。
まとめ
「リビングに寝室」と聞くと、少し抵抗があったかもしれませんが、このブログを読んで、少しでもハードルは下がったでしょうか?リフォーム時は、間仕切り壁を撤去したり、逆に作ったりしやすく、リビングに寝室を作ってみる絶好の機会です。また、照明の配線を変更しやすいので、リフォーム時に工事をしてもらえば、壁紙の張り替えも一度で済みます。
今後の生活を想像し、「リビングに寝室」を作って、ぜひ、ホテルライクで快適な暮らしを送ってみてくださいね。