キッチンカウンターにおすすめのペンダントライトを紹介！選び方や注意点も詳しく解説

やさしい灯りやデザインにより、おしゃれな空間を演出できるペンダントライト。キッチンカウンターをよりおしゃれにするために、ペンダントライトを取り付けたい人もいるでしょう。しかし、何を基準に選べばよいのか、どの商品がよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、キッチンカウンターに取り付けるペンダントライトの選び方・おすすめ商品をご紹介します。キッチンカウンターをおしゃれな空間にしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

キッチンカウンターに取り付けられるペンダントライトとは

ペンダントライトは、天井から吊り下げて設置する照明器具。デザインや光の出方のバリエーションが豊富で、ダウンライトなどと組み合わせて部屋を明るくしたり、テーブル上や吹き抜けなど部分的に照らして装飾的な役割ができたりする便利なアイテムです。アンティーク調のガラス製タイプや、シンプルながらモダンテイストなモノトーンタイプなどさまざまな種類が販売されています。キッチンカウンターに設置すれば、カフェのようなおしゃれな空間づくりに役立つのが魅力です。メイン照明として1灯を設置するほか、複数設置すれば奥行きや広がりのある空間を演出できます。

キッチンカウンターに設置するペンダントライトの選び方

ここでは、キッチンカウンターに取り付けられるペンダントライトの選び方をご紹介します。自分の求める商品を見つけるためにも、しっかりチェックしておきましょう。

電球の光の色で選ぶ

ペンダントライトを選ぶ際、電球の光の色は重要なポイントです。空間の印象に深く関わるので、キッチンカウンターの雰囲気に合ったものを選びましょう。

白い光

光が白色の電球は、クールな雰囲気をつくりやすいのが特徴です。白色の光には、昼白色と昼光色があります。昼白色は、太陽の光に近い色で、自然な明るさでオフィスやメイクなどをする場所にぴったりです。昼光色は青みがかった白い光で、集中力を高める光と言われていて、勉強や細かい作業を行う場所に向いています。

オレンジの光

オレンジ色の光は電球色と言われていて、夕日の色に近くリラックスする空間にマッチします。食材の色のバランスを保ちやすく、料理をより鮮やかにおいしく見せるほか、食欲を増進させる効果も期待できるのもポイントです。また、リビングに暖色系の電球を使用している場合は、キッチンカウンターもオレンジ色の光にすればリビングとのなじみがよく、空間に統一感をもたらします。

明るさで選ぶ

ペンダントライトに限らず照明を選ぶ際に大切なのが、明るさです。天井からの吊り下げ高さを30cmに設定した場合、標準定格光束（明るさ）は以下の通りです。

・〜4.5畳　2,430ルーメン

・〜6畳　2,880ルーメン

・〜8畳　3,420ルーメン

・〜10畳　3,960ルーメン

・〜12畳　4,500ルーメン

・〜14畳　5,040ルーメン

上記の明るさを目安にして、キッチンカウンターの広さに合った明るさを選びましょう。

取り付け方法で選ぶ

ここでは、ペンダントライトを選ぶ際に重要となる取り付け方法をご紹介します。方法によっては資格所有者の工事が必要な場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。

ダクトレール

ダクトレールは、レール上であれば好きな位置に照明を設置できる配線方法。重量の制限はありますが、複数のペンダントライトを取り付けられるのがメリットです。種類を選ばずにほかの照明と組み合わせて使えるため、メイン照明としてだけでなく手元を照らすスポットライトのような使い方もできます。ただし、ダクトレールは1本あたり、1500ワットまでなど電気容量に制限があるため、電球のワット数に応じて設置できる数が異なる点には注意しましょう。

また、ダクトレールの多くは、取り付け工事が必要です。設置したい場合は、電気工事士に依頼しましょう。ただし、ダクトレールの中には引掛けシーリングに挿し込むだけで設置できるタイプもあります。工事不要で簡単に取り付けられるので、ペンダントライトを試してみたい人は、チェックしてみてください。

引掛シーリング

引掛シーリングは天井にある配線器具に、直接ペンダントライトを取り付ける方法。
引掛シーリングは、主に５種類あります。そして、大きく分けると耳ありタイプと耳なしタイプとがあります。

耳なしタイプには代表的なものとして３種類の引掛シーリングボディ(丸形引掛シーリング・角形引掛シーリング・丸型引掛シーリング)があります。ペンダントライトなど吊り下げタイプの照明器具の場合は使用しているコードが一般のビニルコードの場合は質量３ｋｇまで、補強されたコードを使用している場合は通常５ｋｇまで使用が可能、シーリングライトなど直付タイプの場合は５ｋｇまで取り付けることができます。

耳つきタイプの引掛シーリングボディには代表的なものとして次の２つがあります。

耳つきタイプ(フル引掛シーリング・引掛埋込ローゼット)は、引掛シーリングボディのサイド部分にネジ穴が開いている金具が２箇所ついているのが特徴です。耳なしタイプと同様、吊り下げタイプの照明器具の場合は質量３ｋｇまで(補強されたコードを使用している場合は通常５ｋｇまで)使用が可能、直付タイプの場合は５ｋｇまで取り付けることができます。ただ耳なしタイプと異なるのはサイドについている金具です。この金具に照明器具の荷重をもたせることができるので、別の保持部品を準備しなくてもサイドの金具を使えば５ｋｇ以上、最大１０ｋｇまでの照明器具が取り付けられます。

※引掛シーリングボディ以外の部品で照明器具の荷重を保持する場合はこれに限りません。
※引掛シーリングボディによって取り付けられる質量が異なります。規定質量以上の照明器具を取り付けた場合、引掛シーリングの破損や照明器具の落下の原因となります。お使いになる引掛シーリングボディの仕様をご確認の上、照明器具を取り付けてください。

すでに天井に引掛シーリングボディが設置されている場合のみ、ペンダントライトを取り付けられます。引掛シーリングボディがない場合は、取り付け工事が必要なので業者に依頼しましょう。

フラットシーリングカバー

フラットシーリングカバーは、直付けで設置する方法です。天井の取り付け部分のボディがないため、よりスマートに設置できるのが特徴。見た目がすっきりするうえ高級感もアップし、空間におしゃれさをプラスします。フラットシーリングカバーの設置には、資格を持つ電気工事士による工事が必要です。そのため、取り付け位置を事前に決めておく必要がある点には注意しましょう。

キッチンカウンターにペンダントライトを取り付ける際の注意点

キッチンカウンターにペンダントライトを取り付ける際に注意するポイントをご紹介します。取り付け前に確認しなければいけないこともあるので、しっかりチェックしてください。

天上の高さを考慮する

ペンダントライトを取り付けるときは、天井の高さには十分注意しましょう。高すぎると　キッチンカウンター全体を照らすことができず、暗く感じることがあります。逆に低すぎると、料理や食器の受け渡しの際に邪魔になることも。

ペンダントライトとキッチンカウンターの間は、60〜80cmほど開けるのを目安にするとよいでしょう。商品によってはコードの長さを調整できるタイプもあるので、あとで調節したい人などはチェックしてみてください。

光源が直接目に入らない位置に設置する

ペンダントライトは吊り下げるため、低い位置に設置する傾向にあります。そのため、光源が直接目に入るリスクが高まり、目を痛める原因になります。ペンダントライトを設置する際は、光源が直接目に入らない高さになっているか、事前に確認しましょう。

キッチンカウンターにおすすめのペンダントライト

ここでは、MotoMで取り扱っているキッチンカウンターにおすすめのペンダントライトをご紹介します。アートなデザインのものから、自然由来なものまで登場するのでぜひチェックしてみてください。

磁器ペンダントライト直径φ12.5cm 引掛シーリング MPN21

シェードに清潔感あふれる純白の自然由来な素材を使用した、陶器ペンダントライト。有子釉薬仕上げによるつるつると光沢のある質感で、ナチュラルな空間にマッチするのが魅力です。昼は陶器の白さが清潔感を、夜は陶器からもれるやわらかな灯りによりぬくもりを感じられるなど、昼と夜で違った表情を楽しめます。

吊り下げ高さを調節できるほか、引掛シーリング・ダクトプラグから設置方法を選べるのもポイントです。

LED一般クリア電球 真鍮ソケット ペンダントライト 幅φ23cm GPN011

真鍮古美メッキカラーのアーム・ソケットに加え、クリアガラスセードを採用したほどよいビンテージ感を演出するペンダントライト。フィラメントがきらりと光る、趣きあるLEDクリアランプを使用しているため、ヨーロッパのカフェのような雰囲気を感じられます。ガラスセードには丸みを帯びた加工を施しており、エッジ部分にまで灯りが広がるように見えるのもポイントです。

LEDアクリルカバー付き 円筒ペンダントライトMPN06

円筒形のセードと光を拡散するアクリルカバーを組み合わせた、シンプルでスタイリッシュなペンダントライト。コード収納や長さ調節ができるため、よりスマートな設置が可能です。光の色は夕日のような電球色を採用しているので、リラックスできる空間を演出します。ブラック・ホワイト・シルバー・ゴールドの4色展開で、お部屋の雰囲気にマッチするカラーを選べるのもポイントです。

ペンダントライトを取り付けてキッチンカウンターをおしゃれな空間にしよう

キッチンカウンターをおしゃれな空間にできるペンダントライト。メイン照明だけでなく部分照明など、シーンに合った使い方ができる優れものです。光の色・明るさ・設置方法などをチェックしてイメージに合ったものを選びましょう。ペンダントライトを取り付けて、おしゃれなキッチンカウンターで至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。