引っ越しの際、当日も使用することが多いため、処分・梱包が後回しになりがちな照明器具。
他の荷物の移動があるので、照明の処分や梱包をできるだけスムーズに行いたいと思っている人も多いはず。しかし、いざ照明器具を梱包するとき、どのように扱えばよいのかわからない人もいるのではないでしょうか。そこで、ここでは照明器具の運び方や処分の仕方、梱包の方法までご紹介します。引っ越しの際に、照明器具の扱い方で悩まないためにも、ぜひチェックしてみてください。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoM オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。
税込 contents02_430円
目次
引っ越し時の照明器具の取り扱い
旧居に設置してある照明器具は、入居してから自分で購入したものであれば、基本的には引っ越し時に取り外して新居に持っていくか処分するのが決まりです。「現状回復義務」の決まりがあるため、備え付けのもの以外は置いていくことはできません。
ただし、逆に入居したときにすでに設置されていた照明器具は、そのままにして退去しましょう。備え付けの照明器具を勝手に新居に持っていってしまうと、大家や管理会社から費用を請求されるなど、トラブルに発展する可能性もあります。そのため照明については、自分で購入したものか、備え付けのものかをしっかり把握しておくことが重要です。
引っ越し時に照明器具を運ぶ手順
引っ越し時に照明器具を運ぶ際は、以下の手順で行いましょう。
1.照明器具を取り外す
2.照明器具を掃除する
3.照明器具を梱包する
4.照明器具を運ぶ
5.照明器具を取り付ける
上記手順の中でも、特に注意するべきは梱包です。照明器具には電球をはじめ割れやすいものが多く、適切な方法で梱包をしないと破損の原因になります。下記で梱包の仕方についても詳しく解説しますので、チェックしてみてください。
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
引っ越し時の照明器具の取り外し・取り付け方法
照明の取り外し・取り付け方法は、タイプによって少々異なります。引っ越し当日に、スムーズに取り付け・取り外すために、しっかり把握しておきましょう。なお、どのタイプでも照明の取り付け・取り外しを行う際は、照明の電源を落とし、時間を置いて照明器具を冷ましてから行うようにしましょう。
シーリングタイプ
天井に設置されている配線器具に、直接取り付けて使用するのがシーリングタイプです。取り外しは、以下の手順で行えます。
- シーリングライトのカバーを回しながら、天井から取り外す
- 配線器具に取り付けられている照明器具の電源プラグを抜く
- ロックを外して、ライト本体を取り外す
- 配線器具に付いているアダプターを取り外す
取り付ける際は、上記の手順を逆から行えばOKです。ただし、種類に応じて手順が異なる場合があるため、取扱説明書をご確認のうえ、取り付け・取り外しを行いましょう。
吊り下げタイプ
吊り下げタイプは、天井から吊り下げるように設置するペンダントライトのことです。以下の手順で、取り外せます。
・引掛シーリングからプラグを抜く(ボタンがあれば必ずボタンを押しながら取り外しましょう)
取り付けは、引掛シーリングにプラグを刺すだけです。ただし、シーリングタイプ同様、手順が異なる器具もあるため、取り付け・取り外しは取扱説明書を確認してから行いましょう。
梱包の仕方
照明器具はコワレモノであるため、引っ越しの際は梱包をしっかり行うことが重要です。シーリングタイプや吊り下げタイプなど種類によって、適した梱包の仕方が異なります。ガラス製のものなど壊れやすいタイプも多いので、破損のリスクを減らすためにもしっかり確認しておきましょう。
シーリングタイプ
シーリングタイプは、元箱が残っていればその箱を使用しましょう。専用の箱のため、パーツやリモコンなども一緒に梱包でき、段ボールの加工をしたり、緩衝材を用意したりする手間がありません。
元箱がない場合は、シーリングライトが入る段ボールを用意しましょう。また、パーツやアダプタなどが収まる形状に段ボールを加工し、緩衝材に包んで梱包します。リモコンが付属しているタイプは、一緒に梱包すると紛失のリスクを減らせますよ。
吊り下げタイプ
吊り下げタイプもシーリングタイプ同様、元箱に梱包するのがベストです。すでに元箱がない場合は、ライトが収まる段ボールを用意し、緩衝材でしっかり保護しましょう。吊り下げタイプは、シェードにガラスを採用している製品も多くあります。しっかり梱包しないと、輸送中に破損する可能性があるため注意が必要です。
段ボールにワレモノ注意・下積み厳禁と書いたり、シールを貼ったりなど、壊れやすい照明器具であることを示しておくのもおすすめ。引っ越し業者も一目で、取り扱いに注意する必要がある荷物であることがわかります。
小型インテリアタイプ
小型インテリアタイプは、電球を覆うシェードなど、取り外せるものは外しておきましょう。それぞれ個別に緩衝材で保護し、段ボールに入れます。ただし、電球やシェードなどは割れやすいため、個別に段ボールで包むのがおすすめです。また、ガラス製のものは吊り下げタイプ同様、しっかり梱包したのち、ワレモノであることがわかるように記載しておきましょう。
スタンドタイプ
スタンドタイプは、テレビやソファの横など部屋の壁際に設置することが多い間接照明です。サイズが大きく、重いものが多いため、自分で梱包するのが難しいタイプといえます。梱包の手間や、破損するリスクを減らすためには、家具・家電と一緒に、引っ越し業者に梱包をお願いするのがおすすめです。
ただし、卓上などに置いて使用するデスクスタンドは、自分でも梱包は可能です。本体や電源コード、リモコンなど、パーツごとにプチプチで包み、緩衝材や新聞紙を詰めた段ボールに入れていきます。このとき電球などのワレモノは、他のパーツと重ならないように上の方に置いて入れるのが破損しないようにするコツです。
引っ越し時の照明器具の処分の仕方
自分で照明器具を購入した場合は、引っ越しのとき処分しなくてはいけません。照明器具には、プラスチックやガラス、金属、電球など、さまざまな素材が使用されており、処分の仕方は自治体のルールによって異なります。ゴミとして処分する場合は、まず各自治体の分別方法をチェックしましょう。
照明器具は、主に燃えないゴミや有害ゴミ、粗大ゴミとして処分することが多いです。燃えないゴミ・有害ゴミで処分する場合は、回収日に所定の場所に置いておきましょう。粗大ゴミの場合は、回収の予約をとったうえで、事前に粗大ごみ回収券を購入し、指定の時間・場所に出しておけばOKです。
ゴミとして処分するのがもったいないという人は、リサイクルショップに引き取ってもらいましょう。年式が新しければ売上金を、引っ越し費用の足しにしたり、新居で使用するライトの購入費用にあてたりすることも可能です。ただし、年式が古い場合は、買い取ってもらえないこともあるうえ、処分費用を請求されることもある点には注意しておきましょう。
なお、大家や管理会社から事前に許可が得られれば、自分で購入した照明器具を旧居に置いていくことも可能です。
引っ越し時の照明器具は取り外しを忘れずに行おう
引っ越しの際、ついつい忘れてしまいがちな照明器具。原状回復のために、自分で購入した照明は新居に持っていくか、処分する必要があります。新居に持っていく際は、破損を防ぐためにタイプごとに合った梱包を行い、しっかり保護しましょう。処分する場合は、年式が古ければゴミに出し、新しいタイプはリサイクルショップで売るのがおすすめです。引っ越しをスムーズに行うためにも、照明の梱包・処分の仕方をしっかりと把握しておきましょう。