新築計画を立てる際、間取りや設備、家の素材などにはこだわるものの、なかなか照明プランについては手が回らないものです。しかし、新築計画において照明プランはとても重要なもの。夢のマイホームで快適に生活するためにも、新築照明にこだわることをおすすめします。
そこで今回は、新築照明選びで失敗しないための対策や、おすすめの照明プランをご紹介します。新築照明選びの参考にしてください。
部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
おすすめの新築照明の種類
新築照明選びで失敗しないためにはまず、照明の種類と特徴を知っておくことです。それでは、おすすめの新築照明の種類と特徴を見ていきましょう。
シーリングライト
シーリングライトは、天井に直接取り付けるタイプの照明です。まんべんなく光を広げるので、一つだけでも部屋全体を明るく照らすことができます。
天井に馴染むすっきりとしたシンプルなデザインが一般的で、空間の妨げにならないのが特徴です。交換やお掃除のメンテナンスがしやすいメリットがあります。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの小型照明です。器具自体が見えないため天井がスッキリと仕上がるのが特徴です。どのようなテイストにも合い、光の範囲が限定的なので明暗をつけた落ち着いた雰囲気に仕上げられます。メイン照明ではなく補助照明として使われることが多いです。
近年ではリビングから寝室、廊下、玄関、トイレなどさまざまな場所で使われており、住宅照明の中心的存在となっています。
ペンダントライト
ペンダントライトは、天井からチェーンやコードなどで吊るすタイプの照明です。セードの材質や形、大きさなど住宅照明のなかでも種類が豊富に揃っているのが特徴。おしゃれなデザインのものが多く、インテリア性にすぐれています。
ペンダントライトは限られた範囲を照らす照明で、広い範囲を照らすのには向きません。そのため、新築照明ではダイニングテーブルやキッチンカウンターなどでスポット的に使うのがおすすめです。色温度や光の当て方によって料理をおいしく見せてくれる魅力があります。
ブラケットライト
ブラケットライトは、壁面に取り付けるタイプの照明です。新築照明では補助照明として廊下や階段、玄関などで使うのがおすすめです。壁や天井を照らして間接的な光を広げるのが特徴。
アームの伸びたデザイン性のあるものは、空間のおしゃれなアクセントになります。
一方、壁に馴染むスマートなタイプなら、ムーディーな光で落ち着いた空間をつくってくれます。
また、壁の凹凸を強調してくれるので、塗り壁などのデザイン性のある壁に用いるとおしゃれです。
間接照明
間接照明は、天井や壁面の裏側に照明を配置して、間接的に空間を照らす方法です。光源が直接見えないため、シンプルで高級感のあるテイストにも合います。部屋全体に柔らかい光が広がり、落ち着いた雰囲気でリラックスできる空間を演出してくれます。
また、天井を間接的に照らすことで天井高を強調し、伸びやかな空間を演出することができます。
スポットライト
スポットライトは、特定の狭い範囲を照らすのが特徴の照明器具です。自分が照らしたいところを集中的に照らしてくれます。自由に向きを変えられるので便利です。
狭い範囲を照らすスポットライトは、飾り棚や観葉植物などを強調するのが得意です。そのため、新築照明では強調したいものがある場所に用いるのがおすすめです。
小国和紙 LOG(ログ) シーリングライト 12畳用 MCL012-WA
MotoMオンラインストア限定商品です。 オリジナルシーリングライト「LOG(ログ)」のセード部分に潟県長岡市で作られる伝統工芸『小国和紙』を用いました。発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状で、あなたらしいお部屋を演出します。見た目だけでなく、機能としては作業によって、明るさを調節できる調光機能や光の色が変更できる調色機能がついていて使いやすいです。
新築照明選びで失敗しないおすすめの対策
新築照明選びで失敗しないために、おすすめの対策をご紹介します。
調光・調色機能付きの照明器具を選ぶ
リビングではテレビを見たり読書をしたりします。また、ダイニングでは食事をするだけでなく勉強をすることもあるでしょう。このように、一つの場所でも様々な利用シーンがあるような場所には、調光・調色機能のついた照明器具を選ぶことをおすすめします。
夕日のようなあたたかい光はリラックスできる癒しの効果があります。一方、昼間の白い光のもとでは人は活発的になります。このように、光の色温度は人の心理に大きな影響を与えるのです。調光・調色機能付きの照明なら、色温度や明るさを調節して快適に過ごすことができます。
可動式の照明器具を選ぶ
新築で間取りを考えたとしても、将来ソファの位置を変えたり、ダイニングテーブルの大きさを変えたりする場合もあるでしょう。そのように部屋の模様替えをした時に照明がずれてしまう可能性があります。こうした失敗を避けるためには、可動式の照明を選ぶといいです。
新築照明の位置を変えることは難しいですが、照明をダクトレールに取り付けておくことで微調節することができるようになります。また、スタンドライトも場所を簡単に変えられるので便利です。
ビンテージテイストのブラケットライトGBK002
落ち着きのある真鍮古美メッキとクリアガラスセードがポイント。ビンテージテイストのセードが、程よいヴィンテージ感を演出します。LEDクリアランプは、白熱電球のような趣きがあり、フィラメントがキラリと光り、まるでヨーロッパのカフェのような雰囲気を彷彿させるデザインです。
新築照明におすすめの照明プラン
リビング
リビングは、家族みんなでテレビを見たりする、くつろぎや団らんの場です。また、時には来客をもてなす場となることもあります。
そんなリビングの照明は、一室多灯にするのがおすすめです。家族の団らんを楽しむ時にはリビング全体を明るくし、リラックスしたい時には補助照明の落ち着いた光を利用するなど、シーンに合わせて照明を使い分けられます。
主照明にはシーリングライトや間接照明を、補助照明にはダウンライトやブラケットライト、スタンドライトなどを用いるとよいでしょう。
ダイニング
家族で食事を楽しむダイニングの新築照明は、ペンダントライトがおすすめ。特徴的なペンダントライトを吊るせば、カフェやレストランのような華やかな雰囲気を作ることができます。ダイニングテーブルの上に光を集めて、家族が集いたくなるような食卓にしましょう。
キッチン
キッチンの新築照明は、調理がしやすいよう手元に十分な明るさを確保するのがポイント。また、キッチンの形状によって設置する照明が異なります。
キッチンが独立した部屋の場合は、蛍光ランプやダウンライトに手元灯を組みわせるとよいです。アイランドキッチンのようなオープンなキッチンの場合は、ペンダントライトやダウンライト・ブラケットライトを組み合わせるのがおすすめです。
寝室
主に就寝前のリラックスタイムを過ごす寝室の新築照明は、光源が眩しくない間接照明をベースにするのがおすすめ。間接照明やブラケットライトを用いるといいでしょう。
廊下・階段
廊下は通路となるため、歩行の邪魔にならないダウンライトがおすすめです。さらに足元灯を付けておけば、夜間帯でもスイッチを付けずに足元を照らしてくれるのでトイレに行くときなどに便利です。
また、壁面に絵画や写真を飾る場合は、壁面を照らすスポットライトやブラケットライトを設置しておくといいでしょう。その場合は、照明の位置を後から変えることが難しいため、新築照明プランを考える際に設置する場所をよく検討しておきましょう。
新築照明の階段にはブラケットライトを取り入れるといいでしょう。壁の隅に取り付けるコーナーブラケットは階段の間口の邪魔にならず足元と天井を照らしてくれるのでおすすめです。
玄関
玄関は、帰宅や来客の際に家全体のイメージを印象付ける場所です。家人と客人の両方の顔が明るく見えるような照明の配置にしましょう。
新築照明ではダウンライトやブラケットライトを用いて、訪れる人を暖かく迎えることの出来る玄関にするのがおすすめです。玄関が吹き抜けの場合には、高さ違いのペンダントライトを吊るすとおしゃれです。
また、人感センサー付きの照明なら、帰宅時に荷物で手が塞がっていてもスイッチ操作の必要がないため便利です。
まとめ
今回は、新築照明選びで失敗しないための対策や、おすすめの照明プランをご紹介しました。照明の場所は後々変えられるものではありません。そのため、新築照明プランはしっかりと決めておくことをおすすめします。
それぞれの場所やシーンに合った照明を選びましょう。