ウォールライトは壁面に取り付ける照明で、ブラケットライトとも呼ばれています。空間をおしゃれに演出するインテリアにもなるため、ご自宅に取り入れたい方も多いはずです。でも、いざ選ぶとなると迷ってしまいますよね。本記事ではウォールライトを選ぶポイントや、おすすめの商品5点を紹介しています。この記事でご自宅にマッチするウォールライトを見つけましょう。
ウォールライトおすすめの設置場所とチェックポイント
ウォールライトとは
ウォールライトは壁に取り付ける照明器具で、玄関や外壁などの屋外に設置するタイプと屋内に取り付けるタイプの2種類あります。取り付ける際には配線などの関係から電気工事が必要なものが多いのですが、近年ではコンセント式の照明器具も増えてきました。
屋内用は天井や壁をピンポイントに照らす間接照明として、あるいはウォールライト自体のデザインや灯がおしゃれなインテリアとして使われています。また、外壁のウォールライトは全方向に光が広がるように設置するため、防犯にも有効な照明です。
壁の高い位置に取り付けるウォールライトは電球の取り替えも気になりますよね。一般的な電球よりも光源の寿命が長いLED電球なら、取り替えの手間を減らすことができます。LED電球は消費電力も少ないため、高い位置に取り付けてあり、点灯する時間が長い場合は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
屋内用ウォールライトの主な設置場所
①寝室
ウォールライトの光源が直接見えるデザインは眩しさを感じてしまうため、乳白色のシェードで覆われたデザインで柔らかな光にするのがおすすめです。オレンジがかった暖色系のライトものを選び、リラックスして眠れる環境を作りましょう。就寝前に読書をしたい方は、調光機能付きのウォールライトが便利です。
②リビング
サイドテーブルやソファーなど、ピンポイントでライトを照らしたい場合は、アームの角度調節が可能なウォールライトがおすすめ。スポットライトのように、明かりが欲しい場所を照らせます。インテリアのアクセントになるウォールライトは、室内のテイストに合うデザインのほかに、飽きの来ないシンプルなものを選ぶのも良いですね。
③階段
ウォールライトの取り付け位置は、一段目の階段の水平面から180cm〜200cmの高さを1つの基準としています。光源の位置が高すぎると足元まで明かりが届きにくく、掃除や電球の交換などのお手入れも大変になるので、取り付け位置には配慮が必要です。
階段でウォールライトを設置する際、出幅が大きいデザインは圧迫感があるだけでなく、階段を狭く見せたり階段の昇降時に邪魔になったりする場合があります。そのため、出幅が少なく、できるだけシンプルなデザインで、昇降の邪魔にならないものがおすすめです。
④廊下
廊下も階段と同様にウォールライトの出幅が、家族が通る時に邪魔にならないかチェックします。また、ドアの近くにウォールライトを設置すると、照明器具とぶつかったり、ドアの陰になって光が届かなかったりする場合があるため、取り付け位置に注意が必要です。
⑤玄関(屋内)
玄関の広さや廊下の照明の明るさにもよりますが、天井照明の場合は60w相当(810ルーメン)が適切です。ただし、目線に近い高さのウォールライトが60wでは眩しく感じるため、40w相当の明るさ(485ルーメン)を目安に取り付けることをおすすめします。玄関のウォールライトはお客さまの目に留まりやすいので、おしゃれなウォールライトを取り付けるのも良いですね。
屋外用ウォールライト
屋外用ウォールライトは紫外線や雨などにさらされるため、耐久性が高く、防雨機能付きのものを選びます。玄関は人の出入りの多い場所なので、消し忘れのない人感センサー機能付きがおすすめです。
賃貸もOK?おすすめウォールライトの種類
壁に直付けタイプのウォールライト
直付けタイプは、ウォールライトの裏面から出ている配線と壁の中にある電気配線を繋ぐ(結線)ことで、電気が照明器具に供給されます。配線が壁の中に納まるので、電気コードが壁の表面に垂れ下がることもなく、すっきりとした見栄えの良さがメリットです。ただし、結線作業は危険を伴うため、電気工事士の資格を持つ業者に依頼して、ご自身では行わないでください。さらに、ビスで照明器具を壁面に固定する作業や、ウォールライトの種類や壁面の状況によっては壁の補強工事が必要になるケースもあります。これらの理由から、直付けタイプのウォールライトは、電気工事士の視覚を持つ業者へ依頼しましょう。
コンセント式は電気工事不要で賃貸もOK
電気工事をやりたくない、ウォールライトを移動させたい、賃貸で壁に傷を付けられない場合もありますよね。そのような時は、コンセントプラグ付きのウォールライトがおすすめです。室内のコンセントから電源がとれるため、ご自身で簡単に取り付けられます。たとえば、マグネットタイプやベッドのヘッドボードに取り付けるタイプなら壁を傷付けることもありません。
デザインいろいろ!おすすめのウォールライト5選
【工事が必要のウォールライト】
ビンテージテイスト クリアガラス LED一般クリア電球 1灯 ブラケットライト GBK002
おしゃれでありながら実用性も兼ね備えた、ヴィンテージ感あふれるウォールライトです。まず目に留まるのは真鍮古美メッキカラーのアームと、三角錐のクリアセードのコンビネーション。レトロ好きにはたまらないデザインです。丸みを帯びたフォルムで、光が円を描くように柔らかく広がります。クリアセードは面取りをしてあるため、電球の交換やお手入れの際に直接触れても大丈夫。けがの心配はありません。アームが稼働するため、自由に角度を調整でき、明るくしたい場所に光を届けてくれます。
球状ランプΦ65mmが2灯ついた ブラケットライト MBK036W(B)-2
シンプルなデザインで球体のウォールライトです。直径65mm×2のライトは乳白フロストガラスで包まれているため、周囲を柔らかく照らします。温かみのある電球色がくつろぎの空間を演出し、寝室やリビングにおすすめです。電球を包むガラスセードは熱が伝わりにくく、触っても火傷する心配がありません。お子さまや高齢者のお部屋にいかがでしょうか。ベース部分が黒と白の2タイプあり、本体は縦でも横でも取り付けられます。インテリアのテイストに合わせて選べるのは嬉しいですね。
球状のランプが可愛い 直径Φ100mm ブラケットライト MBK034
ぷっくりとした球体が可愛らしいウォールライト。直径100mmの電球が、乳白フロストガラスを通して優しい光を放ちます。電球を包むガラスセードは熱が伝わりにくく、触っても火傷する心配がないため、お子さまのお部屋に取り付けても安心です。オレンジがかった電球色が落ち着きを感じさせますね。本品は空間をリズミカルに演出するスフィアシリーズの1つです。
【工事不要のウォールライト(コンセント式)】
コードが目立つ/工好きなところに木ネジや両面テープを使って設置
ぴたっとLED MBK039
本体の裏面がマグネット式になっているため、マグネット対応のデスクやベッド周りにぴたっと付きます。マグネット対応ではない場所に取り付ける場合は、ベッドのヘッドボードなどに付属の木ネジ・帳面テープで設置可能です。給電はコンセントのほかに、パソコンに繋いだUSBポートからもできるので便利ですね。調光可能なLED電球で就寝前の読書やパソコン作業には明るく、お休み前の落ち着いた環境作りをしたい時は照度を下げるなど調整してください。邪魔になりがちなコードは本体に巻き付けて収納でき、小型サイズなのでどこにでも簡単に持ち運び可能です。自宅だけでなく、会社やノマドワークにも重宝しますね。
【ベッドのヘッドボードに穴を開けて取り付ける】
ベッドボードブラケット本体 非調光・調光 セード別売りホテル照明 MBK032
洗練されたデザインがホテルのベッドをイメージさせるウォールライト。アームのカラーは黒色、ニッケルメッキつや消し、ブロンズメッキの3色です。白色の布セードから漏れる電球の明かりは柔らかく、リラックスできる雰囲気を演出してくれます。回転スイッチで簡単に調光できるため、ライフスタイルに合わせて明るさを調整してください。本体はベッドに直付けになりますが、ヘッドボードに半埋め込みすることで出幅が少なくなり、存在が邪魔になりません。電気工事不要のコンセント式給電施工で、ご自身でベッドのヘッドボードに穴を開けて取り付けします。設置方法はホームページに動画で解説しているので、チェックしておきましょう。
まとめ
ウォールライトは階段昇降の安全対策や、屋外の防犯にもおすすめの照明器具です。また、壁面に設置することで陰影を作り室内に奥行きが出る、ウォールライト自体のデザインがインテリアのアクセントにもなります。さまざまなデザインのウォールライトが販売されているので、おしゃれな空間づくりにお役立てください。