インテリアをおしゃれにしたいな・・・と情報集めをすると、ほとんどの人が聞いた事があるのが「北欧」というワードだと思います。北欧とは言うまでもなく、北ヨーロッパの事で、デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5ヵ国を指す事が多いです。
スウェーデンの最大手家具メーカーIKEAが日本に上陸して、それから日本では北欧インテリアが一気に注目・人気を集め始めました。
しかしその後しばらく、北欧風インテリアというと人気があるのは変わりませんが、レトロやナチュラル、シンプル、アメリカのミッドセンチュリースタイルなどもよく混合されている事があります。
例えば新築計画中に、「北欧風のインテリアしたいんです」とハウスメーカーの担当者に伝えたところ、思ったよりもカラフルな色合いで提案された。という事もあります。
北欧インテリアの特徴
インテリアを整える際、もちろんご自身の好きなものを集める事でお気に入りの空間になる事は間違いないのですが、そのテイストに統一感を持たせてあげる事で、より洗練されたおしゃれな空間になります。
北欧インテリアは、北欧の寒い地域ならではの、家の中で温かく快適に楽しく過ごしたいという想いが現れたテイストです。その特徴から、北欧インテリアはリラックスしたい自宅のインテリアにおすすめなのです。
ここで、北欧インテリアを取り入れるポイントをいくつかご紹介しますね。
●飽きのこない実用性の高いものを選ぶ
北欧生まれのデザイナーによる家具や照明器具が有名です。1900年代中盤から、機能性と使い心地の良さを重視した名作と呼ばれる製品が数々誕生しました。これらは復刻生産もされながら、長く世界中で愛されています。丈夫で触り心地、使い心地などの良いものが多いです。
●カラフルを取り入れる
部屋の色合いは、彩度の低い優しいホワイトやグレー、ベージュカラーをベースとし、アクセントにビビットなイエロー、ブルー、レッドなど遊び心のあるカラーやデザインの製品を置くのが特徴です。
●明るい色の木製家具
木製家具が特徴的ですが、中でも材質は北欧らしいビーチ材・バーチ材など明るい色合いのものが多いです。木造建築・木製家具の多い日本に、取り入れやすいスタイルです。
●ファブリックを取り入れる
大胆な幾何学模様や植物柄のテキスタイルデザインも北欧ならではのデザインです。森や湖の多い北欧は、自然の素材感を感じるぬくもりあるデザインが多いです。
どのポイントも、無理なく取り入れられるものなのではないでしょうか?どれも、取り入れる事で暮らし方も気分も豊かになりそうな気がしますね。
子供目線でデザインしたNeon-Color Star ペンダントライト
空中に浮かぶ星がポップな空間をつくります。幼少期の子供は、大人よりも何倍も天井を見上げています。その時期にカラフルで創造性が膨らむインテリアデザインに触れてみることも大切です。
北欧インテリアにペンダントライトは必須
北欧インテリアでは特に、照明選びが重要になってきます。
デザインだけでなく、明かりの出方、色などによってインテリアの印象や過ごしやすさが違います。
北欧インテリアらしい照明といえば、黄色~オレンジ色の電球色のランプ照明や間接照明を上手に使うのが特徴です。
また室内照明は1灯だけではなく、多灯使いにし、必要な場所だけ明かりを付けるという使い方をします。長く寒い冬を部屋の中で温かく快適に過ごすために、あたたかい色の明かりで、まぶしくない照明が好まれます。
そこで北欧インテリアをつくるのに必須アイテムとなるのが、ペンダントライトです。
ペンダントライトは、紐やコードなどで天井から釣り下げるタイプの照明です。シーリングライトやダウンライト、シャンデリアなどよりも明るさが控えめなので、天井付け照明の中ではペンダントライトが特におすすめです。
ペンダントライトは、次のような特徴があります。
メリット
●素材やデザインが豊富でおしゃれ。
●視界に入りやすく、部屋のインテリアのアクセントになりおしゃれ。
●周りとの明暗コントラスト、明かりと影による陰影を生みおしゃれ。
●必要な場所を明るくしてくれる。
デメリット
●部屋全体を明るくするのには向かない。
●影のできるスペースがある。
●取付位置を間違えると邪魔だったり、明かりや影の位置が気になる。
デメリットに関しては、北欧インテリアをつくる、という目的を優先すれば大きな問題ではないと考える事もできます。
北欧テイストのペンダントライトの選び方
●北欧みたいな照明空間は素敵、でも注意もある
先程、北欧インテリアをつくる、という目的を優先すれば、ペンダントライトのデメリットは問題ないと言いましたが、注意もあります。日本では長く、1室1灯のシーリングライトが普及されてきました。近年ではダウンライトを使う家庭も増えてきましたが、日本では天井からの全体照明がベースにある事が好まれます。
またランプ色についても、四季がはっきりした日本の気候や、色素の濃い日本人の体質などが関係し、明かりや光の感じ方は北欧の人とは異なります。そのため、日本の住宅では電球色だけの照明では過ごしにくいと言われており、北欧インテリアをつくる際は少し工夫が必要です。
シーリングライトやダウンライトなどで全体照明を確保しつつ、補助照明として電球色のペンダントライトを取り入れるのが簡単でおすすめです。さらに全体照明のランプも、時間帯やシーンに合わせて色や明かりの量を調整して過ごすのが日本の住宅・日本人の体質に合っています。
●北欧ペンダントライトを選ぶポイント
歴史ある有名な北欧の照明ブランドに、ルイス・ポールセンやレ・クリント、アルテックなどがあります。北欧ブランドの商品は世界中で人気があり、一度は目にした事がある人も多いのではないでしょうか。
白いセード(笠)で覆われ、ぼんやりとした明かりを出すデザインや、松ぼっくりやどんぐりなど、自然のものをモチーフにしたデザインも有名です。
北欧生まれのものは、流行にとらわれない、シンプルかつユニークなもので、職人やデザイナーによって愛情を込めてつくられた本物志向のものが愛されてきました。それは日本の文化にも同じ事が言えますね。
有名ブランドを参考にすると・・・
①まぶしくない
セードの素材やデザインで、光源からの明かりがやわらかく出るタイプのものがおすすめです。
②自然を感じさせる素材・デザイン
磁器や布(リネン)、木などの素材を使った、温かみのあるデザインのものがおすすめです。
③シンプルながらもユニークなデザイン
機能性を重視しながらも、どこか遊び心を感じるようなものがおすすめです。
MotoMおすすめ北欧風ペンダントライト
Neon-Color Star ペンダントライト
こちらは子ども部屋におすすめな星形のペンダントライトです。見上げてもまぶしくない乳白色アクリル電球で、遊び心ある色使いとデザインが北欧インテリアにピッタリです。
ペンダントライトをインテリアのアクセントにしても良いですが、このようにクロスや家具の色も一緒に合わせるのもおしゃれですね。
小さなペンダントライトは、複数で使う事もできるのでおすすめです。
北欧風 木調セード ペンダントライト MPN046
白色塗装と木目調のデザインが、北欧インテリアらしいあたたかさを演出します。直径32cmの大きいセードが、ダイニング空間をより特別な空間にライトアップしてくれます。
寝室で使うと真下から見上げるので電球が見えてまぶしいかもしれませんが、鋼板性の深いセードなので、セードから明かりは透過しません。ダイニングで使用する分には位置を調整して使えばまぶしさもカバーできるでしょう。
3層からなる布セード ペンダントライト MPN045
ファブリック製品は、北欧インテリアには是非取り入れたい要素です。こちらは明かりをつけていてもいなくても存在感あるデザインです。布セードから溢れる明かりはやわらかく、寝室でもダイニングでも、家での時間をよりリラックスできる空間にしてくれます。
まとめ
いかがでしたか?北欧インテリアをつくるポイントと、北欧インテリアに欠かせないペンダントライト選びのポイントをいくつかお伝えしました。日本では他の照明とバランスよく照明環境を整えてあげる事が大事になりますが、「意外とペンダントライトって北欧インテリアにとりいれやすいんだな。」という印象があったかと思います。是非北欧インテリアをご自宅でも少しずつ取り入れてみてくださいね。