リフォームを検討している方は今どんな状況でしょうか?
・新築ではなく中古物件の購入を検討している。交換など必要な箇所をリフォームしたい。
・現在住んでいる家またはマンションの専有部分の全体をリフォームしたい。
など、住まいの老朽化や生活スタイル・家族構成の変化の理由が大半を占めるのではないでしょうか?こちらの記事では、リフォームの際に是非一緒に考えて頂きたい照明についての注意点やおすすめのポイントをご紹介します。
照明も一緒にリフォームがおすすめ
リフォームを具体的に考えた時、真っ先に考えるのは照明ではないかもしれません。でも、よく考えると、どの部屋にも照明が必要です。せっかくリフォームするなら、より快適な光環境で過ごしたいですね。
かつての蛍光灯やその他一般電球は、10年を過ぎると照明器具自体が劣化し故障がグンと増える傾向があります。ランプの交換だけでは無く、出来るだけLED照明に交換し、工事を伴う箇所も検討するのがおすすめです。
なぜLEDランプに交換するのがおすすめなのか?
LEDランプのメリットとデメリットをご紹介します。
LEDランプのメリット
・消費電力が少なく電気代が安くなる
・寿命が長いので交換の手間と費用を抑えられる
・明かりの色にバリエーションがある
・光源がほとんど熱くならない(室温の上昇も抑える)
・不燃ごみで廃棄できる(※地域による決まりも要確認)
・紫外線を出さないので、虫が寄りにくく、周りのものの劣化を防ぐ
LEDランプのデメリット
・初期購入費用が高くなる
・一般電球に比べると光に向きがあり、位置によって眩しかったり暗い場合がある
デメリットを見てもメリットの存在が大きく、現在は広くLED照明がおすすめされています。
部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG6畳用・8畳用・12畳用
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。
おすすめ!照明リフォームのすすめ方
「照明のリフォームを考えたいんだけど、どこにまずお願いするものなの?」
●照明工事を伴うリフォームの場合
大工工事もしてくれるハウスメーカーや工務店がおすすめです。工程表をつくり、大工工事、外壁内装工事、設備工事、電気工事などをまとめて行ってくれます。
間取り図の作成が決まり次第、早い段階で電気設備図の打ち合わせに入ります。
ここで決めるのは、コンセントやスイッチの位置、照明の種類、テレビ、インターネットの引き込み位置などです。照明器具の提案もそのタイミング以降にしてくれる場合が多いです。
●照明工事だけのリフォームの場合
地元の電気工事会社に問い合わせるのがおすすめです。対応が早く小回りがききます。専門知識に長けているので、細かい質問もしやすく直接やり取りが出来て安心です。どちらの場合もまず初めに問い合わせをすると、「現調(げんちょう)」(現場調査・現地調査の略)をしに専門スタッフが来てくれます。そこで様々な困りごとや要望を伝えると良いでしょう。
おすすめ!照明リフォームの注意点
特に建築会社に依頼した場合、施主(依頼主)が直接電気工事会社や照明メーカーの担当者と関わる事は少なく、建築会社の担当者と照明工事の話を進める場合が多いです。
その場合、照明に関する知識が担当者によって偏る場合があります。それによるトラブルを防ぐ目的と、また仕入れの都合もあり、各会社でよく取り扱うメーカー品や組み合わせがあります。
もし、建築会社や電気工事会社からすすめられた商品の中よりも、自分で他に使いたい商品がある場合、担当者の方に相談するようにしましょう。
●リフォームで注意したいのは明るさと色
リフォームの需要として、近年は若い年齢層も増えましたが、最も多い年齢層としては50代前後ではないでしょうか。老後も快適に暮らしたいという方が照明環境を考えた時に、意識したいのは明るさと色です。人は年齢を重ねると若かった時に比べ、明るさが必要になります。それは40代以上になってくると20代のころと比べて同じ明るさでもだんたんと暗く感じるようになり、80歳になる頃には20代の時と比べて同じ明るさでも20%程度暗く感じるようになると言われています。それぞれ部屋を使う人の年齢を考えて照明の明るさを選びましょう。
明るめの照明器具を選んでおいて、シーンに応じて調光して使用することをおすすめします。
一般電球のシーリングや蛍光灯に慣れた生活からのリフォームの場合、LEDランプに変わった生活は想像しにくいかもしれません。
朝は、太陽光を浴びてしっかり目覚め、夜は日没とともに明るい光を浴びずにリラックスすることが、健康的な生体リズムを整える助けになるといわれています。
上の絵のように照明の色味には種類があり、それぞれの色味に名前があります。
昼光色(6500K):起床時などスッキリしたい時におすすめ。
昼白色(5000K):仕事や勉強に集中したい時におすすめ。
温白色(3500K):夕方から夜間のだんらんの時におすすめ。
電球色(3000K):就寝前の落ち着きたい時におすすめ。
リフォームの場合は年齢を重ねることも考慮し、できれば調光・調色機能を備えたLED照明を取り入れて、生活シーンや時間に合わせ使い分けるのが良いでしょう。
●リフォームで注意したいのはスイッチとの位置関係
リフォームに限った話ではありませんが、スイッチの位置により、毎日の生活に支障が出てストレスが生じる場合があります。特に指定しないとスイッチの位置や複数スイッチの上下順序などは業者のおまかせ(推奨)になるので、使い勝手をよく想像して計画しましょう。
年齢を重ねると、目の見え方だけでなく、足腰も若い頃に比べると動作が鈍くなります。車いすで生活をする場合もあるかもしれませんし、出来るだけ動作が少なく済む下記のような配慮が必要です。
①夜間にトイレに行くなどの際、危なくないような生活動線の確保など、それに順じたスイッチ配置が大切です。
②スイッチ設置高さは、一般的には床から120cm前後に取り付けますが、リフォームの場合は様々な年齢構成の生活を想定し、100cm前後に取り付ける事も検討しましょう。
③トイレや廊下用のダウンライトで採用される事が多いですが、人が近づけば感知して明りがつくという仕組みの人感センサー式照明やスイッチも検討しましょう。
リフォーム向けMotoMおすすめ商品
クラックガラスデザイン ペンダントライト MPN032
ダイニングやアイランドキッチンのリフォームは人気があり、近年はリビングダイニング空間と繋がった対面型キッチンが増えています。こちらはアイランドキッチン上の手元灯や、ダイニングテーブル上の照明としておすすめな商品です。ガラスから優しく溢れる明かりは清潔感があり、明るさも弱いのでまぶしくありません。
オレンジ色の電球色は食べ物を美味しく魅せてくれます。またリラックスできる安らぎの色なので、家族の集まるだんらんの場にぴったりです。日中も自然光を優しく反射するので、空間のアクセントになります。
こちらを上の写真のように複数付けしたい場合は、電気工事会社に複数の引掛シーリングを天井に取り付けてもらうか、または専用のダクトレールと、ダクトレール用の引掛シーリングボディを用意してもらいましょう。
ダクトレール用引掛けシーリングボディ
LOG(ログ) LEDシーリングライト 6畳用・8畳用・12畳用
部屋を広くまんべんなく明るくしてくれるシーリングライトですが、一般的に白い器具が多くおしゃれな部屋にするには合わないかな?と思われる方もいるかもしれません。
こちらはお部屋のポイントとなるように布セードの色に2色バリエーションがあります。さらにお部屋の大きさに合わせて12畳、8畳、6畳のタイプから選べます。
また使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。勉強やミシンなどの作業に集中したい時は昼光色や昼白色、夕方からのくつろぎたいシーンでは温白色、電球色など、丁度よい光環境に調節できます。
乳白色のアクリル製カバーがあるおかげで、寝室で使いたい際にもまぶしくありません。
まとめ
リフォームのすすめ方や注意点などがいくつかありました。リフォームは工事期間が短い場合が多く、話がとんとんと進みがちです。リフォームは家の歴史や家族の思い出が引き継がれ、新築とはまた違う思い入れがあると思います。是非ご家族でたくさん話し合い、光環境も含めて納得のいくリフォームをしてくださいね。