フロアライトとは、床に置くスタンド型照明の事です。
スタンドライトの種類は、フロアスタンドライト、デスクスタンドライト、テーブルスタンドライトなど置く場所によって種類が分けられますが、フロアスタンドライトを略してフロアライトと呼びます。どんなシーンで、どんな風に使うものなのか見ていきましょう。
おしゃれなフロアライトとは何か?
フロアライトってよくホテルや店舗で見掛けるけど、普通の家にも置くものなの?と思われるかもしれません。
ホテルなどでフロアライトがよく取り入れられる理由としては、くつろぎ感と華やぎ感の演出のためがあります。日常よりも特別な空間でリラックスして過ごす事が出来ると思います。
家でもホテルみたいにリラックス出来たら、もっとお家時間が好きになれるのではないでしょうか?フロアライトをお家で取り入れるための、いくつかのポイントをご紹介します。
フロアライトのデメリット
①重量やサイズの大きいモデルが多い。
②サイズの割に明るくない。
③小さいお子様やペットが居るご家庭では、コードや土台に足を引掛けたり、おもちゃを当ててしまうなどの心配がある。
ただこれらの事は、①から③まで見方を変えるとメリットに言い換える事も出来ます。
フロアライトのメリット
①フロアライトは存在感がある
フロアライトはデザインが豊富にあります。ただ置いておくだけでおしゃれなモデルが沢山あります。部屋に入った瞬間を印象付けるアクセントとなるので、メリハリのあるインテリアとなります。
②生活シーンに合わせた必要な明かりを適所で点灯(直接照明の役割)
天井照明だけで過ごすよりも、フロアライトを補助灯としてプラスすると、もう少し明るかったらな・・・というスペースを照らしてくれます。勉強したい時、編み物をしたい時の手元灯として、また夜間などの部屋全体まで明るくなくて良いシーンで、欲しい場所だけ灯りを照らせます。そのため省エネにもなります。
空間全体の雰囲気をつくる(間接照明の役割)
壁や天井に明かりが照らされ、室内にほどよく灯りが分散され、空間にくつろぎ感や華やぎ感を感じられます。
②に関してはシェード(笠)のデザインや素材によって特徴が分けられます。目的や部屋によって使い分けると良いでしょう。
③持ち運びが出来る
電気工事が要らず、電源コードがあれば利用出来ます。素材やデザイン・サイズも様々あり、気軽に模様替えが出来ます。持ち家・賃貸に関係なく使えるので、取り入れやすいインテリアアイテムです。お子様が触らない場所に移動することも出来ます。
部屋別おしゃれなフロアライト
どんな部屋でどんなフロアライトを使うとよいのか見ていきましょう。
①リビング
布シェードのシンプルなフロアスタンド GST003
ソファの横にフロアライトがあると、リビングに入った際フロアライトがアクセントになりおしゃれです。
また特にLDKの広い間取りの場合、天井照明だけで過ごすと、読書や書き物の時に手元が暗く感じる場合があります。フロアライトを置く事で、明かりを補助でプラスしてくれます。
ダイニングとリビングとの間に配置すれば、ゆるくダイニングとリビングの空間を分ける仕切りのような役割にもなります。
夜はフロアライトだけで過ごすと、よりくつろぎ感が増してその後の寝つきも良くなりますし、省エネにもなります。
②寝室
布シェードのシンプルなフロアスタンド GST003
寝室での天井照明は、照明の配置やセードの種類によって、寝ている姿勢ではまぶしい場合があります。
こちらのフロアライトは、壁や天井を照らし反射させる事で間接照明として柔らかい空間を演出します。ベッド横に配置すれば、寝る前の読書などする際の手元灯にもなります。
③和室
リビング横に和室があるという家はまだまだ多いのではないでしょうか。
転落の危険がない敷布団で、和室で家族が並んで寝るというご家庭は多いです。フロアライトといっても背の高いものだけではありません。手元で手を少し伸ばせばスイッチのON/OFFができる小さめのフロアライトは、特に赤ちゃんが居るご家庭では重宝されるアイテムです。
ホワイト一色のシンプルなフロアスタンド[MST019]
白い布セードからあふれる光はやわらかく、ほっとするような空間づくりをしてくれるため、北欧テイスト・ナチュラルテイストのお部屋にもマッチします。
テイスト別おしゃれなフロアライト
フロアライトは電気工事が要らないので、インテリアのテイストを変えたいときに手軽に交換出来て便利です。様々なインテリアテイストがありますが、MotoMおすすめの商品と一緒にインテリアテイスト別にご紹介します。
①北欧テイスト
北欧テイストは、寒い地域ならではの、家の中を温かく楽しく過ごしたいという想いが現れたテイストです。機能性と使い心地の良さを重視した家具や雑貨が有名です。
ホワイト一色のシンプルなフロアスタンド[MST019]
部屋の色合いは、彩度の低い優しいホワイトやグレー、ベージュカラーをベースとし、アクセントにビビットなイエロー、ブルー、レッドなど遊び心のあるカラーやデザインの製品を置くのが特徴です。木製家具の多い日本に、合わせやすく取り入れやすいインテリアスタイルです。
こちらのフロアライトは、シンプルながらスタンド部分が灯部に向かって湾曲している遊び心あるデザインが特徴です。灯部は角度調整が出来るので、手元を照らす直接照明になります。
またセード素材が布のため、周りを柔らかく照らしてくれる間接照明にもなります。
②インダストリアルテイスト
似たテイストで、男前インテリア・カフェ風インテリアなどもあります。インダストリアル(工業の・産業の)という意味により、アメリカの古い工場を思わせるインテリアテイストを言います。
インダストリアルテイストは木材やスチール製品のものを多く取り入れ、素材の持つ経年劣化をそのまま楽しむスタイルです。
フロアスタンド MST038
こちらのフロアライトは鋼板にサビ加工黒色塗装が施されています。レトロな風合いとオレンジ色の明かりが、懐かしいような穏やかな空間を演出してくれます。
部屋全体の色合いも、茶色や黒、グレーなど落ち着いた色合いでまとめるとよりインダストリアルテイストになります。
素材別おしゃれなフロアライト
①布製
円筒形の布のフロアスタンド[MST020]
布製シェードのフロアランプは、布のデザインや色もさまざまで、部屋のアクセントにもなるので人気があります。ベーシックな白やベージュの布シェードは、飽きがこなく様々な部屋やシーンで取り入れやすいです。布は光源からの明かりをやさしく分散してくれるのでおすすめです。
②麻紐製
フロアスタンド MST033
植物繊維でつくられており、自然の優しい風合いが特徴です。編み込んだ網目の隙間から出る明かりと影の陰影が楽しめます。軽いですが耐久性があり、アウトドアにもおすすめです。こちらは電球が丈夫なシェードで覆われているので、転倒しても安心です。
ナチュラルテイスト・和風テイスト・アジアンテイストのインテリアに合わせるとおしゃれです。
③金属製
1台で2方向を照らせるフロアスタンドライト
金属製のシェードは、その素材が光を透過しないため、こちらのように灯部の角度調整が出来るものは、スポットライトのようにピンポイントに照らしたい場所を照らせます。
手元を照らすだけではなく、アクセントにしたい絵画や作品などに向ければ、明かりのコントラストが強くなり、より見せたいものを際立たせる事が出来ます。
また、天井や壁に向けて、明かりを反射し間接照明としても使う事が出来ます。
中でも黒いアイアン(鉄)製の家具や雑貨は、木材と相性が良く、近年インテリアに取り入れる方が増えている人気アイテムです。
まとめ
フロアランプがある部屋って素敵に見えますよね。
フロアランプをいくつか見てみると、我が家は何だかここが少し寂しいな。という場所はありませんか?そのスペースこそフロアライトを置くのにピッタリなスペースかもしれません。
お家の照明選びの際に、是非フロアランプも検討してみてください。明かりをプラスしてより快適なお家にしてみてくださいね。