初めに、まず寝室は何のための部屋かというと、「寝るための部屋」ですね。
夜の22時頃から朝7時頃に寝室を使っている方が一般的には多いでしょう。
1日の生活リズムの締めくくりとして、体が入眠モードになる為には、その日の疲れを癒し、リラックス出来る空間作りが大切です。
こちらの記事では、寝室でブラケットライト(壁付照明)を使用した場合のいくつかのメリットやおすすめの商品などをご紹介させて頂きます。
寝る前のひとときは温かい灯で。
1日のうち、目覚めから日中の活動シーンでは、自然光や天井照明(シーリングライト・ダウンライト等)がおすすめです。白色に近い光の中で交感神経が働き、活発に運動や仕事、日常生活が出来ます。
夕方から段々と入眠に向けては、「明るさ」と「色」の照明コントロールで体調をサポートしましょう。
寝室の明るさ目安は?
JIS(日本工業規格)の照度基準では、寝室の部屋全体の明るさの目安として10~30lx(ルクス:一定面積に当たる光の度合)が良いとされています。
寝る1時間前あたりから、段々明かりを弱くしましょう。まぶしさを感じさせない間接照明をベースにして、枕元に明かりをプラスする位が良いでしょう。
光の色は?
先程、日中は白色に近い光が良いとお伝えしましたが、就寝前は温かみのあるオレンジ色の光を受ける事で、副交感神経が働き入眠しやすくなります。
色温度(いろおんど)という言葉をご存じでしょうか?明るさ:ルクス(lx)とは違い、光の色味を数値:ケルビン(K)で表したものです。寝室は2700K程の電球色がお勧めです。
よく、照明を購入する時の商品詳細に記入してあるので、参考に見てみると良いですよ。
電球色 2700Kとか3000Kとか記入が入った商品が多いです。
逆に、天井照明でよくあるシーリングライト等で、白色(5000K:昼白色)~青色(6500K:昼光色)の光には集中力を高める効果があります。デスクワークスペースや、お子様の勉強部屋には是非欲しい光の環境です。
就寝から熟睡の時間帯は、真っ暗の方が寝やすい方はお好みでして頂いて構いません。
ただ、質の良い睡眠と目覚めの為には、段々と朝の目覚めに向けての時間帯に、白色の光を部屋に取り入れるのがおすすめです。
遮光性の特に高い、遮光等級1級のカーテン等で真っ暗にしてしまうと、熟睡は出来ますが目覚めが悪くなるデメリットがあります。
照明計画以外にも、目覚めから日中に、ブラインドやレースカーテン等で自然光を取り入れるためのカーテンの種類や、住まいの設計時における計画的な窓配置計画などが良い目覚めには効果的です。3Dソフトで採光シミュレーションを行ってくれるハウスメーカーもあります。経済的にも・健康的にも自然光を浴びる事は良い効果があります。
寝室の天井照明としては、調光機能・調色機能のあるタイプで段々と明るくしたり暗くしたり、白色~オレンジ色に変化するタイプのものを組み合わせても良いでしょう。
寝室におすすめのブラケットライトのタイプ
先程、寝室には間接照明プラス枕元に照明をつけることをおすすめだとお伝えしました。
枕元に照明をつけることの良い理由としては、寝たままでも手を伸ばせて、暗い中でも安心して安全に照明を付けられるからです。寝る前に本を読みたい時、夜中にトイレに行きたくなった時、お子様のお世話が必要な時等、枕元に照明が必要なシーンは様々です。
デザインや機能の違い
ブラケットライト以外にも、枕元につける照明として使える物にはデザイン性の高いデスクライト等もあります。なぜこのページではブラケットライトをおすすめするのか?というと魅力的なメリットがあるからです。
ブラケットライトにはメリットと、反対に勿論デメリットもあります。
ブラケットライトのメリット
①デザインがスッキリしている、存在自体がお洒落
②コードの引掛けや地震等による転倒の恐れがない
③局所照明として、周りとの明暗差・陰影を生み空間がお洒落になる
ブラケットライトのデメリット
①電気工事・電気配線が必要となる場合が多い
②壁から出っ張る分、付ける高さによってはぶつかり易くなる
③気軽に付け外しが出来ない
電気工事?電気配線?よく分からないけどカッコいいから買っちゃえ!と買ってしまうと、全く使えませんのでご注意下さい。
ブラケットライトを取り付ける為には、壁の裏側に電気配線を新たに作り、スイッチと合わせて電気回路を繋げないといけないので、専門の電気工事士の資格のある業者さんに工事依頼をしないといけないのです。
新築や改築等の予定がある方は、是非工務店やハウスメーカー・工事会社の方と相談してお気に入りのブラケットライトを選んで下さいね。
デメリットを見ると少しブラケットライトの取付にはハードルが高い様な気がしてしまいますね。それでも付けたいブラケットライト。
そんな方の為にもいくつかおすすめの商品をご紹介します。
ヘッドのヘッドボードにつけるリーディングライト
<ASTRO>LEDリーディングライト(読書灯) ブロンズ塗装 GBK010Z
ブラケットライトというと電気工事が要る・・・と特にマンションや賃貸住まいの方にはハードルが高くデメリットでもあった問題を解消しています。
ベッドのヘッドボードには穴あけが必要ですが、それだけでまるでホテルの様な素敵なインテリアが出来ます。
スポットライトは光角が狭く、的確に手元を照らす事が出来ます。寝る前に読書や書き物をしたい、お子様に絵本を読んであげたい時など、必要な明かりを周りの迷惑になる事なく使えます。本体色も他に全5色展開で、お部屋に合わせてお選び頂けます。
間接照明タイプ
間接光&スポットタイプ 読書灯 ベッド ヘッドボード 寝室照明 ホテル照明 リーディングライト丸型 黒色塗装 白色塗装 ニッケルメッキつや消し MBK024
丸い土台から柔らかい光が、就寝前の強い光を浴びたくないときに最適な明るさを提供します。温かい光で空間を包み、副交感神経を刺激し精神をよりリラックスさせてくれます。
こちらはスポットライトも付いており、土台のスイッチで間接照明とスポットライトを切り替える事が出来ます。本体色は3色あり、それぞれインテリアに合わせてお選び頂けます。
カフェやホテルでは、壁や天井を温かく照らし立体感を生む間接照明がよく使われています。インテリアを1ランク格上げし上品に、よりくつろげる空間にするには、間接照明がおすすめです。
この柔らかい光に合わせて、お気に入りの香りや本も一緒に楽しむと、就寝前のひとときがより贅沢で幸せな1日の締めくくりになるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?寝室の照明一つでもこだわりポイントはいくつもありますね。単身の方・ファミリーの方、賃貸住まいの方、持ち家住まいの方等によっても、必要な段取りや用途も違ってきますね。ブラケットライトの事をよく知らなかったな・・・という方も、諦めていたんだけど・・・という方にとっても、今ある照明にプラスαで枕元に照明のある寝室の良さをお伝え出来たのではないかなと思います。ブラケット照明を使って寝る前のひとときの贅沢な時間を取り入れてみませんか?