間接照明を天井に取り付けよう!

傾斜天井の家

間接照明は、空間に変化を与えてくれるアイテムです。
間接照明は後からでも天井に取り付けることができます。
空間演出に欠かせない間接照明を天井に取り付けて、おしゃれな空間を作ってみませんか?

間接照明を天井に取り付ける方法

間接照明を天井に取り付ける場合、主に2つの方法があります。
ここでは、間接照明を天井に取り付ける方法をご紹介します!

業者に依頼する

天井に照明を取り付ける場合、天井に電気を引き込むための配線を設置しなくてはいけません。
電気配線工事は、電気を取り扱うので「電気工事士」の資格を持っていないと取り扱うことができません。
資格のない人が電気工事をすることは感電や火災の原因にもなるので禁止されています。
天井に電気配線を設置する場合は、必ず資格を有する業者や電気屋さんにお願いしましょう。

業者に依頼する場合は、「どのような照明を取り付けたいのか」
「今後、照明を取り替えられるようにするのか」など、希望を細かく伝えることもポイントです。
先のライフスタイルも考えておくと、空間の模様替えなどで照明を変えたりと長く照明を楽しむことができますね!

自分で取り付ける

すでに天井に引っ掛けシーリングが設置されている場合は、自分で簡単に間接照明を天井に取り付けることができます!
取り付け方はとても簡単で、天井に設置されている引っ掛けシーリングボディに間接照明のプラグをはめ込むだけで取り付け完了です。
引っ掛けシーリングボディには丸形や角形など種類がありますが、引掛けシーリング対応の間接照明なら基本的にはどれでも対応します。

引っ掛けシーリングボディは、ひとつに対してひとつの照明の取り付けとなっています。
間接照明の場合、2〜3個の照明が並んで設置されていることがありますよね。
このように間接照明を数個並べて設置することで、空間がよりおしゃれに演出できます。
この場合、便利なのが「簡易取り付け式ダクトレール」です。
ダクトレールは天井に吊り下げ式の照明を複数取り付けられる便利なアイテムです。
簡単におしゃれな空間演出ができるので、人気のある照明アイテムです。
簡易取り付け式ダクトレールは、引っ掛けシーリングボディに設置することができます。

このように、引掛けシーリングがあれば簡単に間接照明を天井に取り付けることができるんですね!

天井におすすめの間接照明の種類

ペンダントライト

間接照明には、いくつかの種類があります。
ここでは、天井におすすめの間接照明の種類をご紹介します!
あなたの好みにピッタリの間接照明をチョイスしてみて下さいね!

ペンダントライト

特に人気のある間接照明が「ペンダントライト」です。
ペンダントライトとは、天井から吊り下げるタイプの照明のことです。
コードやチェーンなどで吊り下げているので、ライトの位置が低くなるのが特徴です。
頭の位置にライトがあるようなイメージです。
ライトの位置が低い分空間全体に明かりが当たるというよりは、手元など狭い範囲で明かりが当たります。

簡易取り付け式ダクトレールを使えば、ペンダントライトを複数並べて設置することができます。
ペンダントライトは、インテリアとして注目されることも多く、その種類はとても豊富にあります。
シックで落ち着いた雰囲気のものから、レトロでポップなデザインまで種類が幅広く、あなたのインテリアにピッタリのペンダントライトを見つけることができるはず!

埋め込み式のライト

「ダウンライト」とも言われる埋め込み式のライトは、天井に直接埋め込むタイプの照明です。
間接照明が天井に埋め込まれて電球が隠れている分、シーリングライトよりも天井がスッキリとして見えるのが特徴です。
天井がフラットな分天井が高く見え、空間自体も広く感じられます。
また、お掃除が楽というメリットもあります。
シーリングライトは、照明の姿が見えている分、ホコリが溜まりやすいという点があります。
でも、埋め込み式のライトなら天井に隠れているのでホコリが溜まりにくいんですね。
お掃除の手間もかからないのは、助かりますよね。

デメリットとしては、一度取り付けてしまうとデザインが変更できないという点です。
シーリングライトであれば、気分に合わせて簡単に照明器具を取り替えることが可能です。
でも、埋め込み式のライトは電球を交換するのみになってしまうので間接照明でインテリアを楽しむという点では物足りなさを感じてしまうかもしれません。

天井に間接照明を導入するときの注意点

照明は基本的には一度取り付けると、ずっとその場所で使い続けることが多いものです。
間接照明を天井に取り付けてから「失敗した!」なんてならないようにしたいですね。
ここでは、天井に間接照明を導入する時の注意点をご紹介します!
知っておくと取り付ける際の失敗を防ぐことができますよ!

交換が面倒になる

間接照明を天井に設置する場合、「引っ掛けシーリング」にするか「埋め込み式のライト」にするのかをよく考えることが大切です。
照明の配線を新たに設ける場合は、業者に依頼をしなくてはなりません。
引っ掛けシーリングは、シーリング対応の間接照明であれば気軽に交換できるメリットがあります。
埋め込み式のライトは、天井がスッキリと見えるメリットがあります。
間接照明を取り付ける空間には、どちらが適しているのかをきちんと見極めて設置することが大切になってきます。
どちらのメリットも生かして、引っ掛けシーリングタイプと埋め込み式のライトを両方取り入れてみるのも良いですね。
ある程度広く照らしたい部分は埋め込み式のライトを複数取り付け、テーブル上など手元部分だけを照らしたい場所にはペンダントライトを取り入れてみるのもおススメです。

スイッチの場所や数

間接照明のスイッチの場所や数も重要なポイントになります。
基本的には1ヶ所の間接照明に、スイッチがひとつ必要になります。
間接照明はひとつでは明るさが足りないので、複数設置するパターンが多くあります。
例えば、同じ区画に間接照明を4つ取り付けたとします。
スイッチを4つ設置するとなると、その数分の電気配線が必要となりコストが高くなってしまいます。
この場合は、ひとつのスイッチで4つの照明が点くようにすると電気配線も1ヶ所で済ませることができます。
また、壁に取り付けるスイッチの数も少なくて良いのでスッキリとします。

スイッチの取り付け場所は、生活動線に沿った場所に取り付けるとスムーズに生活を送ることができます。
特に注意したい場所は、玄関です。
玄関の場合、2ヶ所スイッチがあると便利です。
広い玄関ならなおさらです。
例えば夜帰宅した時、玄関の扉から離れた場所にスイッチがあると暗いまま玄関を上がらなくてはなりません。
反対に、外出する時は玄関に続く場所に1ヶ所スイッチがあると、わざわざ扉まで行かなくても玄関に明かりを灯すことができます。
このように、玄関は扉の近くと、玄関に続く場所の2ヶ所にスイッチがあると便利です。

照らされる範囲を確認しておく

間接照明は、種類によって照らされる範囲が違います。
「設置してみたら、明るさが足りなかった!」というケースもあります。
間接照明自体、明るさが弱いので部屋全体を明るくすることはできません。
間接照明を設置する場所の広さにもよりますが、間接照明の効果を十分に発揮させるにはひとつの空間に対して、複数の間接照明を取り付けることを意識しましょう。
ポイントは、「天井」と「部屋の隅」です。
高い所から照らすことで、部屋全体に明るさが広がります。
そこに部屋の隅の明るさがプラスされることで、奥行きを感じ空間が広く感じられます。

また、間接照明が照らす場所に余計なものを置かないことも大切です。
光が遮られてしまうと、その分暗くなってしまいます。
間接照明を楽しむのであれば、周りには何も置かないことがおススメです。

間接照明を天井に取り付けることで得られること

間接照明は、おしゃれな空間を演出するのに欠かせないアイテムです。
間接照明を天井に取り付けることで、空間に得られるポイントをご紹介します!
上手に間接照明を取り入れてみて下さいね!

特別な空間に仕上がる

間接照明の特徴として、間接照明の光が天井や壁に反射することでやわらかみのある光を照らしてくれます。
照明が当たる角度などでも光の印象が違って見え、その光の印影がとても美しく感じられます。
部屋全体を照らす照明とは違って間接照明は、やわらかい光の印影で落ち着いた雰囲気を作り出すことができます。
また、間接照明をポイントで複数使いすることで高級感溢れる空間が生まれます。
忙しく頑張った自分を癒してあげられる特別な空間になりますね!

奥行きがでて広く見えやすい

間接照明を天井に取り付けるだけでも、とてもおしゃれな空間に仕上げることができますが、部屋の角にも間接照明を置くことで空間に奥行きを感じさせることができます。
奥行きを感じる空間は、広々として見えます。
この時、入口に近い角の間接照明の光を弱く、入口から遠い過度の間接照明の光を強くすることがポイントです。
間接照明の位置で明るさの度合いを変えることで、より空間に奥行きを感じさせることができるんですね!
とても簡単な方法なので、ぜひ取り入れたいですね!

まとめ

間接照明を天井に取り付けることで、あなたの住まいがより雰囲気のあるおしゃれな空間に生まれ変わります!
あなた好みのインテリアに合った間接照明で、ぜひ光の空間を楽しんでみませんか?

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