リフォームの需要ってどうなってるの?コロナで変化したリフォーム需要!

現在の建築業界の問題点として大きいのが、資材不足と建築材の高騰です。それにより、資材の納品遅延も問題となっています。新型コロナウィルスの影響で、家への関心が高まったのは日本だけではなく、アメリカでも同じように家への関心が高まっています。

そのような問題を抱えている業界ですが、なんと新型コロナウィルスの良い影響を受けた業界でもあります。リフォーム、リノベーションの需要が高まっているのです。具体的にどのような影響があったため、リフォーム、リノベーションの需要が高まっているのでしょうか?その理由を調査しましたので、ぜひ、最後まで読んでいってください!

どうしてリフォームの需要が高まってるの?

なぜ、新型コロナウィルスによるパンデミックになったことで、リフォームの需要が高まっているのでしょうか?

①コロナ

2020年は新型コロナウイルスの感染、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令、外出自粛や遠出をしないように呼びかけられましたね。最初の頃は、リフォーム業者も営業自粛をすることもあり、リフォームの需要は減るだろうと予想されました。学校や保育園、幼稚園の休校、外出自粛やテレワークの実施など、ステイホーム、おうち時間など家にいる時間が増え、お金の使い方も家でできることへ使われるように変わっていきました。

例えば、美容や育児に関連したものをよく買うようになりました。そのような生活の変化から、より家族との時間を大切にしようという意識も高まり、室内で快適に過ごせるように、生活改善への関心も高まっていきました。100均のものをつかって模様替えやDIYをする家庭もありました。

その延長線上に、リフォーム、リノベーションを依頼する、プロの手を借りるという選択がでてきて、依頼に踏み切る方が増えていったのです。旅行や娯楽で後回しにされていた住宅関連にたいする行動が増えました。確かに、家にいる時間が増えたことで、家の中のあちこちが気になるようになることが増えたように思います。

私のところでも、キッチン回りのリフォームが行われたり、大きな家具の買い換えもありました。そういったことで、リフォーム、リノベーションの需要が増加したんですね。

②新築より中古傾向

現在は、新築一戸建てよりも、中古住宅に注目が集まっています。中古住宅に注目が集まっているのは、なぜなのでしょうか?

実は、昔と違って家を買いたいと思っても、ウッドショックの影響から建築資材が高くなっているため、新築一戸建ての価格も高くなっているんです。新型コロナウィルスの影響から、このご時世に家を買ってもいいのか悩む方もいることが原因で、中古住宅にする方が増えているんです。中古住宅を購入し、リノベーションすることで新築のようにもなります。

このリノベーション技術が、日本はすごいんです!世界的にも日本のリノベーション技術は高いので、購入者の満足度も高くなっていそうです。今では賃貸でも自身でリフォーム可能なところもあり、新築一戸建てのように内装をデザインできるところもあります。新築より安くてキレイなら、中古でもいいですよね。

③国からのサポート

国からのサポートも手厚くなりました。国土交通省が2012年に発表した「中古住宅・リフォームトータルプラン」により、家のリフォーム、リノベーションがしやすくなったのです。

これは、新しい家をどんどん建てていくのではなく、今ある家を大切に使っていこうという方向へシフトさせていった政策です。リフォーム、リノベーション費用の一部が補助されたり、リフォーム、リノベーションのトラブルによる相談の強化、税制支援などがあります。

これにより、購入者が安心して家のリフォーム、リノベーションができるようになり、受け入れられるようになりました。業界としても、後継者不足や技術不足が補えるようになりました。

そのような政策を行っているとは知らなかったのでビックリしました。なんとなく、安くなるならという思いで中古がいいと思っていましたが、安心して使えるように国からも支援があったんですね。これなら、安心してリフォーム、リノベーションの家の購入や利用がしやすいですね。

リフォーム需要のこれから

2021年10〜11月は新型コロナウィルスが落ち着いていました。そのため、外食や旅行などの娯楽に関する支出が増え、リフォームへの支出が低迷したそうです。このような時期があったことから、新型コロナウィルスの感染が落ち着くと、リフォームへの需要は減ることが予想されます。

しかし、日本の出産率の低下、人口減少により、空き家がどんどん増えていくことが予想されており、これから増えていく空き家問題をビジネスチャンスに変えようという動きがあります。その空き家の賃貸物件化やテナントによる商業施設への開発など前向きな動きに期待できます。

まとめ

リフォームの需要は、2020年と2021年を比べてほぼ同じですが、増加していることがわかりましたね。理由は、新型コロナウィルスの影響で家にいる時間が増えたことや、新築一戸建てより中古住宅への注目が集まっていること、国からも支援があるためです。

これらの影響から、リフォーム、リノベーションを安心して安くできるようになりました。
今後は、新型コロナウィルスの影響が落ち着き、旅行や娯楽への支出が増えることで、リフォーム、リノベーションへの減少が予想されています。

ですが、団塊ジュニア世代の持ち家がリフォーム適齢期になるので、需要が増えると予想されています。空き家をビジネス展開させる計画もあるそうなので、リフォームの需要は今後も増加していくでしょう。

日本のリフォーム、リノベーション技術は世界的に見ても高いですから、今後の発展に期待したいですね。

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