一生懸命勉強していても、なかなか結果が出ない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。なかなか勉強する時間がとれないという方でも、隙間時間をうまく活用したり、効率よく勉強することで、グンと成績をあげることが可能です。
ここで今一度勉強方法を見直してみませんか?
おすすめの勉強のやり方
自宅に帰ってから十分な勉強時間を確保するのはなかなか難しいものです。1日はみんな平等に24時間!この24時間をいかに有効に使うかが勝負です。ここでは、上手な時間の活用の仕方やおすすめの勉強方法についてご紹介します。
問題集や参考書を1冊に限定する
同じ参考書や問題集を繰り返し解くことのメリットは「内容の定着度が上がる」ということです。1度解いた問題を復習するとき、2度目は少し考えることがあっても、ある程度スムーズに解けるようになります。そして、4〜5回復習するころには、「もう完全に理解している」と思えるくらいスラスラと解くことができるはずです。
このように同じ問題を繰り返し解くことで、そこから学べる内容を完全に吸収することができるのです。面倒に感じるかもしれませんが、問題集や参考書を1冊に限定し、繰り返し解くことをおすすめします。
復習をする
ただ教科書を読んだり書き写したりする勉強法よりも、復習をしっかりすることで、記憶が強化されて忘れにくくなるといわれています。1度学習しただけではすぐに内容は忘れてしまうので、記憶が定着するまで反復する必要があるのです。
理想的とされているのが、24時間以内の復習です。 勉強したその日が最も忘れやすく、逆にその日のうちに復習しておくと記憶定着が捗りやすくなると言われています。
声に出す
みなさんの中には、暗記することが苦手だという方はいませんか?そんな悩みを、音読は解決してくれるかもしれません。単純作業にならないように意識しながら、書くことに加え、声に出すことで、しっかり脳を刺激してあげましょう。
脳は刺激が多いほど記憶容量がアップする性質があります。いつもの勉強前に音読をおこなうだけで、音読した内容を覚えやすくなったり、音読後の学習効果がアップしたりといった効果が得られるなら、試してみない手はありません。
声に出すときに、「今、自分は何を覚えたいのか」をしっかり意識することで、「覚えたつもり」だけでなく「分かったつもり」も防げますよ。
青ペンを使用する
青ペンを使う勉強方法をご存知でしょうか。一般的に、勉強で使用するときのカラーペンは重要な部分で使うことが多いですが、全て青色のペンで書くようにしてみてはいかがでしょうか。
一見ノートが見づらくなってしまいやすいですが、頭に入りやすいというメリットがあります。青色は冷静になったり、集中力を高める効果が期待できる色です。そのため、青色のペンで文字を書くことで覚えやすくなります。
また、使い切った青色のペンを取っておき、たくさん集まればそれだけ勉強したという自信にもつながります。
勉強の効率を高めるやり方
「自分の勉強法は正しいのだろうか?」
「もっと効率のいい勉強法はないのだろうか?」
資格や受験の勉強をしていて、自分の勉強のやり方が効率のいい勉強法なのかどうか不安で心配な方も多いでしょう。
そこで次は、効率のいい勉強法をご紹介します。勉強法を選ぶときの注意点やさらに効率的に学習するコツなども紹介するので、自分の勉強の仕方が不安な方はぜひ参考にして下さい。
充分睡眠を取る
睡眠の重要な働きに記憶の固定があります。記憶の固定とは,日中に記憶したこと(学習や経験)を忘れないように脳に定着させることです。そのため、勉強したことをしっかり覚えたいなら、徹夜はせず十分な睡眠時間を確保しましょう。
また、夜遅くまで勉強したり、一夜漬けで勉強してしまっては、日中眠気に襲われて集中力が落ちてしまいます。夜十分な睡眠をとることで、体の疲れをしっかりとり、日中集中できる状態を保つことができます。
勉強と休憩の気持ちの切り替えを行う
モチベーションが下がった理由が勉強によるストレスや疲労という場合には、無理をせずに体を休めるようにしましょう。ストレスや疲労が改善されれば、モチベーションが下がった原因を取り除くことができ、再び勉強に取り組めるようになります。
毎日長時間勉強しているのに成果が出ない…と感じているのであれば、しっかりと休憩することも大切です。
教科別の勉強のやり方
効率よく勉強するには、教科によって勉強の仕方を変えることも大切です。問題集の進め方や勉強する科目の配分、過去問の進め方など知っているだけで簡単に成績が上がることも多いからです。
やみくもに勉強を進めていくよりも一度その勉強法でいいのかを考えてみることは大事です。ここでは英語・国語・数学の3教科それぞれでおすすめの勉強法をご紹介します。自分の勉強の仕方が不安な方はぜひ参考にして下さい。
英語の場合
英語の基本的な知識は「英単語」「英文法」「発音」の3つに分けられます。英語は語彙力が必要であったり、長文問題だと読解力が必要であったりします。
また、リスニングや発音といった分野、英作文や並び替えなど文法力を試される問題もあり、いろいろな力を磨かなければなりません。
自分がどの知識が足りていないのかを把握して基礎力をアップさせましょう。
国語の場合
国語の勉強では語彙力をつけるのが重要です。国語の問題を解いている際、分からない言葉や漢字が出てきた際は意味を調べて理解するようにしましょう。
国語で点数を伸ばしたい場合は、漢字や文法の取りこぼしを減らすと良いでしょう。ここできちんと点を取っておくことで、文章題が苦手でも一定の点数を取ることができます。テスト前は必ず漢字や文法を覚えるようにしましょう。
数学の場合
数学はまず「公式」を身につけ、問題を繰り返し解いて「解法を身につける」ことが重要です。数学は公式や解法を覚えることが第一歩です。まずは公式や解法をしっかりと覚え、テスト前には必ず再確認するようにしましょう。
また、数学で出題される問題はパターンが決まっているため、問題を解いた回数が多ければ多いほど、テスト本番でも解ける問題が増えます。問題集に取り組むときには、間違えた問題をしっかりと復習して解法を頭に入れましょう。
まとめ
勉強は時間を決めて集中して取り組むこと、隙間時間をうまく活用することで、少ない勉強時間でも十分な知識を得ることができます。暗記しなければいけないことは単語帳やメモを活用して隙間時間に覚えるようにしましょう。
時間がある場合は、これさえあれば完璧と言えるようなまとめノートを作っておくのも1つの方法です。時間がない場合は苦手なところだけをメモなどにまとめて、見える場所に置いたり日々持ち歩くようにしましょう。
普段の勉強の仕方で成績が伸びない…と悩んでいる場合は、ぜひ参考にして勉強の仕方を見直してみてください。