自分で引っ越しはできる?方法やコツ、注意点について説明します!

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引っ越し作業は引っ越しのプロである業者にお願いするのが一般的ですよね。しかし、荷物が少ない場合、自分で引っ越し作業をした方が費用を抑えることができます。また、引っ越し業者の都合を気にせず、自分のタイミングで引っ越しすることができるのも嬉しいメリットです。

ここでは自分で引っ越しをする方法と費用、コツや注意点について説明します。ぜひ参考にしてみてください。



自分で引っ越しする方法と相場は?

どんなに引っ越し費用を抑えたいと言っても、遠方で荷物の多い場合や、大きな荷物がある場合は難しいケースがほとんどです。ここでは遠方でも荷物が少ないケースや近場の引っ越しを自分で行う方法を紹介します。

自家用車を使う

大きな家具や家電がなく近場の引っ越しであれば、自家用車で引っ越しするのも方法の一つです。例えば実家を初めて出て近場で一人暮らしをする場合、家具家電は新しく買い揃え、運ぶ必要のある荷物は衣類などの最低限だけというケースもあります。

このようなケースでは、自家用車で往復するだけで引っ越しが完了するため、段ボールなどの梱包材料とガソリン代のみで費用を抑えることができます。

レンタカーを借りる

自家用車がない場合や、自家用車に収まり切らない家具などがある場合、レンタカーを借りて自分で引っ越しするという方法もあります。レンタカーを借りる場合は車種にもよりますが、半日で5,000円~15,000円ほどが相場とされています。荷物が多い場合は、冷蔵庫や洗濯機も運ぶことができる大型のバンや軽トラックがオススメです。

レンタカーで遠方への引っ越しの場合、事故や荷物の破損の恐れや、渋滞などでレンタカーの返却時間を過ぎて追加料金がかかってしまうといったケースもあるので、プロの引越し業者に任せた方が安心です。

宅配便を利用する

家具家電がなく荷物が段ボールのみといったケースでは、宅配便で新居へ送るのも方法の一つです。

1箱1,000~3,000円ほどで送ることができるので、段ボールの数が10個以下の場合は、引っ越し業者にお願いするより費用を安く抑えることができます。家具や家電を段ボールに入れずに運ぶことはできず、段ボールに収まる大きさの物しか送ることはできません。

引っ越し業者に依頼する場合の相場は?

では、引っ越し業者にお願いした場合の費用の相場を見てみましょう。

◯通常の引っ越しプラン
【通常期(5〜2月)】
荷物が少ない場合:35,000~75,000円
荷物が多い場合:45,000~110,000円

【繁忙期(3〜4月)】
荷物が少ない場合:40,000~80,000円
荷物が多い場合:60,000~130,000円

◯単身パック
単身パックとは、コンテナボックスに荷物を詰め込み、運んでもらうサービスのことです。コンテナボックスの大きさは業者によって異なりますが、一般的には高さ130cm~180cm、横104cm~108cm、奥行き74cm~105cmほどです。

同一都道府県:17,000円ほど
隣県:23,000円ほど
遠方:30,000円~

このように、荷物が少なく単身パックのコンテナに収まる場合は、自分で引っ越しするよりも
単身パックを利用した方が安く済むケースもあります。自分で引っ越しして業者に頼むよりも高くついた…ということがないように、一度引越し業者に見積もりをお願いしておくと良いでしょう。



自分で引っ越しをする際のコツや注意点とは?

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では、自分で引っ越しをする場合、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?コツや注意点を見てみましょう。

荷造りのコツ

荷物を段ボールに詰める際は、1つの箱に重いものを詰め込み過ぎないようにしましょう。せっかく梱包しても重すぎて自分で運べない…ということになりかねません。

また、重い荷物を詰めた段ボールは、重みでガムテープが剥がれて荷物が落下してしまう恐れがあります。段ボールの下にクロスするようにガムテープを貼り、補強しておくと安心です。

荷造りをする際は、部屋ごとに分けて段ボールに詰めておくことで、開封後の作業がスムーズにいきます。

不要なものは処分しておく

新居で必要のないものはあらかじめ処分しておきましょう。とりあえず運んでから考えようと思っていると、荷物が増えてしまい費用がかかってしまいます。

不要なものは粗大ゴミに出したり、リサイクルショップに売るなどして、運ぶ荷物を最低限にしておきましょう。

手伝ってくれる人を確保する

冷蔵庫や洗濯機などの大きな家具家電がある場合、1人で運ぶことは困難です。あらかじめ身内や友人にお願いしておくと良いでしょう。引っ越し作業は重労働になりますので、手伝ってくれた方にはお礼を用意しておくのがベストです。

組み立て家具は分解しておく

ハンガーラックやパイプベッドなどの組み立て式の家具を運ぶ場合は、分解して運ぶようにしましょう。そのままでは運ぶ際にスペースを取ってしまうので、分解しておくことで往復回数を減らすことができます。

分解したパーツは、なくならないようにまとめておきましょう。

養生が必要な場合は業者にお任せした方がベター

室内の狭い曲がり角を通って家具などを運ぶ場合、角に家具などがぶつかって傷をつけてしまう恐れがあります。また、集合住宅の場合は、エレベーターや共用スペースでも慎重に運ぶ必要があります。

引っ越し業者に依頼した場合は、家具や床、壁などを傷つけないように、養生をして慎重に作業を行ってくれるため、安心して任せることができます。せっかくの新生活、傷がついた床や壁だとテンションが下がってしまいますよね。自分たちで運べるか不安がある場合は、業者の方に依頼した方がベターです。

車を停める場所の確保

自家用車やレンタカーを借りて引っ越しをする場合、旧居や新居での駐車スペースを確保しておく必要があります。その物件に駐車場がない場合、細い路地裏などでは駐車禁止になっているケースも多いため、十分に注意しましょう。

もし警察に見つかってしまうと、反則金の支払いや減点の罰則があります。せっかく安く済ませようと自分で引っ越ししたのに、反則金を支払っていては元も子もありませんよね。

物件に駐車スペースがない場合は、近くのコインパーキングなど、車を停められる場所を調べておきましょう。

管理規約で禁止されていないか確認する

マンションなどで管理規約がある場合、自力で行う引っ越しが禁止されているケースがあります。慣れない引っ越し作業は、建物などを破損してしまったり、他の住人に怪我をさせたり、エレベーターや通路を占領したりすると、他の方に迷惑をかけてしまいます。

そのため、旧居、新居の管理規約をしっかり確認しておきましょう。

まとめ

引っ越し業者に依頼せずに、自分で引っ越しをすることは可能です。日程も自由に引っ越しすることができ、費用も安く抑えることができるというメリットもありますが、場合によっては引っ越し業者に依頼した方が安くなるケースもあります。

特に大きな家具家電がある場合は、破損や怪我などの事故につながる可能性もあります。一度見積もりを取った上で、労力や手間を考慮してどちらがお得か判断しましょう。

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