壁に取り付けるライトがあることを知っているでしょうか。ここでは、壁に取り付けるライトの特徴や取り付け方などを紹介していきます。
壁付けライトの取り付け方
壁にライトを取り付けることで部屋の雰囲気をおしゃれにできたり、間接照明として役立ってくれます。新築を建築するときであれば、壁にライトを取り付けることを計画していれば取り付けることに苦労してしまうことはありませんが、後付けしようとするとどのように取り付ければよいのか分からないことが多いです。次に、ライトを壁に取り付ける方法を紹介します。
自分で取り付ける
ライトを壁に取り付ける方法に自分で行うという選択肢があります。工賃を安く済ませたいときにおすすめの方法です。しかし、コンセントタイプであれば自分で取り付けても問題ありませんが、電気配線などをしなければならないのであれば資格が必要になるため、誰でもできるわけではありません。最近はDIYが流行っていますが、資格がない人が電気工事と同等の作業を行わないように注意しましょう。
業者に依頼する
直接配線とライトがつながっているようなタイプであれば、業者に依頼することが無難です。配線を配置したり、ライトと接続したりと専門知識が必要になるため、素人が行ってしまうと不具合が生じる原因になったり、仕上がりが悪くなってしまいます。業者に依頼するとどうしても工賃が請求されてしまいますが、自分でできないのであれば、業者に依頼するしか方法がないため、無理して自分で取り付けようとしないようにしましょう。
電気工事は資格が必要であるため、知識なく電気工事を行うことは禁止されており、感電してしまうリスクがあります。
壁に取り付けるライトの種類
壁に取り付けるライトと聞くとどのようなライトなのかあまりイメージできない人も多いのではないでしょうか。次に、壁に取り付けるライトの種類について紹介していきます。どのようなライトがあるのかを知ることでライトの選び幅を広げることができ、より好みのライトを選ぶことができたり、実用性のあるライトを選ぶことも可能になります。
屋外用・屋内用
壁に取り付けるライトの種類に屋外用と屋内用に分けることができます。屋内用と屋外用のライトのデザインに大きな違いがない場合も多く、間違って購入してしまうこともあります。一般的に屋外用のライトには防水加工が施されていることが多く、防塵機能も備わっていることもありますが、屋内用の場合にはそのような機能の必要性は低いため、備わっていない場合が多いです。
屋外用のスポットライトを屋内で使用しても特に問題ありませんが、屋内用のライトを屋外で使用してしまうと漏電や故障の原因になってしまいます。
センサーの有無
壁に取り付けるライトにはセンサー機能が備わっているタイプと備わっていないタイプがあります。センサー付きであれば、人の動きに応じて点灯するため、人の行き来が多い場所におすすめです。例えば、玄関先やトイレなどにセンサー付きのライトを取り付ければ、毎回スイッチを操作する必要がなく、手間がかかりません。
工事が必要なライト・工事が必要ないライト
壁に取り付けるライトは工事が必要になる場合が多いです。上記でも一部紹介したように、電気工事は素人ではできないため、資格を有した人ではないと取り付けることができません。壁にライトを取り付けるとなると配線と直接接続するタイプとコンセントに差し込むタイプに分けることができます。配線と直接接続する場合は配線を設置しなければならないため、工事が必要になります。
コンセントに差し込む場合はライトを壁に固定するだけで使用することができるため、基本工事は必要ありません。しかし、ライトのために新しくコンセントを壁に取り付ける場合は電気工事になるため、素人ではできません。そのほかにもコンセントに差し込む場合はコードが見えてしまうデメリットがあり、見た目が良くありません。
壁に取り付けるライトのおすすめな設置場所
壁に取り付けることができるライトがあることを知っていても、実際にどこの壁に取り付ければよいのか分からない人もいるのではないでしょうか。おしゃれな雰囲気を演出するために壁に取り付けるライトを購入するのであれば、好きな場所であったり、おしゃれな空間にしたい場所の壁に取り付けるようにしましょう。しかし、実用性を求めているのであれば、次に紹介する場所に取り付けてみてはいかがでしょうか。
廊下の壁
廊下の壁にライトを取り付けてみてはいかがでしょうか。廊下の壁にライトを取り付けることで暗くなりがちな廊下を明るくすることができます。短い廊下よりも長い廊下の方が壁にライトを取り付けることをおすすめします。また、一か所だけでは廊下全体を明るくすることができないため、等間隔で取り付けるようにしましょう。壁の上の方にライトを取り付ける方法もありますが、足元を照らすために壁の下の方に取り付けるという方法もあります。
寝室の壁
寝室の壁もおすすめの取り付け場所です。寝室の壁に取り付けることで間接照明の代わりとして使用することができ、雰囲気づくりができたり、睡眠しやすい空間に仕上げることもできます。また、寝室をホテルライクな仕上がりにしたい場合にもおすすめです。
クローゼットの壁
ライトが取り付けられていない部分でありながら、ライトの必要性が高い場所がクローゼットの中です。クローゼットの中にライトが取り付けられていないことが多いですが、閉鎖されている空間でもあるため、若干暗いことが多いです。クローゼットは衣服を収納するため、良く見えないとどのような服が収納しているのか分かりにくいです。しかし、そのようなときにクローゼットの中にライトがあれば明るくすることができ、衣服のデザインが分かりやすくなります。
壁に取り付けるライトの注意点
壁に取り付けるライトにはライトを購入する前や取り付ける時の注意点をあるため、把握しておきましょう。
デザインにこだわる
壁に取り付けるライトを購入したり、住宅に取り入れようと考えているのであれば、デザインにこだわるようにしましょう。壁に取り付けるライトはさまざまなサイズやデザインで販売されているため、購入するときに悩んでしまいやすいです。壁に取り付けるライトはそのままでもおしゃれなインテリアとして見せることもできるので、デザインにこだわることをおすすめします。
室内の雰囲気を変えることもできるため、後付けする場合は現在の雰囲気に合ったデザインのライトを選ぶことが大切です。
後付けは手間がかかる
新築を建設するときに壁に取り付けるライトを導入することが決まっていれば、業者の人が設計図通りにライトを取り付けてくれたり、配線の設置作業を行ってくれます。しかし、後付けになると簡単にライトを取り付けることができないことが多いです。特に直接電気コードで接続して使用するライトほど手間がかかりやすいです。一度壁を壊さなければならず、近くに配線が無ければ、新しく配線を設置しなければなりません。
そのため、ライトを取り付ける場所やライトの数によって内装に手を加える範囲が広がります。一度壊した壁を貼り直しなどしなければならないため、どうしても費用がかさんでしまいます。
本当に必要かを考える
壁付けのライトが本当に必要なのかを確認することも大切です。ライトを壁に取り付けたのは良いものの実際使用する機会が少なかったり、まったく使用しないのであれば、無駄な費用となってしまいます。雰囲気づくりや壁に取り付けるライト自体をインテリアとして扱うのであれば、ライトを点灯させなくても求めている効果を期待することができますが、実用性を求めているのであれば、本当に点灯させる機会があるのかを確認しましょう。
まとめ
壁に取り付けるライトは雰囲気づくりができたり、部分的に明るくすることが期待できます。また、センサーライトのように実用性に優れているライトもあります。シーリングライトだけではなく、壁に取り付けるライトを取り入れてみてはいかがでしょうか。
