既存の照明器具と合わないからインテリアが変えられない、とお悩みの方。
実は天井に付いている照明器具は簡単に取り替えることができるとご存知でしょうか。
今回は、照明器具の取替えに役立つ、引掛けシーリングや埋込ローゼットについてをお伝えしたいと思います。
ぜひ、マスターして、自由にインテリアコーディネートを楽しんでみてください。
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目次
引掛・埋込ローゼットを知る前に。見落としがちな、引掛けシーリングとローゼットの違いをチェックしよう
引掛・埋込ローゼットがどういったものかをお話しする前に、まず見落としてしまいやすい、ローゼットとシーリングの違いをチェックしておきましょう。
「引掛けシーリング」と「ローゼット」は、取り付ける照明の耐荷重量が違います。
メーカーによって異なる部分がありますが、目安として引掛けシーリングは5kgまで、ローゼットは10kgまでの照明器具に対応しています。
見た目の違い
引掛けシーリングとローゼットの見た目はとてもよく似ています。
見分ける方法はローゼットには側面にネジ止めできる金具があり、引掛けシーリングにはついていません。
もしもネットなどで購入する時に、金具がついているかどうか判断できない場合は耐荷重量を確認しておくと安心でしょう。
5㎏~10㎏の照明はローゼット、5㎏以下の照明は引掛けシーリングと覚えておくと簡単です。
引掛埋込ローゼットは自分で取り付けられる?
自分で引掛埋込ローゼットを天井に埋め込むことはできません。
天井に既存の引掛けシーリングや埋込ローゼットがない場合は、電気工事を依頼して取り付けてもらう必要があります。
費用は天井の高さや配線がどのようになっているかで異なるのですが、およそ5,000円〜1万円を目安に考えておくと良いでしょう。
業者によっても料金が異なるので、予算が決まっている場合は、複数の業者に見積もりをとって依頼する業者を決めると安心です。
既存の引掛埋込ローゼットを使用する場合は、ひび割れていたり破損したりしている部分がないかあらかじめ確認するようにしましょう。
重量のある照明器具が落下すると非常に危険です。
取り付けた直後は問題なくても、後から重さで状態が悪化し、ローゼットが割れてしまうことで照明が落ちてしまうこともあります。
有資格者による工事が必要ですが、無理をせず修理もしくは取り替えを依頼するようにしましょう。
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白熱電球のような趣きのあるLEDクリアランプ使用。LEDクリアランプは、フィラメントがキラリと光り、ヨーロッパのカフェにあるような雰囲気ある照明を彷彿とさせるデザインです。※ランプは3つ同梱されております。
引掛・埋込ローゼットの種類
引掛けシーリングや埋込ローゼットには種類があり、それぞれ特徴も異なります。
・角型引掛けシーリングの特徴は長方形の引掛けシーリングであり、和室に取り付けられていることが多いです。
和室の天井には細くて長い木材があり、そこに取り付けられるように長方形の形になっています。
・丸形引掛けシーリングは和室だけではなく、洋室や浴室などに取り付けられている引掛けシーリングです。
名前の通り丸い形に仕上がっており、角型引掛けシーリングよりも天井と接している面積が多いため、安定性にも優れています。
・丸形引掛け埋込ローゼットは上記で紹介した引掛けシーリングよりも薄く作られている特徴があります。
そのため、照明器具を取り付けた際に天井をよりフラットにすることができるため、天井が広く見えるメリットがあります。
・ツバ付き丸形引掛けシーリングとツバ付き埋込引掛けシーリングにはどちらも両サイドに金具が取り付けられている特徴があります。
ツバがあることで耐荷重に優れ、重い照明器具を取り付ける際におすすめの引掛けシーリングです。
引掛埋込ローゼットに取り付けるのにおすすめの照明紹介
引掛埋込ローゼットは、重い照明器具に対応しているので、シャンデリアなどに向いているといわれています。
ただ、シャンデリアというと少し大袈裟に感じてしまったり、リビングの広さに対して圧迫感を感じてしまったり、「取り入れづらい」と思う方もいるのではないでしょうか。
そこで、お部屋の印象を明るくするお洒落なシャンデリアをいくつかご紹介したいと思います。
・8灯LEDシャンデリア
シックで落ち着いた雰囲気のシャンデリア。リビングやダイニングにぴったりです。
・6灯LEDシャンデリア
真鍮古美メッキの輝きがレトロなシャンデリア。
まるい乳白ガラスセードから放たれる光は、間接照明のようなやわらかさのある光です。
リビングやダイニングのほかに寝室や玄関にもおすすめ。
どちらも引掛埋込ローゼットで取り付けることができます。
まとめ
引掛埋込ローゼットについて理解は深まったでしょうか。
ローゼットや引掛けシーリング自体は、電気工事を依頼しなければいけませんが、天井にすでに取り付けてあれば、そこに自分で照明器具をつけることができます。
取り付け方は照明器具によって多少変わりますが、簡単に取り付けられるものも多いです。
ポイントは以下の4つです。
・ローゼットと引掛けシーリングの違いは耐荷重量
・引掛埋込ローゼットに照明を取り付ける時は、破損がないか確認する
・引掛けシーリング・ローゼットの取り付けは資格が必要だが、引掛けシーリング・ローゼットに照明を取り付けることは資格がなくてもできる
・引掛けシーリング・ローゼットに照明の取り付けるときは、2名以上で取り付け作業を行う。
(取り付けが簡単なものは1名でもできます。照明を購入するときに取付方法も確認しておくといいですよ。)
いかがでしょうか。
わからないことや困ったことがあれば、電気工事の業者や照明機器の販売元に聞いてみましょう。