新築購入よりも低コストで、古民家など古いものに魅力を感じるリノベーション住宅が注目されていますね。
特にファミリー世帯には、70平米の住宅は4人家族のリノベーションにピッタリ!
そんなリノベーションを考えているあなたにぜひ知って欲しい、70平米の4人家族におススメのリノベーションのコツをご紹介します!
ひとりひとりが快適に過ごせる空間の作り方や間取り、コーディネート術など、ぜひ参考にしてみて下さいね。
空間をほんわか照らす5灯の球状ランプ付きシーリングライト
かわいい球状のランプがリズミカルに天井を照らします。灯具のつく水平アーム部分は上下と横向きで位置を変えられるため、オリジナリティのあるアレンジが可能。
70平米は4人家族には広い?狭い?
「70平米」とひと言で言われても、実際4人家族の暮らしにとって、その空間が広いのか狭いのか分からない人も多いはず。
ここでは、「70平米」と「4人家族」の相性についてご紹介します。
70平米ってどのくらいの広さ?
70平米は、トータルで約43畳の広さです。
「おっ!結構広い!」と思った方もいるかもしれませんね。
でもこの43畳は、収納やバス、トイレ、廊下、玄関などを含めた全体の広さのことなんですね。
過ごす時間が多くなるリビングやキッチン、寝室、子ども部屋などのスペースは約30畳ほどとなります。
部屋数が多いほど、ひとつの空間のスペースは狭くなってしまうという訳です。
これは、気をつけたい落とし穴ですね。
実際に暮らす空間が、どのくらいのスペースになるのかきちんと把握しておくことが大切なポイントになりますね。
70平米は4人家族におススメの理由
「70平米は、4人家族には狭いかも!?」と思うかもしれませんね。
でも実際は、70平米という広さは4人家族に人気の広さだったりもします。
その人気の理由のひとつに、もともとファミリー物件が多いということが挙げられます。
70平米の住宅の場合、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)の広さの目安が12畳〜15畳程度とされています。
そして、その他の部屋の広さは、設ける個数にもよりますが、1居室4.5畳〜7畳程度が目安となっています。
このように、70平米は、お子さんがいる4人家族には十分な広さであることから、将来を見据えた上でもちょうどピッタリな広さなんですね。
ものを持たない暮らしが注目を浴びている中、70平米の広さは生活する上で十分な広さだと言えますね。
70平米の家に多い間取り
リノベーションをするにあたって、家の間取りも失敗したくないポイントです。
70平米で4人家族用にリノベーションする場合は、家の間取りは「3LDK」が人気です。
これは、「子ども部屋2室」と「夫婦の寝室1室」と考えられることが多いようです。
簡単に考えてみると・・・
70平米(約43畳)のうち、「3LDK」の住居空間で使えるのは30畳ほど。
例えば、居室の広さを1居室6畳とします。
3LDKの場合、居室3室×6畳=18畳。
30畳-18畳=12畳がLDKとしてのスペースになります。
居室の広さを小さくすれば、それだけLDKの広さは広くなります。
反対に、居室の広さを広くすると、LDKの広さは狭くなってしまいます。
部屋の広さは、将来を見据えた上で考えた方がベストです。
お子さんが小さいうちは、部屋が狭くても問題はありませんね。
だけど、お子さんの成長と共に、荷物は増えるもの。
あまり狭い部屋だと手狭になってしまう可能性もあります。
その分、寝室は「寝るだけの部屋」と割り切ってしまえば狭くても問題はありませんね。
将来、どのような生活スタイルになるのかをイメージして住居空間の広さを考えると長く過ごしやすい家になりますね。
70平米を4人家族用にリノベーションする場合のコツ
70平米は、4人家族用にリノベーションするにはピッタリの広さです。
この限られた広さを暮らしやすく考えることで、実際の広さよりもより広く感じられます。
ここでは、リノベーションする際に押さえておきたい「暮らしがスムーズになるリノベーションのコツ」をご紹介します。
スムーズな生活動線
長く住み続けたい家のポイントとして「生活動線の確保」が挙げられます。
生活動線とは、普段生活をする上でリビングやキッチン、バスルームなどを行き来する道筋のことを言います。
リノベーションに関わらず、家を建てる際には注目しておきたいワードです。
その中でも特に注目したいのが「家事導線」と呼ばれるものです。
この家事導線は、家事を行う際に移動する道筋のこと。
例えば、玄関〜キッチン〜パントリーと1本の道筋で移動できると買い物の片付けが楽ですね。
また、クローゼットを1箇所に集約してしまうのもおススメです。
家族皆の衣類を「ファミリークローゼット」として1箇所に設けることで、洗濯後の片付けが楽になりますね。
クローゼット横には、ランドリーがあるとなお良しですね。
家事導線がスムーズに整っていると、普段の家事のムダな移動を防いでくれます。
家事の効率が良くなり、時短や体力の負担の軽減に繋がります。
可変的な間取り
70平米という広さを、最大限に活かしたいと思っているあなたにおススメなのが「可変的な間取りの活用」です。
可変性の間取りとは、ひとつの空間を可動式の間仕切りを使って自由に空間が作れる間取りのこと。
最大の武器は、その自由度です。
例えば、子供が成長し巣立ってしまった後の子ども部屋2部屋は、間仕切りを外してひとつのゆとりある空間へと変化します。
リビングとつなげてしまえば、より広々とした空間のでき上りです。
反対に、両親と同居となった場合も間仕切りを使って、部屋を作ることが可能です。
このように、生活スタイルに合わせて必要な空間を自由に作り上げることができるのが、可変的な間取りの強みです。
この可変的な間取りは、長く住み続けられる家としてSDGsの観点からも注目されています。
70平米で4人家族用にリノベーションする場合にも、ぜひ取り入れたいアイディアですね。
収納スペースは最低限
限られたスペースにものが増えると、ますます空間が狭くなり暮らしにくい環境になってしまいます。
だったら、「最初から収納スペースを多くすれば良い」と思うかもしれませんが、空間を広く使いたいのであれば、ムダな収納スペースは作らない方がおススメです。
私たちは、必ず年を取ります。
もので溢れた空間を、年老いた自分が片付ける自信はありますか?
「ものを片付ける」という作業は、とても体力が必要で大変な作業です。
毎日、ものの片付けで頭を悩ませている時間も、もったいないですよね。
収納スペースは最低限にし、「ものはその中に入る分だけ」と決めてしまった方が体力的にも精神的にも楽です。
特に、成長と共にものが増えるお子さんたちには伝えておきたいことですね。
70平米という限られた広さだからこそ、空間を保っておくこともスッキリと暮らすコツですね。
部屋全体を明るくするLEDシーリングライト LOG
6畳用・8畳用・12畳用 LEDシーリングライト LOG(ログ)
発光面に年輪をイメージしたグラフィックを施した丸太のような形状。日々の「ちょっとした幸せ」の積み重ねが年輪のように記録として刻まれていくようにと思いを込めてつくりました。見た目だけでなく使うシーンによって、光の色や明るさを調節できます。部屋の大きさに合わせて6畳用・8畳用・12畳用から選べます。
70平米 4人家族用リノベーション コーディネート術
最後に、70平米を4人家族用にリノベーションする際におススメのコーディネート術をご紹介します。
空間を上手に使って、家族皆が暮らしやすい家にしたいですね。
将来2部屋になる子ども部屋
お子さんが小さいうちは、「広々としたスペースで遊ばせたい」という思いもありますよね。
また、きょうだい2人が一緒の部屋だと、早い年齢から子どもたちだけで子ども部屋で寝ることができ親離れも早いと言われています。
お子さんが小さい時は、子ども部屋は2人で1部屋を広く使い、年齢が大きくなったら2部屋に分けるのがおススメです。
そんな将来のことを考えて、子ども部屋には扉と照明を2箇所設置しておくといいですね。
クローゼットもそれぞれ設置しておくと、収納スペースにも困りませんね。
水回りは集約して効率的に
家事の効率を上げるためにも、水回りは1箇所に集約するとだいぶ楽です。
家では、主にキッチンで過ごす時間が長い人も多いはず。
キッチンの隣に、洗面所やランドリー、バスルーム、トイレなどの水回りを集約することで家事効率がアップします。
もっと家事の効率を上げるには、ランドリーからベランダに出ることができるとベストですね。
また、ファミリークローゼットを隣接すると洗濯物の片付けがスムーズです。
クローゼット内には、スタンドタイプのアイロン台があると、その場でアイロンがけもでき便利です。
家事が終わって余った時間は、リビングでゆったりと過ごすことができますね!
対面式キッチンで家族の様子を眺める時間
70平米の4人家族用のリノベーションで多く使われているのが対面式キッチンです。
LDKがひとつの空間にまとまっているので、対面式キッチンだとキッチンで作業しながらリビングで過ごしている家族の様子が分かりますね。
これなら、小さなお子さんがいても安心です。
対面式キッチンに向か合わせて、カウンターテーブルを設置するとキッチンからすぐに料理が出せるので便利です。
特に、お子さんが大きくなって食事の時間もバラバラになってしまった時は、カウンターでの食事だとパッと済ませることができますね。
空間をスッキリと保つためにも、ダイニングテーブルのような大きな家具は「持たない」という選択もありですね。
まとめ
70平米で4人家族用の家をリノベーションする場合は、空間の使い方に注目すると家族みんなが、快適に過ごせる空間作りができます。
「今」だけでなく、「将来」を見据えた暮らしをイメージして快適な住まいにしたいですね!