机の狭いスペースを最大限に生かせる多機能ライトは、作業の効率をUPさせてくれる便利な道具です。
一度多機能ライトを使ってみたら、その使い勝手の良さに手放せなくなる人も少なくありません。
そこで今回は、多機能ライトの魅力、最低限欲しい機能、誰でも使いやすい便利なおすすめのライトをご紹介したいと思います。
机で仕事をする時間が長い人は、是非チェックしてみて下さい。
なぜライトを変えると机の作業が捗るのか?
机での仕事は、ライト一つで作業効率が大幅に変わります。
しかし、多機能ライトだったら、どれでも作業効率が上がるというわけでもありません。
机での仕事で作業効率を上げるためには、ライトにとって大事なことは2つあります。
・本来の目的である照明としての機能が優れていること
まず、多くの機能が搭載されていようが、なかろうが本来の「照明としての機能」が優れていなければ、ライトは価値観を失います。
「どの角度からも物をしっかり照らせる」「光の明るさが丁度良い」など、基本的な照明としての機能が一番重要です。
机での仕事では書類に書かれた小さい文字を読む作業が多いため、眼精疲労に悩まされている人が少なくありません。
眼精疲労は悪化すると、偏頭痛に悩まされやすいので、目への負担が少ないライトを選ぶことが非常に重要です。
目に負担が大きく、疲れを生じさせるようなライトでは、長時間机の仕事で使用するのに向きません。
目の健康のためにも、ライトを購入する時には、まずは照明として高品質であることを確認しておきましょう。
そして、照明器具としてある程度の品質があるか確認したい時には、「JIS規格照度」を目安にしてみるのも一つの手段です。
JIS規格照度で「A形」や「AA形」相当と表示されている場合は、机での仕事に必要な一般的な明るさをクリアしているので安心して使用できます。
・必要な機能と不要な機能をしっかり見極める事
多機能なライトは、一見便利そうに見えますが、実際に機能を細かくチェックしてみると、「必要な機能」もあれば「不要な機能」もあることがわかります。
机で仕事をするのに本当に必要な機能は実際にはそれほど多くないため、本当に必要な機能がついているのか、しっかり見極めないといけません。
使わない機能ばかりでは、多機能ライトを買う意味がありませんよね。
機能の数ではなく、必要な機能があるかどうかが重要です。
机の仕事でライトを使用するなら、時間の管理に役立つ「アラーム機能」や「カレンダー機能」がついていると便利でしょう。
ただし、どんな機能が欲しいかどうかは、個人によって全く異なります。
そのため、購入前に色々な多機能ライトを比較してみて、自分が欲しい機能をある程度決めてから購入するようにしたほうがおすすめです。
無駄な機能が沢山ついた高いライトを購入したくない人は、「多機能」という響きに簡単に騙されないようにしましょう。
机で長時間作業をするなら欲しいライトの最低限のボーダー
机で長時間の作業をする時に、ライトに最低限欲しい機能は3つあります。
作業効率をあげる多機能ライトは、照明としての「使い勝手」が良いことが絶対条件です。
照明が暗すぎたり、眩しすぎて、書類の小さな文字を読みにくければ、仕事はスムーズに進みません。
むしろ、イライラが募ってしまいます。
では、作業効率を上げるためには、どんな機能が必要になるのか?
早速チェックしてみましょう。
【1】調光
多機能ライトを選ぶ時に、一番に重視したいのが「調光」です。
光の明るさを自由に調整することができる調光は、例え1段階目の明るさが目に合わなくても、2段階目や3段階目と合えば十分に活用できます。
調光ができないライトの場合は、例え眩しく感じても、明るさを調整できないので、そのまま使用するか、新しく別の物を買い替えないといけなくなってしまうのが難点です。
目に合わないライトを使っていると、目が疲れやすくなってしまうので、目の健康のためにも良くありません。
目への負担が少なく、健康を維持するためにも、調光機能がついているライトを必ず選ぶようにしましょう。
【2】JIS規格照度
JIS規格照度というのは、「一般形」「A形」「AA形」の3つに明るさを分類したものです。
「一般形」「A形」「AA形」は、以下の基準で分類されています。
・一般形…照度の規定なし。
・A形…半径30cmの円周上の照度が300ルクス以上、半径50cmの円周上の照度が150ルクス以上。
・AA形…半径30cmの円周上の照度が500ルクス以上、半径50cmの円周上の照度が250ルクス以上。
短時間の作業や読書であればJIS規格照度は「A形」でも十分です。
しかし、細かい作業を必要としたり、勉強や読書が長時間に及ぶ場合は、500ルクス以上が推奨されているため「AA形」が理想的です。
【3】角度調整
角度調整ができる多機能ライトは、上から光を当てて照射面積を広げたり、光を当てたい場所に近づけてより明るさを増したり、自由に照明をコントロールすることができます。
一方、角度調整ができない多機能ライトの場合、光を当てられる範囲が決まっているので、本や書類が大型の場合は照明が当てにくく、使いにくいと感じるかもしれません。
机での作業が楽になる!優秀なおすすめライト
■LEDツインリフラクションランプGS1705
JIS規格照明「A型」相当の明るさで、灯具部の可動範囲が広く照射面積が大きいツインリフラクション構造を採用している多機能ライト。
6段階調光×5色調光の組み合わせで、光りのバリエーションが豊富なのが魅力です。
本体カラーは「黒」「メタリックレッド」「カカオ」「ホワイトシルバー」の4種類。
タイマー機能を使用すれば、自動消灯も可能。
電気のつけっぱなしを予防できるので、節電効果も期待できます。
USBポートもあるので、スマホをつないで充電することも可能です。
■〈MotoM〉LEDタッチランプGST005W
文字が大きくて見やすい液晶画面が魅力的な多機能LEDタッチランプ。
「時間・曜日の設定」「アラーム・スヌーズの設定」「お誕生日のアラーム設定」「タイマーの設定」「温度計」「曲の再生」という6つの機能が搭載されているのが特徴。
調光は3段階で、目的に応じて0~180度まで照射角度を調節できます。
軽量で折りたたみができるコンパクト設計なので、持ち運びにも便利。
清潔感のある白いシンプルなデザインも魅力です。
まとめ
多機能ライトを購入するなら、「調光」「JIS規格照度」「角度調整」の3つの機能がついているものを選びましょう。
「アラーム」や「温度計」などの便利な機能がついていても、調光や角度調整ができない多機能ライトだと、本来の照明としての役割に不満を感じやすくなってしまいます。
特に調光は、人によって心地よいと思う明るさを調整できる重要な機能なので、3段階は欲しいところです。
JIS規格照度は、厳格に守る必要はありませんが、「A形」もしくは「AA型」がおすすめです。
更に細かく角度調整ができれば、デスク上で作業をする時に快適な時間を過ごせるでしょう。
最低限必要な機能を確保した上で、更に便利な「アラーム」や「曲の再生」などの機能がついたものを選ぶか検討するとライト選びは失敗が少なくなります。