引っ越しを検討している人でどのような手順で行うのか分からない人も多いのではないでしょうか。ここでは、そのような人でもトラブルなく引っ越しができる内容にまとめています。
引っ越しの手順について
引っ越しの手順を知っておくことでトラブルなく、引っ越しを完了することができます。今まで引っ越しを行った経験があれば、引っ越しの手順を理解している場合が多いですが、初めて引っ越しをする人ほど手順を理解することができていない可能性が高く、トラブルが起きてしまいやすいです。次に、引っ越しの手順を紹介します。
引っ越し先を決める
引っ越しをするのであれば、まず引っ越し先を決めなければなりません。引っ越し先を確定していないにも関わず、引っ越しの手続きや準備をしてしまわないようにしましょう。引っ越し先はすぐに見つからないことが多く、よく考えて決めることでもあるため、引っ越しすることを決めているのであれば、早い段階から引っ越し先を決めることが大切です。そのため、引っ越しの手順の中でも最も早くから行うようにしましょう。
引っ越しをする日にちを決める
引っ越し先が決まったのであれば、引っ越しをする日にちを確定させましょう。引っ越しをする日にちを確定させなければ、業者も予定を立てることができず、手順通りの作業が進みません。そのため、業者に依頼する前に引っ越しをする日にちを決めておく必要があります。引っ越し先の予定や自身の予定もありますが、業者が繁忙期であれば、希望の日にちに予約を取ることができない場合もあるので注意しましょう。
引っ越し業者に依頼する
次は引っ越し業者を決めて依頼しましょう。引っ越し業者によっては引っ越し作業の費用が異なったり、用意されているプランにも違いがあります。そのため、より自身の引っ越しに適しているプランを探したり、安い費用で引っ越しをしてくれる業者を選ぶようにしましょう。引っ越し費用の見積もりの仕方はネットや電話である程度引っ越し状況を伝えると教えてくれますが、より正確な見積もりを知りたいのであれば、業者の方に訪問してもらいましょう。
訪問してもらうことでどのような荷物があり、量なども把握できるため、正確な見積もりが出やすいです。今後の引っ越しの手順や流れが分からないのであれば、このときにスタッフに聞くようにしましょう。
引っ越しに必要な手続きを済ませる
引っ越しをする時には業者に手続きをするだけではいけません。そのほかの手続きをしなければさまざまなトラブルの原因となります。まずは、住民票の住所変更をしなければならず、そのほかの登録情報の住所も変更しましょう。健康保険や住民税などの支払い通知を受けるためにも必要な手続きです。そのほかにもライフラインの停止や開始の手続きも忘れないようにしましょう。
マンションやアパートであれば、管理会社やオーナーが行ってくれることも多いですが、一軒家の場合は自身でライフラインの停止と開始日を決めましょう。ライフラインの停止と開始の手続きも引っ越し日が確定しなければ、いつ停止したり開始すればよいのか分かりません。前日や当日では手続きできないことも多いので、注意が必要です。
早めに荷物をまとめる
引っ越し業者を決めたのであれば、早い段階から荷物をまとめるようにしましょう。業者からダンボールを支給されるため、普段使用しない物からダンボールに詰めるようにしましょう。荷物が多い場合や引っ越し作業日までに時間がないのであれば、業者に依頼する前にある程度荷造りをしておくことで慌ててしまうことを防ぎます。ジャンルごとにダンボールに入れる物をまとめることで開封するときに荷ほどきがしやすいです。
引っ越しのときの荷造りの手順
引っ越しをするときに荷造りをする必要があり、手順を学んでおくことでスムーズに荷造りをすることができます。業者に荷造りを依頼することも可能ですが、荷物が多ければ費用が加算されやすく、当日引っ越し作業ができない可能性も高いです。そのため、業者の人がきたときに引っ越し作業を行ってもらい、当日に作業を完了させたいのであれば、自身で荷造りをしましょう。次に、荷造りの手順やコツを紹介します。
すぐに使わない物から荷造りをする
荷造りをする時にはすぐに使わない物からまとめるようにしましょう。頻繁に使う物を引っ越しするよりも早い段階でまとめてしまうと生活がしにくくなったり、再びダンボールを開けて取り出さないといけません。まずは季節外れの衣服や普段使用しない食器類などをまとめましょう。また、本もまとめてダンボールに入れて引っ越しの準備をしましょう。
冷蔵庫の片付けは前日にする
冷蔵庫も引っ越し先に持っていくのであれば、中身を片付けないといけません。ただし、冷蔵庫の片付けはなるべく引っ越しの前日に行うようにしましょう。冷蔵庫には食材は入っているため、引っ越し前までの食材を入れておく必要があります。冷蔵庫の中に多くの食材が残っていると引っ越し前に処分しなければならなくなってしまうこともあり、食材を無駄にしないためにも引っ越し1週間前から食材が余らないようにしましょう。
現金はいくらか持っておく
引っ越しをするとき当日には全ての荷物を荷造りしておく必要がありますが、現金は手元に持つようにしましょう。その理由は引っ越し先までの距離が長ければ途中で買い物をする可能性があるからです。そのほかにも引っ越し中に荷物が紛失してしまうこともあり、そのようなトラブルに巻き込まれても現金がなくならないようにするためにも自身で持ち運ぶようにしましょう。
他の人の荷物と引っ越しの荷物をまとめてトラックに入れて運送する場合ほど荷物の紛失が起きやすく、予定より遅れて荷物が届くこともあります。
引っ越し先の部屋ごとに梱包する
荷造りするときに引っ越し先の部屋ごとにまとめることをおすすめします。荷造りの手順で大切なことであり、荷ほどきするときが楽になります。
引っ越し費用を抑えるための手順
引っ越しの費用を抑えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。引っ越しの費用を工夫することである程度低くすることが期待できます。次に、引っ越し費用を抑えるための手順を紹介していきます。
複数の業者に見積もりを出してもらう
引っ越しの費用は業者によって変わるため、1社だけに見積もりを出してもらうのではなく、複数の業者に見積もりを出してもらうようにしましょう。そして、一番安い費用を見積もりしてくれている業者に依頼することで引っ越しの費用を抑えることができます。複数の業者に見積もりを出してもらうことは面倒と感じてしまうこともありますが、確実に安く引っ越しをしてくれる業者を見つけることができます。
閑散期に引っ越しをする
引っ越し業界には繁忙期と閑散期が存在しており、閑散期に依頼すると予定日に予約を入れやすかったり、引っ越し費用が値引きされていることが多いです。一般的に閑散期は6月や11月、2月ですが、会社によって多少違いがあります。ちなみに繁忙期は3~4月、9月で、進学や就職のために引っ越しをする人が多い期間であったり、夏休み中に引っ越しを済ませる人が多いです。
荷物を減らす
上記でも紹介したように荷物を減らすことで引っ越し費用を抑えることができます。そのため、必要ない物は引っ越しをするときに処分しましょう。不必要な物を処分することは引っ越し費用を抑えることができるだけではなく、引っ越し先が荷物であふれてしまうことも防ぎます。また、自身で運ぶことができる荷物は自身で運ぶようにすることも費用を抑えることが可能です。大型家電だけを引っ越し業者に頼むことで、大幅に引っ越し費用を抑えることができます。
まとめ
引っ越しをするのであれば手順を把握しておくことをおすすめします。引っ越しの手順が分からなくても引っ越しをすることは可能ですが、慌ててしまったり、トラブルが起きてしまいやすくなります。落ち着いて引っ越しをするためにも手順を頭に入れておきましょう。