庭をおしゃれにライトアップしてみてはいかがでしょうか。せっかく庭を作ったもののうまく活かすことができていない人やライトアップしたいと考えている人におすすめの内容にまとめています。
庭をライトアップするのにおすすめのライト
庭をライトアップすることになれば、ライトを用意しなければなりません。しかし、ライトといってもさまざまな種類が販売されているため、どのようなライトであれば、庭のライトアップがうまくできるのか分からないことも多いです。最低でも野外で使用することができるライトを選ばなければ、故障の原因となってしまいます。次に、庭をライトアップするときにおすすめのライトを紹介します。
フットライト
庭をライトアップするのであれば、フットライトがおすすめです。フットライトは庭など野外で使用する物もありますが、屋内で使用するタイプもあるため、間違って購入しないようにしましょう。フットライトは足元を照らすライトであるため、踏み石の付近や車庫から玄関までの道のりに取り付けることをおすすめします。そうすることで足元を照らしつつ、庭をある程度ライトアップすることができます。
また、照らす角度を調整することができるライトであれば、樹木の足元に設置し、夜間でも樹木が見えるようにライトアップしましょう。
センサーライト
センサーライトは人の気配を察知して自動で点灯して、設定時間内に点灯すれば自然と消灯する仕組みになっているライトのことです。そのため、上記で紹介した車庫から玄関までの道のりはセンサーライトがおすすめです。
太陽充電のライト
屋外で使用することができる太陽光で充電できるライトがあることを知っているでしょうか。日中は太陽光で充電して、夜間になると充電した電力で点灯する仕組みになっています。電気代が必要にならないことや操作などしなくても暗くなれば自動で点灯してくれるため、非常に便利です。しかし、曇りや雨の日が続いてしまうと思うように充電することができず、夜間でも点灯しなくなるデメリットがあります。
ただし、配線と接続しているタイプであれば、充電できていなくてもスイッチで点灯させることが可能です。配線と接続しなくても使用することができるライトであれば、地面に突き刺して設置するだけであるため、工賃など必要なく、庭をライトアップすることが可能です。
時間設定式のライト
庭をライトアップするためのライトは常に点灯させる必要がなく、夕方から夜間にかけてアップしたり、就寝する前には消灯することもあります。そのため、毎回決められた時間に点灯するためにスイッチ操作をすることは手間に感じてしまったり、忘れてしまうこともあります。場合によってはスイッチ操作することが面倒になり、最終的に庭をライトアップしなくなってしまう原因にもなります。そのような時には時間設定ができるライトを取り入れてみてはいかがでしょうか。
決められた時間を設定することで点灯したり消灯することができるため、手間がかかりません。
ポール型ライト
ポール型のライトは少し高さのあるライトであり、庭をライトアップしつつ庭全体を明るくすることができます。フットライトの代わりに設置することでより安全に車庫から玄関までたどり着くことも可能になります。
庭をおしゃれにライトアップするコツ
庭をライトアップすることで明るくなるだけではなく、おしゃれになったり、幻想的な景色に仕上げることができます。また、昼間見る庭とは違う雰囲気を楽しむことが可能になります。しかし、うまくライトアップしなければ幻想的な庭にならなかったり、夜の庭を魅力的に見せることもできません。次に、庭をおしゃれにライトアップするためのコツを紹介します。
複数の種類のライトを取り入れる
庭のライトアップをうまくするコツは複数の種類のライトを取り入れることです。どうしても1種類だけのライトでは、幻想的な雰囲気を演出することができず、地味な感じがアピールされてしまいがちです。庭の各所にライトを設置しても同じ結果になりやすいです。例えば、庭の通路にフットライトを各所に取り入れるだけではなく、庭木の下にもライトを取り入れたりしましょう。ライトの種類によって照らし方が違うため、単純なライトアップにはなりにくいです。
光の強弱をつける
光の強弱をつけることでライトアップにアクセントをつけることができます。より見せたい部分のライトは強くして、幻想的に見せたい部分では柔らかい光に調整するようにしましょう。そのためには電球を交換したり、光の強さを調整できるライトを取り入れる必要があります。また、ライトの角度にこだわることも大切です。下から上にライトを当てる時と上から下に光を当てるときでは見え方が大きく違います。
そのため、庭にライトを設置する前にさまざまな角度や方向からライトを当ててみてどのように見えるか確認しましょう。
庭をライトアップするときの注意点
庭をライトアップするのであれば、注意しなければならないこともあります。基本的に後から配置を変えることは難しく、手間や費用が必要になってしまうので、できるだけ庭をライトアップするときの計画にミスや見落としがないようにしましょう。次に、庭をライトアップするときの注意点を紹介します。
野外用のライトを使う
基本的なことですが、庭をライトアップするときにはライトが必要になり、野外用のライトを購入しなければなりません。野外に適応していないライトを使用してしまうと故障の原因になってしまいます。業者にライトアップのための工事を依頼する場合はライトも業者が選んでくれたり、野外用のライトを紹介してくれるため、間違っても屋内用のライトを庭に設置することはありません。
しかし、自身で庭のライトアップ用のライトを購入するときや設置する場合は間違ってしまうこともあるため、よく確認してライトを選びましょう。
電気代や工事費用が必要になる
庭をライトアップするには電気代や工事費用が必要になります。そのため、予算を決めたり、相場を把握しておかないと痛い出費になってしまいます。取り付けるライトの種類や大きさによって多少費用に違いが出ますが、1個取り付けると5,000～10,000円が相場となっています。したがって庭をライトアップするときにいくつのライトを使用するのかを決めるようにしましょう。ちなみに後付けする場合はすでに配線などの作業ができているため、少し安く取り付けることができます。
業者に依頼することが無難
コンセントに接続するだけのライトやバッテリー式やソーラー式であれば、知識なくライトを設置することができますが、それ以外のライトの場合は業者に依頼することが無難です。場合によっては、ライトを設置するときに電気工事をしなければなりません。電気工事は資格が必要になるため、素人では取り付けることができません。
植物に悪影響がでる可能性もある
庭をライトアップすることで華やかさをだすことができますが、樹木に悪影響を与えてしまう可能性があることを知っているでしょうか。最近ではLEDライトが主流になっているため、以前の白熱灯のように熱を帯びてしまうことがないため、熱さという意味ではあまり植物に影響がないのではないでしょうか。しかし、人間にも言えることですが、夜の時間帯は植物にとっても大切な時間です。
庭をライトアップすると人工的な光で樹木を照らしてしまうため、成長を阻害してしまう可能性があります。したがって開花や芽吹き、紅葉などのタイミングが乱れてしまう可能性も考えられます。
まとめ
庭をライトアップするのであれば、ライトの選び方や配置場所も考えなければなりません。ライトアップすれば昼間とは違う雰囲気の庭を堪能することができるため、自慢の庭をより魅力的に演出したいのであれば、ライトアップを検討しましょう。
