「自宅のリフォームをしたいけど、そのために引っ越しするのはちょっと・・・」
と思うことはありませんか。
大掛かりな工事の場合は難しいこともありますが、リフォームの内容によっては家に住みながらでも可能なものも多いです。
今回は「リフォームを住みながら行うにはどうするのか?」というテーマについてまとめてみました。
引っ越し不要のリフォームで住みながら賢くおうちをキレイにしていきましょう。
リフォームは住みながらがお得!
自宅のリフォームを住みながら行う場合、引っ越しを伴わないことで実は大きなメリットが存在します。
細かく見ていくといろいろとメリットがあるのですが、ここでは特に生活している人がお得♪と感じるポイントを3つご紹介していきます。
リフォームは住みながらがお得!~引っ越し費用が不要~
リフォームを住みながら行う最大のメリットともいえるのが費用面。
リフォーム期間中に生活するための部屋を借りるとなると、ホテルの部屋を借りたり貸倉庫を借りたりととてもお金がかかります。
更に家の中の荷物を運び出すために引っ越し業者に依頼するとなるとかなりの金額です。
リフォームを住みながら行えば、この費用が浮くだけでなく、浮いた費用を更にリフォーム代に回すことも可能です。
リフォームは住みながらがお得!~細かい希望を伝えやすい~
「あ、ここの照明も交換しておけばよかった!」
「ここにコンセントを追加したいの言い忘れていた」
リフォームが終わってから思い出しても、追加工事となるとさらに費用が発生してしまいます。
しかし、リフォームを住みながら行ってもらえばパッと思いついたことをその場で職人さんに相談できるのでとっても便利。
出来るかできないかは別として気になったことをその場で相談してみると、良い解決策が見つかるかもしれませんよ。
リフォームは住みながらがお得!~作業の進捗が良くわかる~
リフォーム期間中に部屋を借りてそちらで生活するとなると、工事の進行状況をちょこちょこ見に来るのは難しいですね。
しかし、リフォームを住みながら行ってもらえば、一日の作業の状況がすぐにわかります。
家に帰ってきてから確認して「なんか違うな」と思ったことも翌日に相談することが出来るので、施工トラブルも回避可能。
自分の家がきれいになっていく姿を見ているのってなんだか楽しそうですね。
リフォームを住みながら行う場合の注意点
リフォームを住みながら行うということはもちろんメリットばかりではありません。
自分の家とはいってもリフォームを住みながら行う場合には十分注意が必要です。
最後にリフォームを住みながら行う場合に気をつけたいことについて確認していきましょう。
リフォームを住みながら行う場合は職人さんにしっかり気を遣おう
リフォームを住みながらやってもらう場合、家の中にいろいろな人が出入りすることになります。
昨日と今日とでは違う職人さんが来たり。
時には何人もの職人さんが家の中で作業をしてくれていたり。
ちょっとゆっくりしたい時にも職人さんの目があると「リラックス出来ない」と思ってしまうかもしれません。
食事や外出のタイミングも職人さんに一声変えて。
リフォームを住みながら行う場合は作業中に人を呼ぶこともなるべく避けましょう。
リフォームを住みながら行うならホコリは我慢
リフォームをする際には壁を壊したり木を削ったり様々な作業を行います。
人が住んでいるからホコリをたてないように・・・というわけにはいきません。
もちろん職人さんはビニールシートなどを使ってしっかり養生をしてくれてはいますが、作業中の汚れやほこりは避けられません。
リフォームを住みながら行う場合、ホコリや空気の汚れは我慢です。
アレルギーがある方など、気になる方は作業中は外出することをおすすめします。
リフォームを住みながら行う場合は家具の置き場にも注意
リフォームを住みながら行う場合には、今まで使っていた家具を一時的にどかす必要が出てきますね。
部屋のリフォームを住みながら行うなら部屋にある荷物を一度外へ出すこともあるでしょう。
一度出した荷物をどこに置くか、ということは大事な問題です。
どこに置くか、をしっかり考えて、荷物の量によっては実家に預けたり一時的に倉庫を借りるなどの手段も考えましょう。
リフォームを住みながら行うと少し長くなることがある
家の中をリフォームするにあたり、中で生活している人がいるとどうしても作業に支障が出てくる場合があるようです。
お風呂やキッチンなどのリフォームは住みながらでもそれほど時間的な変更はありませんが、居室部分のリフォームとなると話は別です。
作業の都合上、家の中にいる人のことを考えて騒音対策やホコリの対策など、少し慎重になる部分も出てきます。
そのため、予定よりも少し工期が長くなったり、費用が少し高くなることも出てきます。
作業の進行状況を確認しながら一時的に家を空けてあげることも住みながらのリフォームには必要なことですね。
リフォームを住みながらやるならここを直そう!
リフォームを住みながら行ってもらうことで、残念ながら多少の不便を感じることが出てきます。
それがクリアできたとしても、家の中で生活しながらではできないリフォームというものもあるわけです。
では家のどこの部分のリフォームだったら住みながら行うことが可能なのでしょうか。
ここで住みながら行えるリフォームで特におすすめな場所を3つご紹介していきます。
①外壁リフォームは住みながらできる!
家の外壁の補修と塗り直しを行う外壁リフォーム。
外壁リフォームは基本的に家の中で人が生活していても問題はありません。
工事の期間中、外に洗濯物が干せなかったり車の出し入れに多少の不便を感じることがあるかもしれませんが、それ以外は普段とあまり変わりありません。
期間はだいたい7~10日程度。
この期間だけ日差しや洗濯物の干し場を我慢すれば、リフォームを住みながら行ってもらうことは100%可能です。
②キッチンのリフォームは住みながらできる!
キッチンや洗面所など水回りのリフォームを行う場合、「家を空けないとまずいんじゃないの?」と思うかもしれません。
もちろんリフォームを行っている期間は料理をすることはできませんが、住みながらのリフォームは十分可能です。
キッチンの場所を移動するリフォームとなると少し話は変わってきますが、システムキッチンの入れ替えだけだったら問題なし。
期間も2~3日でできますので、その間はお弁当を買ったり外食で済ませるなどで対応しましょう。
場合によっては冷蔵庫も一時的に使いにくくなることもあるかもしれませんが、事前に業者と相談して少し位置を変えてもらうなどの対応をしておけばOK。
こちらのリフォームも住みながら行ってもらうことは問題なしです。
③お風呂やトイレのリフォームも住みながらできる!
キッチン同様、お風呂やトイレなどの水回りのリフォームも住みながら行ってもらうことが出来ます。
トイレは作業の内容にもよりますが1~3日あれば工事が可能。
工事を行っていない夜の間は使えるようにしてくれますので、1階のトイレの工事中は2階のトイレを使うなどで対応していきましょう。
お風呂の場合もユニットバスの入れ替えなら3日程度でリフォーム可能です。
お風呂はトイレとは違って工事が完了するまで使えるようにはできないので、リフォーム期間中は近くのスーパー銭湯を利用するなどで対応しましょう。
冬の間だとどうしてもお風呂上りの寒さが気になってしまうでしょうから、できればお風呂のリフォームは春や夏などがおすすめ。
費用が掛かっても問題なければ、工事期間中だけ仮設シャワーを借りることもできます。
それなら更に自分の家で住みながら快適にリフォームしてもらえますね。
まとめ
いかがでしたか。
リフォームを住みながら行ってもらうことで費用面を抑えることが出来るだけでなく、ちょっとした不便も解消できるようです。
作業の音やほこりなどが気になる方にはおすすめできませんが、住みながらのリフォームはとってもおすすめ。
家族みんなの同意が得られるのであれば、ぜひリフォームは住みながら行ってみてはいかがでしょうか。