毎日いろいろな作業をするキッチンで「ここがちょっと使いにくいかも」と感じるところはありませんか？
リフォームでキッチンをキレイにするなら、やっぱり気になるのはキッチンの使い勝手ですよね。
今回はリフォームでキッチンを使いやすくするためのおすすめポイントについてまとめてみました。
キッチンをリフォームするときに注意したいポイント、使いやすいおすすめのキッチンの形なども御紹介していきます。
もっとお料理が楽しくなるキッチンをつくるために、一緒にいろいろ考えていきましょう！
リフォームでキッチンの使い勝手UP!おすすめのチェックポイント
「棚が使いにくくて上手にものがしまえない」
「冷蔵庫の位置を変えたいけど今のキッチンだとうまく移動できない」
などリフォームでキッチンの使い勝手を良くしたい、と思っている方も多いはず。
まずは、「キッチンをリフォームでするなら絶対にここは抑えてほしい！」というおすすめのポイントを4つ見ていきたいと思います。
リフォームのキッチン①動線の見直しはおすすめ
キッチンでの作業は料理をすることだけではありません。
冷蔵庫の出し入れ。
食器の出し入れ。
洗い物。
調理。
料理を運ぶ。
などなどいろいろな作業がキッチンの中で行われています。
この動作のすべてがつながっているので、冷蔵庫と調理台、コンロ、棚の連携がうまくとれていないと毎日毎日少しずつ無駄な動きが増えていきます。
キッチンをリフォームする際にはこのムダを省くために作業導線の見直しを行うことがおすすめです。
それぞれの位置は近すぎても遠すぎても使い勝手が悪くなります。
メインで料理や片づけをする人の身長や手の長さなどを意識して距離を考えてみましょう。
リフォームのキッチン②通路幅の見直しもおすすめ
キッチンの周りの通路の幅は導線の見直しとともにおすすめの改善ポイントです。
アパートなどの小さめのキッチンの場合、大人二人でキッチンで作業をするのはスペースの都合上とても難しいです。
なぜならアパートなどのキッチンは作業スペースの小ささもありますが、キッチン内の通路が狭く、大人二人がすれ違うのは厳しいです。
大人二人でキッチンを使うことを想定するならば、リフォームでキッチンの通路の幅を1ｍ以上にするのがおすすめ。
身体が小さい人ならば80～90cm程度でも無理なくすれ違うことも可能です。
ご夫婦やパートナーの身体のサイズも考えながら、リフォームでキッチンの通路の幅も見直してみましょう。
リフォームのキッチン③高さの見直しもおすすめ
30代・40代の頃に建てたおうちのキッチンの高さは60代・70代になると高く感じるかもしれません。
年齢とともに身長が少し縮んだり腰が曲がったりしてくるので、
・作業スペースが高く感じる
・高いところのものがとりにくくなる
などの不便を感じることもあるでしょう。
特に年齢が上がってからのリフォームでキッチンの見直しをするならば、高さの見直しはとてもおすすめ。
キッチンの高さは80～95cmまで5cmごとに決まっていますが、建売の場合だと多くが85cmタイプになっているようです。
キッチンの高さは「身長(cm)÷2+5cm」がおすすめの使いやすさと言われています。
背が少し低くなったならば、キッチンのリフォームで高さも少し低くして収納棚の場所も少し低い位置に変更した方が使いやすく安全です。
リフォームのキッチン④調理家電の見直しもおすすめ
キッチンのリフォームをする際には、同時に調理家電の見直しをしてみることをおすすめします。
例えば
・ガスコンロからIHに切り替える
・食洗器を小さいサイズのものにする
・あまり使わなくなった調理家電を処分する
などキッチンのリフォームの時にできることはいろいろあります。
家族の人数が変化したり、生活様式が変わったり。
リフォームのタイミングは生活が大きく変わるタイミングと考えて、これからの生活におすすめの家電を取り入れたリフォームを考えてみましょう。
リフォームするならこんなキッチン～おすすめ4タイプ～
システムキッチンにもいろいろな形がありますが、使う人によっては合う・合わないがあるようです。
せっかくリフォームして素敵なキッチンを手に入れても、自分の使い方に合わなかったらやっぱり不便なキッチンになってしまいます。
ここで「こんな方にはこのキッチンがおすすめ！」というキッチンの形を3つご紹介していきます。
忙しくてゆっくり料理をする時間がない方も。
家族で楽しく料理をしたい方も。
このキッチンにリフォームすればもっと料理が楽しくておいしいお料理が作れちゃうかもしれませんよ！
効率重視タイプのリフォームはU型キッチンがおすすめ
「料理にはあまり時間をかけたくない。」
「とにかく手際よく料理がしたい。」
料理は手際良く・効率良くやっていきたいという方におすすめなのがU型キッチン。
シンクやコンロ・調理機器・食器棚などをU字型に配置してあるU型キッチン。
コンパクトな動線で省スペースで効率的に作業できるので、てきぱきと作業したいという方には超オススメのキッチンです。
リフォームでキッチンをすっきりさせたい方にもおすすめです。
料理好きタイプのリフォームはアイランド型キッチンがおすすめ
「夫婦で一緒に料理を楽しみたい。」
「子供と一緒にいろいろな料理を作りたい。」
お料理が趣味という方やじっくり料理を楽しみたい方にもアイランド型キッチンはおすすめです。
壁にキッチンを設置せず、島のようにキッチンの周りをぐるりと歩き回れる形のアイランド型キッチン。
キッチンのあちこちで作業が出来るので大人数での作業も可能。
リビングやダイニングへの移動も楽なので料理や食器を運ぶのにもとっても便利です
キッチン自体の幅がとても広くなってしまうことがデメリットともいえますが、リフォームでキッチンが広くなれば料理ももっと楽しくなるはず。
リフォームしたキッチンで自分のおすすめ料理をもっとたくさん作ってみましょう。
食器好きタイプのリフォームはペニンシュラ型キッチンがおすすめ
「調味料を集めるのが趣味」
「料理や季節で食器をいろいろ使い分けたい」
料理も好きだけど料理に使ういろいろな物を買い揃えるのも好きという方にはペニンシュラ型のキッチンがおすすめです。
ペニンシュラ型のキッチンは、ダイニングとの対面キッチンで使われるレイアウト。
システムキッチンの背中側には食器棚やパントリーを設置することも可能なのでアイデア次第でいろいろな物が収納できます。
オープン型なので、広々した空間で家族とおしゃべりしながらお料理もできます。
リフォームでキッチンをきれいにしたら、おすすめの食器や調味料を使っていろいろなお料理をみんなに食べてもらいましょう。
収納好きタイプのリフォームはL型キッチンがおすすめ
「調理器具は使いやすくまとめたい」
「調理家電をうまくキッチンに配置したい」
キッチンを広く使って効率よく作業をしたいという方におすすめなのがL型キッチン。
L型の一片をオープンにしてもう一方を壁面に設置することも、全面を壁面側に向けて設置することも可能。
シンクとコンロ部分がL字型に配置されたレイアウトのキッチンで、お好みでキッチンの向きを変えて配置できるのも特徴のひとつです。
L型の角の部分にはキッチン家電がたくさん置けるし、壁面をうまく使えば吊り下げ収納をたくさん作ることも可能です。
リフォームでキッチンスペースを広く有効活用したい人にもおすすめです。
最後に～リフォームでキッチンをおすすめの場所に変えよう～
使いにくさを感じて料理が苦手になっていた人も。
リフォームでキッチンを変えたら料理を楽しみたいと思っている人も。
キッチンをリフォームすることで、キッチンの使い勝手が良くなればきっと今までよりも料理が楽しい時間に変わるはず。
リフォームでキッチンは家の中でおすすめの場所に生まれ変われます。
みなさんのキッチンに対する不便・不満をリフォームでおすすめに変化させてみませんか。
